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パチンコが原因の借金はどう解決する?リスクと打開策を解説

澁谷 望
監修者:弁護士法人・響 弁護士
澁谷 望
  • 所属弁護士会:第二東京弁護士会 第54634号
  • 出身地:熊本県
  • 出身大学・大学院:関西大学法学部 同志社大学法科大学院
  • 保有資格:弁護士・行政書士
  • コメント:理想の弁護士像は、「弱い人、困った人の味方」と思ってもらえるような弁護士です。 そのためには、ご依頼者様と同じ目線に立たなければならないと思います。そのために日々謙虚に、精進していきたいと考えています。
  • 弁護士法人・響HPの詳細プロフィール

パチンコで借金が大変なことに……解決したい
このまま借金生活を続けるとどうなっちゃうの?

パチンコが原因の借金を繰り返すと、ギャンブル依存症の危険が高くなります。
ギャンブルのために借金を重ねると生活が破綻しかねないので、何かしらの対処を考えた方が良いです。

この記事では、パチンコでしてしまった借金に対して自分で出来る対処法をご説明するとともに、借金問題を根本から解決する方法についても詳しくお伝えしていきます。

ギャンブル依存症を克服するための相談先も紹介しますので、この機会に確認しておきましょう。

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パチンコやギャンブルのために借金するとどうなる?

ギャンブル的要素が強いとされるパチンコなどが原因の借金は、生活に大きな支障をきたすリスクが高いです。
ここではその理由を説明していきます。

依存症になる危険が高まる

ギャンブル依存症とは、ギャンブルにはまって日常生活や社会生活に支障が生じ、治療が必要になる状態を言います。
借金してまでパチンコに通っているようであれば、依存症の可能性があります

アメリカ精神医学会が発表したDSM-5(精神障害の診断基準集)によると次のような状態がきっかけでギャンブルに走ってしまったり、ギャンブルで問題をおこしてしまったりするとされています。

  1. ギャンブルで負けると取り戻したくなる
  2. さらに強い興奮を味わいたくなっている
  3. イライラやゆううつな状態をなんとか解消したい
  4. 賭けていると気分が落ち着く
  5. ギャンブルのことがいつも頭から離れない
  6. 適度に加減ができない
  7. ギャンブルに関して嘘をついてしまう
  8. 大切な人間関係にトラブルが生じそう
  9. ギャンブルが原因の借金をしている

上記のうち、4つ以上該当していればギャンブル障害と診断される可能性があります。

借金で生活が破綻する恐れがある

パチンコが原因の借金は、やめられないと生活が破綻する恐れがあります。
収入の範囲内で生活できないという経済的な破綻だけでなく、借金が配偶者に知られて夫婦関係に亀裂が入る、友人から借りたお金を返せずに信用を失う、といった人間関係上の破綻もあり得るのです。

借金には利息がかかります。
利息によって借金が増えれば返済負担が重くなりますし、借金で借金を返す自転車操業の多重債務に陥れば、返済の目処を立てられず、完済が難しくなります。

返済に行き詰まって滞納すれば、最終的に金融業者から裁判を起こされ、給料や預貯金などの財産を没収される危険性も否定できません

このようにパチンコの借金は様々なリスクをはらんでいるので、早めの対処が必要です。

パチンコやギャンブルが原因の借金にできる対処法

パチンコやギャンブルが原因の借金生活にピリオドを打つには、ギャンブル依存症も想定した的確な対処が必要です。 ここでは具体的な対処法を2つご紹介します。

貸付自粛制度を活用する

貸付自粛制度とは、ギャンブル依存症などで生活への支障を懸念して借金を増やしたくない場合に利用できる制度で、うっかり借金しようとしても借入を防げる可能性があります。

本人の申告で利用きる仕組で、日本貸金業協会、または全国銀行個人信用情報センターに自ら申請すれば、信用情報機関に貸付自粛情報が登録されます。

消費者金融、クレジットカード会社、銀行は、新規融資の際にいずれかの信用情報機関を参照します。 融資の申込みを行った者が事前に貸付自粛情報を登録していれば、その情報も支払い能力の判断材料として審査されることになるわけです

信用情報機関とは

個人の支払い能力を判断するために年収や借金履歴などを登録している機関のことです。 日本信用情報機構、シーアイシー、全国銀行個人信用情報センターの3種類があります。

ただし貸付自粛制度には強制力はなく、家族による申請も基本的に認められていません。 また、申請が受理された日から3ヵ月が経過すれば撤回も可能です。

貸付自粛制度は、ギャンブル依存症の自覚があり、
これ以上借金を増やしたくない、自ら制限をかけたい
といった場合に便利な制度と言えるでしょう。

債務整理を検討する

貸付自粛制度には借金を防ぐ強制力がなく、本人が申請を撤回することも可能なものなので、できることに限界があるかもしれません。

  • 「貸付自粛制度」では借金をやめられる自信がない
  • パチンコの欲望を制御できる自信がない
  • パチンコの借金問題を根本から解決したい

といった場合は、債務整理を検討しましょう。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産の3種類があります。
このままでは借金返済の見込みが立たない場合に向いている制度で、合法的に借金の減額や免除を行います。

債務整理の相談先

  • 法テラス
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 弁護士、司法書士事務所
  • このように頼れる相談先はいくつかありますが、法テラスと日本クレジットカウンセリング協会は審査の手間がかかる、対応できる作業範囲が限られているなどの条件が伴います。

    弁護士、司法書士事務所のような専門家に債務整理を依頼すればスピーディーに手続きを進めてもらえますし、依頼から数日以内に金融業者からの督促もストップするので効率的です。

    パチンコの借金をすぐにでも解決したい場合は、専門家を頼ると良いでしょう。

    パチンコなどで重ねた借金は債務整理で解決できる

    パチンコなどの借金を根本的に解決できる債務整理とはどのようなものなのでしょうか。 中には、ギャンブルの借金に適さない手続きもありますので、ここで詳しくおさえておきましょう。

    任意整理

    任意整理は裁判所を通さずに金融業者と直接交渉して、利息と遅延損害金のカット、残った元本を3年~5年(36回~60回)の分割払いで完済する手続きです。
    パチンコなどのギャンブルが原因の借金でも利用できます

    あくまでも私的な交渉なので、法律の専門知識と交渉テクニックが重要になります
    弁護士のような専門家に依頼することで、和解に向けてスムーズに進めることができるでしょう。

    任意整理が向いているケース
    パチンコなどギャンブルが原因の借金返済が苦しい、利息や遅延損害金をカットすれば返済を続けることができる、という場合に向いています。

    個人再生

    個人再生は裁判所に申し立てて、借金を5分の1程度に減額する手続きで、減額後の借金を3年~5年の分割払いで完済します。
    任意整理と同じく、パチンコなどギャンブルが原因の借金でも利用できます

    準備する書類が多く手続きも複雑なので、専門家に相談しながら進める方が格段に早いです。

    個人再生が向いているケース
    パチンコなどギャンブルで重ねた借金を完済できそうにない、借金を大幅に減額すれば返済し続けられる安定収入がある、という場合に向いています。

    自己破産

    自己破産は裁判所に申し立てて、一定の価値ある財産が没収される代わりに、免責(借金の返済義務を免れること)によって支払いが免除される手続きです。

    ギャンブルが原因の借金は免責不許可事由(免責が認められない理由)に該当するため、基本的にパチンコが原因の借金は利用できません

    ただし自己破産には多重債務者の救済という目的もありますので、状況次第では、裁判官の判断でギャンブルが原因でも借金返済が免除されること(裁量免責)もあります。

    裁量免責になるかどうかを自分で判断するのは難しいので、専門家に相談しましょう

    自己破産が向いているケース
    専門家に相談して裁量免責の可能性がある場合や、めぼしい財産がない(または財産よりも借金の方が多い)、という場合に向いています。

    おまとめローンの利用には注意

    おまとめローンとは複数の借金を一本化するサービスの名称です。 借金をまとめることで金利を減らせる可能性がありますし、借金額や返済日の管理もしやすくなります。

    ただし借金自体の減額はなく、完済まで長期化すれば、利息によって最終的な返済額が増える可能性もあります。 おまとめローンによって多重債務に陥ってしまうことも懸念されるところです。

    ギャンブル依存症の可能性がある借金の根本的な解決を考えると、おまとめローンは逆効果になる恐れがあることは念頭に置いておきましょう。

    パチンコやギャンブルの深刻な悩みはカウンセリングを

    ここまでパチンコなどギャンブルの借金問題を解決する方法をご説明してきましたが、
    パチンコをやめられない限り、また借金してしまいそう…
    と不安に思われる人もいるかもしれません。

    ギャンブル依存症は、自分の意思だけで克服するのは難しいと言われています。 病気になってパチンコやスロットを打つ体力がなくなった、などの強制的にできなくなるきっかけがない限り、再びギャンブルにはまってしまう懸念は少なくないでしょう。

    症状が心配なときは、次のような専門機関への相談を視野に入れて下さい。

  • 一般財団法人ギャンブル依存症予防回復センター
  • 精神保健福祉センター
  • ギャンブラーズアノニマス
  • 医療機関の精神科
  • これらは、厚労省や消費者庁のホームページでも紹介されている施設や組織です。

    このような専門機関に相談してカウンセリングや治療を受けることで、ギャンブル依存症から根本的に脱出できる可能性があります。

    借金の相談は債務整理の専門家にするのが良いのと同様に、深刻な依存症の相談はその道の専門家に相談する方が賢明です

    厚労省:公式HP 「依存症対策」
    消費者庁:公式HP 「ギャンブル等依存症でお困りの方へ」

    まとめ

    パチンコなどギャンブルが原因の借金はギャンブル依存症になる危険が高く、経済面だけでなく家庭崩壊のリスクもありますので、状況が悪化する前に対処しましょう。

    根本から借金問題を解決したい場合は、任意整理、個人再生、自己破産といった債務整理を考えると良いでしょう。

    どの債務整理が向いているかは状況によって変わりますが、専門家に相談することで最適なアドバイスを受けることができます

    債務整理でパチンコの借金問題は解決できても、ギャンブル依存症そのものの克服には、医療的な専門機関のケアが必要になるかもしれません。 その場合にも、一人で悩まず医療的な専門機関への相談を検討しましょう。

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