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電話相談で債務整理を進めるコツ|準備や解決の流れを解説

島村 海利
監修者:弁護士法人・響 弁護士
島村 海利
  • 弁護士会所属:第二東京弁護士会 第52828
  • 出身地:高知県
  • 出身大学:香川大学法学部卒 九州大学法科大学院卒
  • 保有資格:弁護士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP2級)
  • コメント:人に対する温かいまなざしを持ち、ご依頼者の話をよく聞き、ご依頼者様に寄り添える弁護士になれるよう日々努めています。
  • 弁護士法人・響HPの詳細プロフィール
債務整理の電話相談ってどう進めるの?
忙しいから電話で相談したいんだけど、電話で解決までできる?

債務整理の手続きには原則として面談が必要なので、基本的には電話だけで相談から解決までを行うことはできません。
ですが、効果的に債務整理には電話相談の機会をうまく活用していくことは大切です。

そこで、この記事では、電話相談が可能な窓口や、電話相談前に必要な準備、相談後に債務整理を依頼した場合の流れなどについて詳しくお伝えします。

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債務整理を電話相談できるところ

まずは債務整理の電話相談が可能な窓口についてご紹介します。

日本クレジットカウンセリング協会

公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)は多重債務者への電話相談を行っていて、家計カウンセリングや無料の任意整理にも取り組んでいます。

電話相談や具体的なカウンセリングに入る前に、カウンセリング利用の条件として、返済の意思や、相談室への来所が可能かどうかなどを確認されます。
カウンセリングは予約制で、協会のカウンセリングセンターまたは相談室で弁護士とアドバイザーによって行われるので対面が基本です。

任意整理で解決できそうな場合は協会による無料の任意整理(介入)、他の手続きが向いている場合は弁護士などを紹介して解決を図ります。

【相談費用】
相談料:無料
通話料:市内料金

【対応時間】
平日:10:00~12:40/14:00~16:40
※年末年始と土曜、祝日等を除く

【電話番号】
0570-031640(多重債務ほっとライン)

法テラス

法テラスでは、月収や保有資産などで一定の条件を満たした人を対象に、無料法律相談や弁護士・司法書士費用の立て替えなどを行っていて、電話相談も対応しています。

電話をして利用条件に該当していれば、法テラスや法テラスと契約している弁護士・司法書士事務所で1回30分程度の無料法律相談が行われます。

【相談費用】
相談料:無料
通話料:固定電話は全国一律3分8.5円、携帯電話は20秒10円程度

【対応時間】
平日:9:00~21:00
土曜日:9:00~17:00(日曜日・祝日は除く)

【電話番号】
0570-078374(サポートダイヤル)

弁護士・司法書士事務所

弁護士や司法書士のような専門家の事務所で相談を受けています。
無料相談の対応や電話番号は各事務所のホームページに載っているので確認してみましょう。

無料相談に至るまでの対応は事務所によっても異なりますが、たとえば以下のような対応をしてもらえます。

例1:問い合わせフォームから連絡すると、先方からメールで電話相談の希望日時を確認される。そこに返信すると予約が成立する

例2:公式ホームページに載っていた連絡先に電話をかけると、すぐに電話相談を行ってもらえる

事務所によって、フリーダイヤル対応、土日祝日の相談対応、夜間対応(事前予約が必要)など、電話相談の形も様々です。

自治体の相談窓口

全国の都道府県・市区町村役場では、弁護士や司法書士による法律相談を定期的に行っています。
電話で無料相談を受ける場合もあれば、悩みの内容に応じて電話相談で他の専門機関を紹介する場合もあります。

詳細はお住まいの地域の自治体の消費生活課などに連絡して確認するといいでしょう。

具体的な手続きに入るときは面談が原則

弁護士も司法書士も、原則として依頼者と会わずに債務整理を受任してはいけないと決められています。
そのため、債務整理を依頼して具体的な作業を進めたいときは、基本的に電話のみで最後まで話を進めることはできません

法テラスや日本クレジットカウンセリング協会に関しても、面談がなければ作業はできないことになっています。

債務整理を電話相談する前に必要な3つの準備

債務整理の電話相談は、事前に準備を行うことでスムーズに進みますので、次の3項目を電話口で説明できるように整理しておきましょう。

1.借金の状況を説明できる資料を揃える

電話では現在の借入状況を話すことになりますので、予め次の資料を用意しておくと効率的です。

債権者リスト

債権者リストとは「いつ、どの金融業者を利用して、現在どのくらい借金があるか」を把握するためのものです。
まずは分かる範囲で良いので、借入先、最初の借入日、直近の返済日、借入残高、利息を書き出しましょう

借入先の金融業者が分かれば会員サイトで確認できますし、分からない場合は信用情報機関に問い合わせることで確認できます。

給与明細、家計簿

給与明細と家計簿があれば収入と支出がわかりますので、家計の収支バランスを把握できます。

簡単で良いので、家賃、食費、水道光熱費のように項目を分けて、それぞれどのくらい出費があるかを確認しましょう

督促状(あれば)

督促状では滞納の有無を確認できます。
借金は滞納期間に伴って事態が深刻化しますし、状況によって電話相談でアドバイスできる対処法も変わってきます
届いた督促状はできる限り全て用意しておきましょう。

2.今までの対処や今後の見通しを説明できるようにする

例えば、借金について次のような話をできるようにしておくといいでしょう。

  • どのように節約を行ってきたのか
  • 今後見込める収入や節約できるものはあるか
  • 協力を頼れる先はあるか
  • 借金問題を解決するには相談者に合った計画が必要なので、今後の見通しを立てるために電話口で伝えるようにしましょう。

    3.自分の希望を説明できるようにする

    借金の状況と対処法をまとめた後、今後の生活に関する希望も説明できるようにしておきましょう。
    借金問題を解決する際に絶対に譲りたくないことや、日頃から大事にしていること、避けたいことなどです。

    例えば、次のような希望は電話相談ではっきり伝えた方がいいです。

  • 家族や周囲に借金をバレたくない
  • 離婚は避けたい
  • 仕事は辞めたくない
  • 今の持ち家に住み続けたい
  • ○年以内に解決したい
  • 全てが希望どおりにいくとは限りませんが、状況次第では希望通り、または希望に近い解決ができることもあります。
    電話相談の段階で何を希望しているかを伝えておくことは、相談後の道筋を考えるためにとても大事です。

    債務整理の電話相談だけでも対応可能

    電話相談すると必ず債務整理を依頼しないといけないの?
    と心配になる人もいるかもしれませんが、電話相談をしたら必ず債務整理をしないといけない、ということはありません
    気軽に利用してより適切な方法を見つけられる手段の一つと考えていただくといいと思います。

    電話相談は「債務整理の依頼」が必要条件ではない

    現段階で必ず債務整理を依頼すると決めていなくても、電話相談は利用できます。
    電話相談したからといって、絶対にその電話相談先に債務整理を頼まなければならないわけではありませんし、相談した結果、債務整理をしないという選択をしてももちろん構いません。

    とりあえず電話で相談してみよう
    専門家に客観的な意見を聞いてみよう
    どのような解決策が考えられるか助言がほしい」 というリラックスした気持ちで利用していただいて大丈夫なものです。

    相性を確認するための電話相談でも構わない

    電話相談によって専門家との相性を確かめることができます。 話しやすさ、分かりやすさ、折り返し連絡の早さ、悩みに共感してくれる姿勢などによっても、相性は左右されるのではないでしょうか。

    電話相談の印象が良ければ安心して対面相談に進めますし、実際に債務整理を依頼するときも相性は大事です。

    何も相談せずに借金問題に対処しないままだと、滞納などで事態が深刻化する懸念があるので危険です。
    相性が合わないと感じたきは、他の相談先にも電話をしてみよう
    という軽い気持ちで良いので、話が合う専門家を探す感覚で電話相談してみてはいかがでしょうか。

    無料相談をしっかり活用して、納得いく方法で借金問題を解決しましょう

    電話相談から債務整理で解決するまでの流れと注意点

    専門家の事務所への電話相談から債務整理による借金解決まで、どのように進められるのかがイメージできないという方もいることでしょう。
    ここでは、債務整理でもよく選ばれている任意整理を例に電話相談から解決までの流れについてお伝えします。

    電話相談から任意整理で解決する流れ

    専門家の事務所に電話相談を行うと、債務整理について、弁護士や司法書士、または相談担当者などから説明してもらえます。
    電話口の雰囲気は事務所によっても異なりますが、基本的には丁寧な対応で、債務整理について的確に分かりやすく対応してくれます。

    なお、債務整理を依頼する契約は、弁護士や司法書士のような有資格者と対面で行うのが基本です。

    【任意整理で解決するまでの流れ】

  • 電話相談
       ↓
  • 対面相談
  •    ↓
  • 依頼
       ↓
  • 交渉
       ↓
  • 和解成立
       ↓
  • 返済開始
       ↓
  • 完済
  • 電話だけでも行えるのは基本的に電話相談と対面相談の予約までで、対面相談と依頼に関しては面談が必要です。 その後は、相談や確認の内容によっては電話やメールのみで済むやりとりもあります。

    想定していない手続きが向いていることもある

    電話相談から手続きを進めるときには、最初に希望していたものとは異なる手続きが提案されることも念頭に置いておきましょう。
    なぜなら、電話相談のときに想定していたものとは違う手続きの方が、依頼人へのメリットが大きい場合があるからです

    たとえば、借金を大幅に減額しつつ住宅ローン返済中の自宅を残したい場合は、任意整理よりも個人再生の方が向いていることもあります。

    どの債務整理が適しているかは個別のケースによって異なるので、実際に電話口で相談してみることで判断しやすくなるでしょう。

    まとめ

    債務整理を電話相談できる窓口は複数あります。
    いずれの場合も電話をかける前に、

  • 借金の状況
  • 今までの対処法
  • 今後の希望
  • などについて説明できるように準備しておくと良いでしょう。

    電話相談をしたからといって、必ず債務整理を依頼しないといけないということはありません。
    まずは相性の確認のために無料の電話相談する、という利用方法ももちろん可能です。

    借金問題に対して何も対処しないままでは、解決の道は開けません。
    相性の良い相談先はきっとありますので、まずは気軽に電話相談できる窓口に話をしてみましょう。

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