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2020.02.06
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過払い金請求したいが、貸金業者が破産手続き中

(甲府市|50代|男性|自営業)

今から20年ほど前なのですが、貸金業者から借金していた時期がありました。この借金は数年前に完済し、現在は借金と縁のない生活を送っています。

今回、ご相談したい内容というのが過払い金についてです。自分なりに色々調べてみたところ、当時の借金は高利で返済していたため、恐らく過払い金が発生しているはずです。

しかし、当の貸金業者はすでに破産手続きをしているようで請求が間に合うのか不明です。

こういった場合、過払い請求は諦めなければならないのでしょうか?

こんなことになるなら他の貸金業者から借金をしておけばよかったと落ち込んでいます。なにか良い方法があれば教えてください。

相談に対する回答

確かに、20年ほど前からの借入であれば過払い金が発生している可能性は高いです。しかし、請求先の貸金業者がすでに破産手続きに入っているとのことですね。

一見、過払い請求は諦めなければならないように見えますが、破産手続きがすべて終了していない段階なら過払い請求は間に合います。

というのも、破産手続きの中で債権者(今回の場合は相談者様)に対して過払い金の配当が行われることがあるのです。返還金は過払い元金の数%になってしまいますが、まるで返還されないより気持ちも多少は報われるはずです。

ただし、「債権届出書」を提出していなければ1円も返還されないため注意してください。

破産手続き中なら過払い請求は間に合う

貸金業者が破産手続きに入っている場合、手続きの進行をスムーズにするために「破産管財人」と呼ばれる専門家(多くは弁護士)が裁判所から選任されています。

破産手続き中の貸金業者に過払い請求を行う場合は、この破産管財人に対して請求するのが原則です。貸金業者に直接請求しても、稀に郵便物が届かない可能性があるため注意しましょう。

過払い請求を受けた破産管財人は、過払い金を算出した引き直し計算書と、すべての取引履歴、そして白紙の債権届出書を送ってきます。

この債権届出書に過払い金額を書き込み提出すると、破産手続きに債権者として参加することになり、過払い金の一部が返還される可能性が出てきます。

債権届出書を提出しなかった場合

では、債権届出書を提出しなかった場合はどうなるのでしょう?

この場合は、債権者である資格を放棄したとみなされ、過払い金は1円も返還されません。

そして、そのまま破産手続きが終了すれば、貸金業者の存在自体が消滅してしまうため、二度と過払い請求ができなくなってしまうのです。こうなってからでは遅いため、破産手続きの最中に気付けた相談者様は、まだ過払い請求を諦める必要はありません。

どうしても手続きに自信がない場合は、専門家にサポートしてもらえば大丈夫です。今からでも十分間に合います。

この記事を読んで、あなたの悩みは解決しましたか?

債務整理にはたくさんの難しい言葉、知識が関わってきます。そのため、自分ひとりで何とかしようとしても、いたずらに時間が過ぎてしまいます。

一方で、借金トラブルの解決は「時間」が命です。長期化すると、その分、借入金に対する利息が積み上がってしまいます。

「自分のケースはどうしたらいいんだろう・・・」

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