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主婦も債務整理できる?夫にバレない方法と家族への影響

島村 海利
監修者:弁護士法人・響 弁護士
島村 海利
  • 弁護士会所属:第二東京弁護士会 第52828
  • 出身地:高知県
  • 出身大学:香川大学法学部卒 九州大学法科大学院卒
  • 保有資格:弁護士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP2級)
  • コメント:人に対する温かいまなざしを持ち、ご依頼者の話をよく聞き、ご依頼者様に寄り添える弁護士になれるよう日々努めています。
  • 弁護士法人・響HPの詳細プロフィール

主婦でも債務整理で借金を解決できる?
債務整理すると家族にどんな影響があるの?

債務整理は主婦の方でも手続きが可能です。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産がありますが、気になるのは家族への影響ではないでしょうか。

そこで、主婦が債務整理する場合の効果だけでなく、債務整理によって生じる家族への影響についても具体的に解説していきます。
借金問題に悩んでいる主婦の方は、是非この記事を参考にして頂ければと思います。

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務整理は主婦でも利用可能な借金解決法

債務整理は借金で困っている人であれば誰でも利用できる法的な手続きなので、主婦が借金を解決するときの手段にもなります。

まずは3つの手続のメリットや注意点を確認しておきましょう。

任意整理はスピーディーな解決が可能

任意整理とは、裁判所を介さずに金融業者と直接交渉する手続きです。
主な効果は利息と遅延損害金のカット、残った元本の3年~5年(36回~60回)の分割払いです。

任意整理のメリット

  • 族にバレずに手続きができる可能性が高い
  • 債務整理したい借金を選ぶことができる
  • 家などの大切な財産を失わずに済む

主婦の借金解決に、まずは任意整理の検討をおすすめします。
その理由として、裁判所を通さず、比較的時間をかけずに完了できる手続きになので、家族に気付かれる機会が少なくバレづらいということがあげられます。

一般的に任意整理の手続き期間は約3~6ヵ月と短く、他の債務整理よりも時間がかかりません。

個人再生や自己破産だと準備だけで1年かかることもあります。
特に弁護士や司法書士のような専門家に依頼すれば、書類作成と交渉を任せられるのでスピーディーに進みます

任意整理の注意点

  • 他の債務整理と比べて減額幅が少ない
  • 信用情報機関に事故情報が5年程度登録される
  • 保証人に影響が生じる可能性がある
  • 返済が続くためパートや派遣などで継続的な収入が必要

このような注意点はありますが、工夫すれば回避できる影響もあります。

任意整理は裁判所を介さずに金融業者と交渉する制度なので、パート収入でも返済を続けられれば利用できる可能性があります
また、自分の収入ではなく夫などの収入から返済しても問題ない場合もあります

忙しい日常でも短期間で対処できるので、債務整理の中でまずは主婦におすすめなのが任意整理です。

個人再生は大幅な減額が期待できる

個人再生は裁判所を介して借金を減らす手続きです。
主な効果は5分の1(最大10分の1)程度の借金減額と、減額した借金の3年(最長5年)の分割払いです。

個人再生のメリット

  • 自己破産よりは家族にバレにくい
  • 大切な財産を失わずに済む方法がある

個人再生は借金の減額率が高いため、利息カットだけでは返済を継続できない場合に向いています。

ローンの支払いが終わった財産は手元に残せるので、一定の価値ある財産はすべて失ってしまう自己破産よりは家族にバレづらい手続きです。

自分名義の車のローンを支払っている場合は、基本的に車はローン会社に引き上げられますが、 夫など自分以外の家族名義の財産を失う心配はありません。

個人再生の注意点

  • 借金100万円未満だと減額されない
  • 信用情報機関に事故情報が最長10年登録される
  • 保証人は減額分を請求される
  • 官報に住所、氏名が載る
  • 返済が続くためパートや派遣などで継続的な収入が必要

パートでも継続的に収入を得ていて、減額した借金を支払う見込みがあれば個人再生を利用できます。
ただし裁判所の認可が必要なので、支払い能力は厳しく判断されます

自己破産はどうしても返済不能なときに検討

自己破産は裁判所を介して借金の返済義務を免除する手続きです。

自己破産のメリット

  • 裁判所に認可されれば借金をすべて免除してもらえる

自己破産は税金などを除く借金をゼロ円にできますので、収入源が全くなくて利息カットや借金の減額では解決できない主婦も検討すると良いでしょう。

自己破産の注意点

  • 家族にバレずに手続きをするのは難しい
  • 信用情報機関に事故情報が最長10年登録される
  • 保証人は全額を請求される
  • 官報に住所・氏名が掲載される
  • 一定の価値ある財産を失う
  • 一部の職業制限がある

個人再生の場合、保証人に借金全額の請求が行くことはありませんが、自己破産は全ての借金の保証人に請求が行きます。

事故情報の登録で想定される注意点

信用情報機関に事故情報が登録されると、

  • 新規のクレジットカード発行
  • 車や住宅などのローン契約
  • 銀行系カードローンの契約
  • 消費者金融からの借入れ
  • 携帯電話の本体分割購入

などが困難になります。

現在使っているクレジットカードも、いずれ利用停止になる可能性が高いです。

主婦が債務整理をすると借金生活はどうなる?

返済に困っていた主婦が債務整理を行うとどのように生活が変化するかを、モデルケースを参考に見てみましょう。

主婦が任意整理で解決したモデルケース

主婦が複数社からの借金を任意整理で解決した場合を考えてみましょう。

任意整理前の借入状況
生活費補填のために消費者金融Aから、突然の入院や治療費として銀行カードローンBからの借金。

借金総額、月々の返済額、完済までの期間は次の表のとおりです。

借入先 借金額 月々の返済額 完済までの期間
消費者金融A
(年率18%)
借入額 50万円
利息総額9万9079円
借金総額59万9079円
2万4962円 2年
銀行カードローンB
(年率15%)
借入額 150万円
利息総額50万3784円
借金総額200万3784円
4万1746円 4年

パート収入が月19万円(年収230万)あり、家賃や食費などの生活費の大半は夫の給料から支払っている状況です。
月々の合計返済額は6万6708円なので、パート月収の約35%が返済に回っている計算になります。

この状況で任意整理すると、利息総額のカット(減額)と完済までの期間を延長することで次のような効果が見込めます。

任意整理後の状況

借入先 借金額 月々の返済額 完済までの期間
消費者金融A 借入額50万円
利息総額0円(全額カット)
借金総額50万円
1万3888円 3年
銀行カードローンB 借入額150万円
利息総額0円(全額カット)
借金総額150万円
2万5000円 5年

利息が全額カットされて0円になっただけでなく、完済までの期間は消費者金融Aと銀行カードローンBともに1年延ばすことができました。

月々の返済額は2社合計3万8888円となり、任意整理前と比較して2万7820円抑えられました
パート月収19万円に占める借金の割合も、約35%から約20%に減っています。

このように任意整理によって借金返済の負担が軽減されて完済までのロードマップが描けるようになったことは、大きな意味があると言えます。

※注意:上記の事例は借金直後に任意整理した場合の例になります。実際に返済が進んでいる借金については将来利息がカットされる事になるので、ケースごとにカットされる金額が変わってきます。

借金地獄のような深刻な事態に陥っている場合は、生活面の工夫もできるとより手続きが進めやすくなりますので、具体的な方法を「専業主婦の借金地獄は解決できる⁉借金の原因から適切な対処法を知ろう」でチェックしておくといいでしょう。

主婦の債務整理で気になる手続き後の生活への影響

債務整理によってどのように負担を軽減できるかも大事ですが、夫や子供への影響も気になることでしょう。
主婦の債務整理によって家族にどんな影響があるのかを確認しておきましょう。

基本的に夫や子供が返済義務を負うことはない

主婦が債務整理を行っても、基本的に家族は返済義務を負いません。
夫が職業制限を受けることもなければ、子供が個別に所有している財産にも影響しません。

ただし家族が借金の連帯保証人になっている場合は、妻の自己破産によって家族に請求が行きます。
保証人への影響が心配なときは任意整理を検討してください。
任意整理は整理先を自由に選べるので、連帯保証人付きの借金を外せば保証人に請求が行くことはありません

共有財産を自己破産すると処分される

家族と共有名義の財産がある状況で自己破産すれば、共有名義の財産を売却しなければならないなどの可能性があります。
自己破産は返済義務が免除される代わりに、一定の価値ある財産が全て処分される手続きだからです。

任意整理の場合はローン返済中の共有財産でも、整理の対象から外せば処分されません

自分は子供の奨学金の保証人にはなれない

債務整理すると信用情報機関に事故情報が登録されるので、借金の保証人になれません。
奨学金の管理を行う日本学生支援機構(JASSO)も、奨学金の審査時に信用情報機関を参照しますので、母親を保証人として奨学金に申し込んでも断られるでしょう。

ただし制限を受けるのは債務整理した本人だけなので、奨学金の保証人を父親にすれば問題ありません

夫や親戚のローン契約には影響しない

主婦が債務整理しても、夫や親戚のローン契約とは無関係です。
そのため夫が自動車ローンを契約したり、親戚が住宅ローンを組むことは問題なくできます。

このように主婦が債務整理しても、保証人契約などに注意しておけば、家族にはそこまで大きな影響はないでしょう。
特に任意整理は整理先を選べるので、保証人への請求や財産の処分などマイナスの影響を避けやすくなります

債務整理や借金問題で迷った専門家に相談を!

債務整理で借金問題を解決できそうとは分かっても、
自分ひとりでうまく判断できるか分からない
と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

ここからは、債務整理を考えたいときに頼れる相談窓口を紹介します。

最善の解決策を一緒に考えてくれるのが専門家

弁護士や司法書士のような専門家に相談すると、次のようなメリットが期待できます。

  • 生活に無理のない家計再生の助言をしてくれる
  • 家族にバレずに借金解決できる方法を考えてもらえる
  • 家事や育児などの忙しさも踏まえて進め方を提案してもらえる
  • パートの収入でも解決できる方法をさぐってくれる

家事や育児、パートや近所付き合いなど、主婦の生活は何かと忙しいので、一人で債務整理をするのは容易ではありません。

専門家は一緒に借金解決の方法を考えてくれますし、債務整理を依頼すれば複雑な書類作成や交渉を任せられるので、効率的に手続きを進めることができるでしょう。

債務整理の主な相談先

債務整理の主な相談先に下記があります。

日本クレジットカウンセリング協会
借金で困っている方に対して、無料で家計再建カウンセリングや債務整理のアドバイスを行っている機関です。

法テラス
債務整理など法律が絡む悩みや相談に無料で対応しています。
経済的に余裕がない方は、弁護士や司法書士費用の立替制度も利用できます。

専門家の事務所
個別の債務整理相談に対応しているのが弁護士や司法書士の事務所です。
何度でも無料相談できるところや、女性専用窓口を設置しているところなどがあり、利用しやすい工夫をしています。

専門家の事務所は利用の際に審査がなくスピード重視で対応しているので、早く解決したいときは特におすすめです。

まとめ

債務整理は主婦の借金解決にも利用することができます。
手続きには3種類ありますが、主婦が利用しやすいのは、短期間で解決できて夫や家族にバレにくい任意整理です。

任意整理で将来利息や月々の返済をカット又は軽減できる点も、少しでも負担を減らしたい主婦には嬉しい効果と言えるでしょう
どの債務整理にも注意点はありますが、保証人になっていない限り、夫や家族に深刻なダメージが及ぶことは基本的にありません。

専門家は主婦の立場にも配慮してスムーズな解決を図ってくれます。
債務整理の進め方で迷ったときは、無料相談で専門家のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?

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