アイコン

リボ払い、なぜヤバイ?こんな人は向かない、4パターン

島村 海利
監修者:弁護士法人・響 弁護士
島村 海利
  • 弁護士会所属:第二東京弁護士会 第52828
  • 出身地:高知県
  • 出身大学:香川大学法学部卒 九州大学法科大学院卒
  • 保有資格:弁護士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP2級)
  • コメント:人に対する温かいまなざしを持ち、ご依頼者の話をよく聞き、ご依頼者様に寄り添える弁護士になれるよう日々努めています。
  • 弁護士法人・響HPの詳細プロフィール

リボ払いを利用すると損するって本当?
なぜリボ払いは"やばい"の?理由が知りたい!

「リボ払い」は、毎月の支払い額をあらかじめ設定できるクレジットカード払いの方法です。「支出の管理に便利」「月の返済負担が抑えられる」といった理由でクレジットカード会社に推奨されたり、ポイントキャンペーンに申し込んだりしてリボ払いを使い始めた方もいるでしょう。

しかし、リボ払いを利用する際は注意が必要です。「リボ払いはやばい」「リボ払いは借金地獄の始まり」といった口コミを見たり聞いたりしたことがある方もいるでしょう。こういわれる理由を知るには、まずリボ払いの仕組みやメリット・デメリットを正しく理解しなければなりません。

この記事では、リボ払いが「やばい」といわれる理由や返済の仕組み、残高が増えてしまった場合の解決方法について解説します。

【弁護士法人・響に依頼するメリット】

  • 最短即日!返済ストップ
  • 相談実績12万件以上!
  • 明瞭なご説明で費用への不安をゼロに
  • 相談は何度でも無料

リボ払いがやばい4つの理由

リボ払いは、利用者が損をする可能性が高い仕組みになっているといえます。まずは、「リボ払いはやばい」といわれる主な理由について、具体的にご説明します。

手数料が高い

リボ払いを利用すると、月々の返済額(使った金額)に対して高額な手数料が加算されます。手数料はほとんどのカード会社で年利15%が相場となっており、例えば30万円の商品を買って毎月1万円ずつ返済すると、約58,000円の手数料を支払うことになります。

つまり、一括購入したときよりこれだけ多くの手数料を支払わなければならないのです。

残高に対して返済額が低く設定されている

一般的にリボ払いによる返済方法は、残高に対して返済額が低く設定されているケースが多いです。高額な買い物をしたにもかかわらず返済額が少ないと、手数料が高いため月々の返済のほとんどが手数料の支払いに充てられてしまいます。

こうなると、毎月返済しても残高がなかなか減らず、いつまでも返済をすることになります。

危機的状況に気づきづらい

リボ払いでは、支払い残高が高額になっても支払い額は一定。そのため、「使いすぎている」という実感を持ちにくいのがデメリットです。月々の返済のほとんどが手数料の支払いに充てられていても、「しっかり返済できている」と勘違いしてしまいます。

その結果、自力での返済が難しくなるまで支払い残高が増えることも。「返しているのに残高が全然減らない」「借金地獄で生活の見通しが立たない」といった、"やばい状態"になりがちです。

無意識にリボ払いに設定している場合がある

一般的にカードの初期設定は一括払いです。
しかしカード会社によっては、キャンペーンや契約時の初期設定がリボ払いになっているものや、作成してみたらリボ専用カードだったということがあります。

後からリボ払いに気付くパターン

  • 利用明細書を確認して初めて知った
  • 会員サイトのWEB明細を見て気付いた
  • カード作成時の契約書類を見返して分かった
  • リボ払いは、気付かないままうっかり利用していることもあるので、注意が必要なのです。

    こうしたリスクを避けるためには、リボ払いの仕組みについておさえておくことが大事です。

    リボ払いのやばい仕組みとは

    リボ払いの仕組みには、注意を払っておいた方がいいことがあります。

    リボ払いの仕組み

    リボ払いはクレジットカードの返済方法の一つで、毎月の返済額に応じて、返済回数が変わってきます。

    【30万円の商品を元利定額リボ払いで購入(年率15%の場合)】

    毎月1万円返済=全38回払い
    毎月2万円返済=全17回払い
    毎月3万円返済=全11回払い

    返済額が小さいほど支払いが長期化し、新しい買い物で残高が加算されると完済の見通しが立ちにくくなります

    似ている仕組みに分割払いがあります。
    分割払いは、返済回数に応じて毎回の支払い額が変わります。

    【30万円の商品を分割払いで購入】

    5回=毎月の返済は6万円+手数料
    10回=毎月の返済は3万円+手数料

    分割払いは返済回数を決めているので、完済の見通しが立ちます

    手数料には注意が必要

    リボ払いの手数料は残高にかかるという点で、借金の利息と仕組みが類似しています。
    しかもリボ払いの年率は、消費者金融と同水準の15%が一般的です。

    50万円を元利定額のリボ払いを年率15%で利用した場合

    毎月の負担額2万円のケース

    返済総額 60万3,248円
    返済回数 31回
    返済手数料 10万3,248円

    毎月の負担額3万円のケース

    返済総額 56万4,195円
    返済回数 19回
    返済手数料 6万4,195円

    毎月の負担額を1万円増やすことで、トータルの返済手数料を3万9,053円減らせし、返済回数を12回(12ヵ月)減らせます。

    しかも、返済2万円の場合はトータルの手数料が10万3,248円と、元金50万円の約2割にまで膨らんでいて、手数料がネックになっていることが分かります。

    このようにリボ払いには、手数料がネックで返済が長期化しやすいというリスクがあることはおさえておきましょう

    リボ払いが向いていない人と便利に使うコツ

    リボ払いは正しく使えれば便利な側面がありますか、リボ払いに向いていない人もいるので注意が必要です。

    リボ払いが向いていない人

    リボ払いが向いていないのは次のような人です。

  • 計画的な買い物ができない人
  • 計画的な買い物ができず、浪費グセがある人はリボ払いに向きません。
    毎月の支払いで利用枠が空いてもすぐに使ってしまう恐れがあります。
    それではいつまで経っても残高が減りません。

  • 残高に対して返済額が少ない人
  • 残高に対して返済額が少ない人もリボ払いに向きません。
    元金が減らず、毎月手数料だけを払っているのと変わらないからです。
    この場合、完済までのロードマップが見えていないため返済が長期化します。

  • 定期的に残高の確認ができない人
  • 金銭管理ができないままリボ払いを利用すると、リスクを被りやすくなります。

    例えば「嫌な気持ちになるから残高を確認したくない」という人は要注意です。
    定期的に届く明細で残高を確認して、どの程度返済が進んでいるかを把握することが大事です

  • 頻繁にリボ払いをしている人
  • リボ払いを頻繁に利用すると、残高が減りません。
    「必要なときに計画的に利用する」「完済するまで新しい買い物はしない」など自制をできることが大事です

    リボ払いは適切に使えれば便利

    リボ払いを利用するときは次のような使い方を心がけるといいでしょう。

  • どうしても必要なときだけ利用する
  • できるだけ繰上げ返済を考える
  • 毎月の支払い額を増やす
  • 返済の見通しを立てて計画的に利用する
  • リボ払いを便利に使うには、自制をしながら計画的に使っていけるかどうかがポイントになると言えるでしょう。

    リボ払いで借金が膨らまないためにはどうすればいい?

    リボ払いで支払い残高を増やさないためには、どうすればいいのでしょうか。まずは、残高の総額を把握することから始めましょう。

    残高の総額を把握する

    リボ払いは、「支払い残高がいくらあるか」を把握しづらいです。毎月しっかり返済できていると思っていても、実際には支払い残高が相当たまっている可能性があります。そのため、事前に支払い残高を確認することでお金の使い過ぎを防げます。

    残高の詳細がわからない場合は、リボ払いを使っているカード会社の会員サイトやスマホアプリなどで確認できます。また、これらの残高確認の手続きについて不明点がある場合は、電話でも対応してもらえます。「詳細がわからないから」といって放置しないようにしましょう。

    支払い額における手数料の割合を把握する

    支払い額のうち手数料の占める割合が高いと、元本の支払いが少なくなって返済期間が長期化しがちです。そのリスクを減らすため、支払い額における手数料の割合を調べましょう。

    カード会社の会員サイトやスマホアプリから利用明細を取得すれば、手数料の割合を確認できます。もし確認方法がわからない場合は、使っているカード会社のコールセンターに聞いてみてください。

    リボ払いの利用頻度を抑える

    日常的にリボ払いを利用していると、気づかないうちに残高が増えてしまう可能性があります。そのため、普段の買い物ではリボ払いではなく、一括払いや短期の分割払いを使うようにしましょう。

    リボ払いで借金が膨らんでしまったらどうすればいい?

    リボ払いの利用で支払い残高が膨らんでしまった場合、どうすればよいのでしょうか。以下では、借金額を減らす有効な方法をご説明します。

    繰り上げ返済や一括返済に切り替える

    クレジットカードの支払い方法は、途中で変更可能な場合が多くあります。手数料が高いリボ払いで支払い残高の元本を減らせていない場合は、「繰り上げ返済」の利用や「一括返済」への切り替えを考えましょう。

    繰り上げ返済で返済額を増やす

    繰り上げ返済」とは、毎月の返済とは別に前倒しで借金を返済し、支払い手数料を軽減していく方法です。繰り上げ返済をすれば元本部分に充当される返済額が多くなるため、返済総額を抑えられるメリットがあります。

    繰り上げ返済は、毎月の支払い額を超える金額を問題なく支払える方に適した選択肢です。

    一括返済でまとめて支払う

    リボ払いの手数料の支払いを抑えたい方は、「一括返済」がおすすめです。一括返済なら、支払う手数料の総額を最も少なくできます。

    しかし、一括返済にはまとまったお金が必要です。残高が減るからといって無理をすると、他の支払いが滞り、かえって生活が苦くなるおそれもあるので注意しましょう。

    債務整理をする

    毎月の返済額を十分に確保できない方は、債務整理によって借金の完済を目指す手もあります。

    債務整理は借金の減額・免除を目指す法的手続きのこと。「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つがあります。数十万程度のリボ払いでの債務整理なら費用も比較的かからず、裁判所を通さずに手続きを行える任意整理が有効といえるでしょう。

    任意整理を利用すれば、貸金業者と直接交渉によって将来発生する利息のカットや返済月額の削減が期待できます。信用情報機関に事故情報が登録され、5年間程度はクレジットカードの作成や新しい借り入れができなくなりますが、「弁護士や司法書士に依頼すると督促を止められる」「家族などに知られずに借金問題を解決しやすい」といったメリットもあります。

    貸金業者との交渉をうまくまとめるのは難しく、手続きも複雑になりがちです。そのため、法律の専門家である弁護士や司法書士に相談したほうがスムーズに進みやすいといえるでしょう。任意整理にかかる費用が不安な場合は、後払いや分割払いで対応してもらえるケースも少なくありません。無料相談を行っている法律事務所も増えているので、まずは相談してみることをおすすめします。

    まとめ

    リボ払いでは月々の返済額に対して高額な手数料が加算されるため、返済額を低く設定しているといつまで経っても支払い残高が減りません。もし借金が膨らんで「やばい状態」になってしまったら、「繰り上げ返済」や「一括返済」で支払い残高を減らす対処が必要です。

    それでも借金を減らすことが難しければ、債務整理を検討してみましょう。法律の専門家である弁護士や司法書士などに任意整理を依頼すれば、将来利息のカットや返済月額の削減によって借金を減らし、無理のない返済計画を立てることも可能です。

    【弁護士法人・響に依頼するメリット】

    • 最短即日!返済ストップ
    • 相談実績12万件以上!
    • 明瞭なご説明で費用への不安をゼロに
    • 相談は何度でも無料
    関連記事