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2020.02.06
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任意整理の返済は最長で何年?

任意整理をする場合、貸金業者への返済期間の相場としては3~5年程度といえるでしょう。

任意整理の返済は最長で何年?

一般的には、この期間を基準にして任意整理による返済計画を立てていくことになるのですが、貸金業者との交渉次第ではさらに返済期間を延長することも可能です。

では、任意整理の場合、貸金業者は最長で何年間の返済を認めてくれるのでしょうか?

貸金業者が了承すれば何年でも可能

結論から言えば、「何年でも可能」となっています。

ただし、当然ながら貸金業者からは了承を得なければなりません。よって、貸金業者ごとに対応はそれぞれと異なっているので、最長で何年間?といった具体的な数字を示すことはできません。

とはいえ、貸金業者としても自己破産や個人再生をされてしまうより、返済期間が長かろうと元金を回収できたほうが良いと考えることがほとんどなので、5年+数年程度であれば応じてくれるはずです。

借入元金のカットとなれば難色を示すことが多い貸金業者も(詳しくは「任意整理で借金の元金を減額することはできる?」)返済期間の延長であれば応じてくれることは多いでしょう。

貸金業者が延長に応じてくれない場合

任意整理は債務者と債権者間で和解を目指すものである以上、業者が延長に応じない可能性はあります。

その場合は、個人再生や自己破産といった、別の債務整理によって解決する方法があります。個人再生や自己破産は裁判所を介しての手続きとなりますので、必ずしも債権者からの同意が必要ではありません。

個人再生や自己破産は、任意整理と異なり元金そのものを大幅に減額したり・免除する手続きです。債権者にとっては大きな痛手になるため、できる限り避けたいと考えるのが本音でしょう。したがって、多くのケースで任意整理の延長に応じてくれるのが現実です。

ただし、個人再生や自己破産は任意整理と比べるとデメリットも多くなるのも事実です。弁護士や司法書士とよく相談した上で判断しましょう。

延長交渉・再和解は専門家に依頼しよう

とはいえ、個人による貸金業者との交渉の場合は、専門知識の不足から、なかなか思い通りに進まないことがほとんどです。延長交渉・再和解といった手続きは、専門家に依頼してしまった方が無難です。特に債務整理に強い専門家であれば、貸金業者との交渉にも長けているため、より確実に遂行することが可能でしょう。

任意整理における返済期間は、他の債務整理手続きとの線引きにもなる非常に重要なものです。返済期間が足りないとなれば、自己破産や個人再生といった手続きを取るしかなくなってしまうのです。

どちらも任意整理以上にデメリットのある手続きのため、返済期間についてはしっかりと交渉し、場合によっては任意整理後の返済状況を見ながら、延長交渉・再和解といった方法を駆使して、無理のない返済を実現させましょう。

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