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2020.02.06
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2度目の自己破産はできる?

自己破産の免責許可というものは、前回の免責決定から7年経過していない場合、認められないことになっています。

2度目の自己破産はできる?

しかし、絶対に免責決定が出ないか?と聞かれたら、そういうわけでもありません。自己破産には、裁判官が破産者の事情を考慮したうえで免責決定をする「裁量免責」という規定があるので、絶対に免責決定が出ないというわけではありません。

2度目の自己破産における注意点

絶対に免責決定が出ないというわけではありませんが、必ず出るといったものではありません。2度目の自己破産には、1回目以上に破産するに至った事情が重視されることになります。

たとえば、1度目の自己破産時に免責不許可事由(詳細は「自己破産で借金がなくならないことってあるの?」)があり、2度目の自己破産においても免責不許可事由がある場合、免責決定が出ない可能性が高くなってしまいます。

逆に、どちらか一方のみに免責不許可事由があるという場合は、免責決定が出る可能性が高くなります。

免責決定が出なかったらどうなってしまうの?

裁量免責によっても免責決定がでなかった場合、破産者の債務は確定することになり、そこから10年間は時効によって失効することもなくなります。

これはつまり、債権者に請求をされ続けても、そこから10年間は免れることすらできないということです。これだけを聞くと精神的にかなりの苦痛を強いられることになりそうですが、実際にはそんなことをされることはほとんどありません。

というのも、自己破産という手続きは、破産手続き開始の申し立てと、免責許可の申し立てという2つの手続きから成り立っています。

仮に免責が不許可となっていても、破産手続きの開始決定が出ている事実は債権者に通知がいくことになります。破産手続きが開始されたということは、破産者に返済していく資力がないと証明されたようなものです。

よって、仮に免責が不許可とされた場合であっても、回収できない相手に対して請求をし続けることに意味はありませんので、債権者側も何もしてこないといったことがほとんどです。

2度目の自己破産は専門家に依頼しよう

個人で行う自己破産手続きというのは、決して簡単なものではありません。それが2度目ともなれば、裁判所側には1度目以上に精査されることになりますし、申立書も内容のしっかりとしたものを作成しなければなりません。

やはり、専門家がついているといないとでは、申立書の内容や裁判所側が受ける印象もかなり違ってきますので、2度目の自己破産を検討している場合は、専門家に依頼するようにしましょう。いくら債権者側がなにもしてこない可能性があるとはいえ、免責決定は出たほうがいいに決まっています。

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