アイコン

オリコに過払い金を請求できる?

澁谷 望
監修者:弁護士法人・響 弁護士
澁谷 望
  • 所属弁護士会:第二東京弁護士会 第54634号
  • 出身地:熊本県
  • 出身大学・大学院:関西大学法学部 同志社大学法科大学院
  • 保有資格:弁護士・行政書士
  • コメント:理想の弁護士像は、「弱い人、困った人の味方」と思ってもらえるような弁護士です。 そのためには、ご依頼者様と同じ目線に立たなければならないと思います。そのために日々謙虚に、精進していきたいと考えています。
  • 弁護士法人・響HPの詳細プロフィール

オリコの借入で過払い金は発生する!2010年前後に借入した人は要注意

オリコの借入で過払い金は発生するのか?発生する条件は?

オリコといえば、オリコカードなどを提供しているオリエントコーポレーション株式会社です。業界の大手であり、聞いたことがある、過去に借入したことがあるという方も多いのではないでしょうか?

では、このオリコから借入がある方に過払い金が発生することはあるのでしょうか?
また、発生する条件とはどのようになっているのでしょう?

まず、過払い金というのはどういった条件で発生するのかを知りましょう。

過払い金というのは、簡単にいえば過去と現在の上限利息の違いによって生じています。
過去、利息というのは高利に設定されていて、今とは大きな差があったのです。
そして、高利に設定されていたことにより払いすぎた利息が戻ってくることを過払い金といいます

では、オリコからの借入で過払い金が発生することはあるのでしょうか?

実はオリコは、2010年前後までいわゆるグレーゾーンと呼ばれる高利での貸し付け(29.2%)を行っていました。
現在は、法定利息の上限である15~20%に変更されていますが、たとえ一時期であっても高利であった時期があるということは、その間に払いすぎた利息が発生します。

よって、オリコから2010年以前に借入をしていたという方は、過払い金が発生している可能性があります
一方で、オリコから2010年以降に借入をし始めたという方に過払い金が発生することはほぼありません。

過払い金の発生は借入時期が重要となっているのです。

オリコカードの過払い金回収率|満額回収ができる場合も

オリコに過払い金返還請求すると回収率はいくらくらいなのか?

現在、オリコに限らず、過払い金の回収率は以前よりも高くなりました。
というのも、いわゆる過払い金返還請求ブームが起こったのは、初めて最高裁判所が過払い金の請求を認めた2008年以降です。

この直後はまだ過払い金自体の認知度が低かったため、いきなりブームが起こったわけではありませんが、業界最大手だった武富士が倒産した2010年前後はまさに過払い金ブームであり、多くの貸金業者が過払い金の返還に頭を抱えていました。

しかし現在は、過払い金ブームは収束し、過払い金返還請求自体の数が減っていることもあって、貸金業者の多くは経営基盤が安定してきており、過去と比較して回収率も高くなっているのです。

実は、過払い金には年5%の利息がついているのです。しかし、任意交渉の段階では過払い金利息まで返還してくれることは期待できません。
どうしても過払い金利息まで回収したい、いわゆる100%以上の回収がしたいという方は、裁判手続きを検討しなければならないと覚えておくと良いでしょう

オリコの過払い金返還請求を自分でする場合と弁護士や司法書士に依頼した場合の流れ

オリコの過払い金返還請求の流れを知りたい

では次に、オリコの過払い金返還請求の流れについてもご説明します。

こちらについては、オリコに限ったことではなく、一般的な流れは同様となります。
今回は、自身で過払い金返還請求をする場合の流れと、弁護士や司法書士に依頼した場合の流れについて見ていきましょう。

自身で過払い金返還請求する場合

まずは貸金業者から取引履歴を取得しなければなりません。過去から現在までの取引履歴を取得し、過払い金がいくらになるのか計算しなければならないのです(これを引き直し計算といいます)。

貸金業者に直接、いくら過払い金がありますか?と聞いても教えてくれることはほとんどないため、自身での引き直し計算は必須です。

過払い金額が確定したら、次は貸金業者に過払い金返還請求の意思表示をします。

通常、ここでは内容証明郵便を用いることが多いのですが、普通郵便で請求書を送っても問題はありません。
ただ、将来的に裁判といった手続きに発展する可能性がある場合は、証拠力の強い内容証明郵便を用いたほうが後々のためになります。

貸金業者に対して過払い金返還請求の意思を伝えたら、次は金額の交渉をすることになります。請求書を受け取った貸金業者は、社内でいくら返還するかを検討し、金額を提示します。

この金額で納得できれば和解成立となり、書面を交わした後、支払い予定日を待つだけです。
ここで納得ができないとなると、さらなる交渉をするか、裁判をするかといった選択肢が出てきます。

では、弁護士や司法書士に依頼した場合についてはどうでしょうか?

弁護士・司法書士に過払い金返還請求を依頼した場合

上記で説明した貸金業者からの取引履歴の取得、引き直し計算、請求書の送付は任せることができます。その後、貸金業者に提示された金額を弁護士や司法書士から伝えられ、納得できればそのまま弁護士や司法書士が和解契約の書面を交わしてくれます。

ただ、金額に合意できるかできないかは伝えましょう。

もし、金額に合意できなかった場合も、続きの交渉は弁護士や司法書士が行ってくれます。自身がわざわざ裁判所へと足を運ぶ必要はありません。手続きに必要な書類や交渉などは代理で弁護士や司法書士が行ってくれるため、自身の負担を軽減できます。

オリコの過払い金返還請求にかかる費用は?持ち出し0円で弁護士・司法書士に依頼できる?

過払い金返還請求にかかる費用はいくら?

では次に、過払い金返還請求にかかる費用についても見ていきましょう。
こちらも自身で行う場合と、弁護士や司法書士に依頼した場合とに分けて見ていきます。

過払い金返還請求を自身で行う場合

かかる費用は郵便切手代くらいです。裁判手続きを利用するとなれば、請求額に応じた収入印紙や決まった金額の郵便切手(多くの裁判所では6000円)となっていますが、それ以外にかかる費用はありません。

弁護士や司法書士に過払い金返還請求を依頼する場合

上記の費用の他に、当然報酬を支払わなければなりません。一般的な報酬の相場としては、回収した過払い金の15~20%程度です。

現在、弁護士や司法書士へ支払う報酬というのは、細かな規定が特に決められていません。弁護士や司法書士自身が自由に設定することができるため、依頼する事務所次第で金額が異なってきます。

とはいえ、大幅な金額の差があるケースは稀なので、回収した過払い金の15~20%程度と考えておくと良いでしょう。

また、弁護士や司法書士に支払う報酬にはいくつか種類があり、中には「着手金」と呼ばれるものがあります。
着手金とは、弁護士や司法書士が事件に着手した際に支払われるもので、成功失敗に関係なく、戻ってくることはありません。

しかし、過払い金返還請求の場合、着手金を取っていない事務所もあります。その場合、実際の支払いは回収した過払い金の中で行われることが多いです。

つまり、依頼するまでに費用がかかることはなく、回収した過払い金の中から費用が清算される可能性が高いということです。

過払い金について弁護士や司法書士に相談するときに知っておきたい2つのポイント

オリコの過払い金返還請求をするために良い弁護士・司法書士事務所を知りたい

では最後に、オリコに対して過払い金返還請求する場合、どういった弁護士・司法書士事務所に依頼すれば良いのでしょうか?大きく2つの条件を満たしていると良いといえます。

まず1つ目が、過払い金返還請求に力を入れている事務所であることです。
弁護士・司法書士事務所といっても数多くありますが、それぞれ得意としている分野が異なります。離婚問題を得意としている事務所があれば、交通事故問題に特化している弁護士事務所などもあるのです。

ただし、過払い金返還請求に特化しているからといって、必ずしも良い事務所とは限りません。

2つ目に、こちらの要望をしっかり聞いてくれるかどうかです。
過払い金返還請求には任意交渉による和解と、裁判提起後の和解、判決まで取得する場合といったように、選択肢が分かれてきます。これに応じて、金額や支払いまでの日数が変化します。

弁護士や司法書士の意見を聞く事は重要ですが、その意見を聞いた上でもこうして欲しいといった要望があれば必ず伝えることが重要です。

相談料を無料にしている弁護士や司法書士事務所もあるので、まずは無料相談を検討してみてはいかがでしょうか?

【弁護士法人・響に依頼するメリット】

  • 最短即日!返済ストップ
  • 相談実績12万件以上!
  • 明瞭なご説明で費用への不安をゼロに
  • 相談は何度でも無料