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債務整理した後クレジットカードを新しく作るための方法

2021.03.31 2021.03.31

目次

債務整理をした後はクレジットカードはどうなるの?
債務整理後に新たにクレジットカードを作るには?

債務整理した後は、クレジットカードは解約となり利用できなくなります。

しかし下記の一定の期間が経過すれば、原則としてクレジットカードの新規契約・利用ができるようになります。

  • 任意整理:5年程度
  • 個人再生:5~10年程度
  • 自己破産:5~10年程度

債務整理後に一定の期間が経ってクレジットカードを作るには、以下の方法があります。

  • 債務整理をしたカードとは違うクレジットカードを申し込む
  • クレジットカードのキャッシング枠を希望しない
  • 家族カードを作る

また「デビットカード」「プリペイドカード」といった、クレジットカードの代わりに他のカードを使う方法もあります。

債務整理後のクレジットカード利用について悩んでいるなら、弁護士や司法書士に問い合わせるのも一つの選択肢です。

債務整理後のクレジットカードの利用や作り方について、詳しく解説していきます。

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債務整理をするとクレジットカードはどうなる?

債務整理をすると、これまで利用してきたクレジットカードはどうなってしまうのでしょうか?

結論からいうと、債務整理した後はクレジットカードは強制解約となり利用できなくなります

債務整理をした場合、クレジットカードの利用にどのような影響をもたらすのか、詳しく解説します。

債務整理をするとクレジットカードは使えなくなる

クレジットカードは、ショッピングの利用分でもキャッシングの利用分でも債務整理ができます

債務整理とは?
借金を減額できたり、借金の返済を猶予するなど、借金を正当に解決するための手続の総称です。
債務整理には主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの方法があります。

債務整理をした後は、契約しているクレジットカードは強制的に解約され、使えなくなります

債務整理後にクレジットカードがしばらく利用できる場合もあります。しかし、クレジットカード会社は定期的に利用状況に問題がないかを審査・確認する「途上与信」を行っているため、いずれ使えなくなります

「任意整理」について詳しくは下記の記事でも解説しています。
任意整理とは?メリット・デメリットと期間・費用を解説

「個人再生」や「自己破産」など他の債務整理の方法については下記の記事で解説しています。
債務整理とは?4つの方法のメリット・デメリットと流れ・費用を解説

信用情報機関に事故情報が登録され、クレジットカードの新規契約はできなくなる

債務整理をしたら信用情報機関の信用情報に「事故情報」が登録されます。いわゆる「ブラックリストに載る」状態になります

信用情報機関とは?
クレジットカードやローンなどの利用者の信用情報を取り扱う機関です。過剰な貸し付けを行わないよう、クレジットカード会社や金融機関、消費者金融などが利用者の信用情報を信用情報機関でチェックをしています。
信用情報機関は、

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
の3つがあります。

信用情報とは?"〉

クレジットカードやローンなどの利用者の申し込みや契約・利用状況に関する情報(申込内容や契約内容、支払状況、借入残高など)です。

事故情報とは?"〉

クレジットカードやローンの返済や携帯電話・スマホ料金の支払いを滞納したり、債務整理の手続をしたりと、返済に「事故」が生じた場合に登録される情報です。

信用情報機関と金融機関の関係

信用情報機関に事故情報が登録されると、クレジットカードの新規契約・利用ができなくなります

銀行や消費者金融でも、新規でローンは組めなくなります。

信用情報機関に加盟している金融機関や貸金業者は、新規申し込みがあった場合、申込者に関する信用情報を信用情報機関にて確認します。

その際、申込者に事故情報が登録されていると、返済能力に疑いがあると判断されて審査に通らず、クレジットカード・ローンが利用できないというわけです。

任意整理なら、しばらくクレジットカードは使える場合も

債務整理の一つである「任意整理」の場合、整理する債務(借金)を選ぶことができます。

クレジットカードを任意整理の対象から外すことで、しばらくの間はクレジットカードが使える場合もあります。

任意整理とは?
裁判所を通さずに債権者と直接交渉することで借金の減額を図る、債務整理の方法の一つです。

しかし、任意整理の対象にしなかったクレジットカードであっても、クレジットカード会社は先に述べた「途上与信」を定期的に行っています。

その際に事故情報が確認されたら、クレジットカードが使えなくなる可能性があります

債務整理後、いつクレジットカードは作れる?

債務整理後、クレジットカードは解約され利用できなくなりますが、いつまでもクレジットカードが使えないわけではありません。

債務整理後でも一定の期間が経てば、原則としてクレジットカードの新規契約・利用ができるようになります。

それでは債務整理後、クレジットカードはいつ作れるのでしょうか?詳しく解説します。

クレジットカードの新規契約ができるのは5~10年後

債務整理後、信用情報機関に事故情報が登録される期間は、債務整理の方法(任意整理・個人再生・自己破産)や信用情報機関によって異なりますが、おおむね5~10年程度といわれています。

信用情報機関に事故情報が登録される期間
信用情報機関名 CIC JICC KSC
信用情報を
調べられる主な会社
信販会社・クレジットカード会社 消費者金融会社・クレジットカード会社 銀行・銀行系カード会社
任意整理
和解成立日あるいは完済日から5年
5年 5年 5年
個人再生
手続開始決定日から
5年 5年 10年
自己破産
免責許可確定日から
5年 5年 10年

※CICでは任意整理や個人再生をした事実は信用情報に登録されない

登録される期間が終了して事故情報が消去されれば、原則としてクレジットカードの新規契約・利用ができるようになります

信用情報や事故情報は自分で確認できる

自分の信用情報がどうなっているのか、事故情報が登録されているかは、信用情報機関に問い合わせて確認をすることができます。

信用情報の取得方法
信用情報機関名 CIC JICC KSC
取得請求の方法 インターネット(パソコン・スマホ)、郵送、窓口 スマホ、郵送、窓口 郵送のみ
取得結果が
届くまでの日数
即時
※郵送の場合は請求から10日程度
1週間~10日程度 1週間~10日程度
取得請求の手数料 1,000円
※窓口の場合は500円
1,000円
※窓口の場合は500円
1,000円

事故情報が登録されている場合だと、基本的にクレジットカードの審査は通りません。事前に事故情報が登録されているかどうか確認してみましょう。

信用情報を取得して確認した結果、事故情報が消去されていれば、クレジットカード会社にクレジットカードの新規申し込みを検討してもよいでしょう。

債務整理後は、住宅ローンや自動車ローンも5~10年利用できない

住宅ローンや自動車ローンなどについても、信用情報機関に事故情報が登録されている5~10年程度の期間は、新規に契約・利用することはできません

住宅ローンの場合は審査が厳しいことも多く、信用情報機関から事故情報が消去される5~10年程度が経っても、住宅ローンが組めない場合もあります。

住宅ローンの審査については、下記の要件もクリアする必要があります。

住宅ローンの審査の主な要件
  • 安定した収入があること
  • 安定した雇用形態であること
  • 勤続年数が長いこと
  • 健康状態に問題がないこと
  • 税金を滞納していないこと

しかし債務整理後でも住宅ローンの審査が通りやすくなる方法、住宅ローンが組める方法があります。

詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。
借金を債務整理したら住宅ローンは組めない?審査を通す方法とは

債務整理後にクレジットカードを作るには?

それでは債務整理後にクレジットカードを作るには、どんな方法があるのでしょうか?

実践的に利用できる方法を解説していきましょう。

「審査が甘いクレジットカードなはい」と認識する

例えば「◯◯◯◯カードは審査が甘い」などという噂もありますが、実際に「審査が甘いクレジットカードはない」と認識しておきましょう。

債務整理後、クレジットカードに申し込みをする場合などはなおさらです。クレジットカードの審査は一段と厳しくなることは理解しておいたほうがよいでしょう。

クレヒス(クレジットヒストリー)を作る

債務整理後は「クレヒス」を作って、自分の信用力を上げることが重要です。

クレヒスとは?
「クレジットヒストリー」の略語のことで、クレジットカードやローンの利用履歴をいい、先に述べた「信用情報」のことをさします。

債務整理をすると過去のクレヒスがすべて消えて、いわゆる「ホワイト」の状態になります。

「ホワイト」とは、信用情報が何もない真っ白の状態をいいます。なお一度もクレジットカードやローンを利用したことのない状態を「スーパーホワイト」と呼びます。

ある程度の年齢の人の信用情報がホワイトである場合は、実際はスーパーホワイトだったとしても、クレジットカード会社から「債務整理をした」と判断され、審査に落ちる場合があります

債務整理した後は少額のローンを組むなど、何らかの方法でクレヒスを作り自分の信用力を上げていくことが必要になります。

債務整理をしたカードとは違うクレジットカードに申し込む

債務整理をしたクレジットカード会社に改めてクレジットカードを申し込んだ場合、事故情報が消去された後でも審査に通る可能性は低いとされています。

クレジットカード会社では、独自に債務整理をした債務者(借りた側)の「ブラックリスト情報」を保管していて、グループ関連会社と情報共有しているといわれています。

ブラックリスト情報に残り続ける限り、クレジットカードの審査に通るのは難しいといえます。

クレジットカードの申し込みをするなら、債務整理をしたクレジットカード会社ではなく、別のクレジットカード会社にて行うのがよいといえるでしょう。

クレジットカードのキャッシング枠を希望しない

クレジットカードを申し込む際に、クレジットカードの利用について、買い物をする「ショッピング枠」だけに限定しておくとよいでしょう。お金を借りるための「キャッシング枠」は希望しないことも一つの選択肢といえます。

申し込み時にキャッシング枠を希望すると、クレジットカード会社が審査する項目が増えてしまい、審査に時間がかかり、審査に落ちる可能性が高まる場合があります。

まずはキャッシング枠を申し込まないことで、クレジットカードの審査が通る可能性を少しでも高くすることを検討してしましょう。

キャッシング枠の申し込みは、クレジットカードを作った後でも可能です。

家族カードを作る

債務整理をした本人が新規でクレジットカードの申し込みをせず「家族カード」を作るという方法もあります。

家族カードとは?
カードの本会員と生計を同じくする家族・親族など(家族会員)に発行できるクレジットカードです。 家族カードの利用金額は本会員の指定銀行口座からまとめて引き落としされます。

家族カードでは、本会員以外の家族会員が債務整理をしていても、利用が制限されることはありません。

また、債務整理をしたことで本会員や他の家族会員の信用情報に事故情報が登録されることはないため、通常どおり利用できます

デビットカードやプリペイドカードを利用する

どうしてもカード決済を使えるようにしたいなら、「デビットカード」や「プリペイドカード」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

デビットカードとは?
商品・サービスに対する支払いができるとともに、銀行口座から引き落としができるカードです。
プリペイドカードとは?
あらかじめお金をチャージ・入金しておき、商品やサービスを購入できるカードです。

デビットカードやプリペイドカードといった「前払い式のカード」の申し込みであれば審査は不要ですので、自由に使えます。

デビットカードやプリペイドカードでも、国際カードブランド付きのカードとして発行しているものがあり、見た目もクレジットカードと似ているので、「クレジットカードを持っていない」ことがバレにくいといえます

デビットカードやプリペイドカードであれば、あらかじめチャージ・入金した金額の範囲内でのみ利用できるため、使い過ぎを防げるメリットもあります。

債務整理後のクレジットカードについて相談するなら弁護士・司法書士へ

クレジットカードで使った分の債務整理や、債務整理後のクレジットカード利用について相談したいなら、弁護士・司法書士に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

弁護士・司法書士に相談・依頼するメリットを紹介します。

クレジットカードに関する悩みも相談できる

借金問題や債務整理の取り扱い実績が豊富な弁護士・司法書士であれば、リボ払いの返済や債務整理後のカードの申し込みなど、クレジットカードに関する悩みについて相談に応じてくれます

相談料を無料にしている弁護士・司法書士事務所もありますので、まずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。

自分に合った債務整理の方法を教えてくれる

クレジットカードの返済問題を解決するために債務整理を検討したい場合にも弁護士・司法書士に相談できます。

クレジットカードでは、ショッピングの利用分でもキャッシングの利用分でも債務整理が可能です。

債務整理には先ほど解説した「任意整理」のほかに「個人再生」や「自己破産」といった方法があります。

個人再生とは?
債務者(借りた側)に返済不能のおそれがあることを裁判所に申立てて再生計画の認可決定を受けることで借金を減額してもらう方法です。
自己破産とは?
一部の債務を除きすべての借金の支払義務を免除(免責)してもらう方法です。

弁護士や司法書士は、それぞれの債務整理の方法のメリット・デメリットを説明した上で、自分に合った解決方法を教えてくれます

【まとめ】債務整理後もクレジットカードは作れるが難しい場合もある。まずは弁護士・司法書士に相談を

債務整理をするとクレジットカードは解約となり、新規契約・利用ができなくなります。

債務整理後にクレジットカードの新規契約・利用ができるようなるには、おおむね5~10年程度かかるとされています

しかし5~10年程度経っても、クレジットカードが作れないケースもあります。

債務整理後にクレジットカードを作るためには、以下の方法があります。

  • 債務整理をしたカードとは違うクレジットカードに申し込む
  • クレジットカードのキャッシング枠を希望しない
  • 家族カードを作る

債務整理後のクレジットカードの利用について悩んでいるなら、債務整理の取り扱い実績が豊富な弁護士・司法書士に相談してみてはいかがでしょうか

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12万件の相談実績あり
[弁護士数]
21人(2021年3月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日