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2020.05.29
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学生の債務整理をわかりやすく解説!手続きの条件やリスクも必見!

学生の自分でも債務整理はできるの?
学生が債務整理をすると就職に影響するのでは?

借金の悩みに有効なのが債務整理ですが、債務整理は社会人だけではなく学生でもすることができます

しかし、安定した収入がまだない学生だからこそ知っておきたい債務整理のポイントがあります。

こちらの記事では、

  • 4つある債務整理のやり方
  • 学生に向いているのはどれか
  • 債務整理をするとどんな影響がでるのか
  • などについて解説します。

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    債務整理は学生でも可能

    借金の返済が難しければ、学生でも社会人と同じように債務整理ができます。

    学生でも債務整理できる理由

    債務整理とは、借金、ローン、クレジットカードなどの返済で困っている人の負担を軽くするための手続きです。

    クレジットカードや学生ローンなど、学生を対象としたサービスはいろいろとありますが、これらは社会人を対象としている金融サービスと同じ借金です。
    「学生だから」「まだ就職していないから」といった理由で債務整理ができなくなるということはありません。
    借金の返済が難しくなれば、債務整理をすることができます。

    債務整理の種類によって特徴が異なる

    債務整理には4つの方法があり、利息や遅延損害金の免除、元金の減額・免除、返済期間の延長、月々の返済額の見直しなどの措置がとられます。
    借金の負担軽減の度合い、手続きの大変さなど、それぞれでメリットとデメリットがあります。

    4つの債務整理の方法は、デメリットの小さい順に、

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産
  • となります。

    債務整理を検討するときは、デメリットの小さい上から順に考えていきましょう

    検討する基準は、自分の返済能力です。

    ・アルバイトなどの収入がいくらあるのか ・生活費を引くと月々いくら返済できるのか

    などを考慮して、どの債務整理が最適かを判断します。

    未成年の場合は親の同意が必要

    基本的に、債務整理手続きには年齢制約はありませんが、未成年の場合には親などの法定代理人の同意が必要です。

    債務整理をすると、クレジット会社などと和解契約を結ぶことになります。
    未成年者は法定代理人の同意なく単独で契約することができないと民法で定められているため、親などの同意を得てからでなければ、債務整理の手続きを完了させることはできません。

    学生に向いている債務整理は任意整理と特定調停

    自分の借金がいくらあるのかを整理してみて、 アルバイト代や就職後の収入からの返済、生活費の工面などで解決を試みてみましょう。

    それでも返済が難しそうであれば、債務整理を検討してみましょう。

    内緒で進めやすいのは任意整理

    任意整理
    債務整理の中で最も簡易的な手続きです。
    利息や遅延損害金を免除してもらったり、返済期間を伸ばしてもらえたりします。

    裁判所を通さず、借金の返済計画についてクレジット会社と直接交渉をするところも大きな特徴です。

    専門家に依頼すれば、他人にバレないように手続きを進めてくれるので、内緒で進めたい人には任意整理が向いています。

    ただし、任意整理は元金の全額返済は免れません
    自分で返すのが難しい金額であれば、親に返済を頼むことになるでしょう。
    その場合は、正直に事情を話して返済に協力してもらうようにしましょう。

    費用が気になるときは特定調停

    特定調停
    任意整理と同様、クレジット会社と交渉して、将来利息や遅延損害金の免除、返済期間の延長をしてもらえます。

    任意整理と異なる点は、裁判所を通して手続きを進めるところです
    裁判所の調停委員が仲介をしてくれるので、専門家に依頼せずに手続きができ、費用は手数料や印紙のみで、5000円程度で済みます。

    裁判所を介した手続きなので若干の手間はかかりますが、個人再生や自己破産に比べるとかなり簡易的です。もっとも、最近はほとんど利用されておりません。
    また、次の2点で、任意整理よりもリスクがあります。

  • 返済額
  • 特定調停では未払利息と遅延損害金が免除になることはほとんどありません。また、合意が整わない場合は、何も解決できないまま終了となってしまいます。
    任意整理では専門家の交渉によって免除してもらえることもあるので、特定調停のほうが返済する金額は大きくなるリスクがあります。

  • 強制執行
  • 裁判所を介しているので、クレジット会社との合意は裁判の判決と同様の効果があります。
    クレジット会社と合意した通りの返済ができず、再度支払いを滞納してしまうと、クレジット会社から差し押さえなどの強制執行がされてしまう可能性があります。

    学生に不向きの債務整理もある

    任意整理も特定調停も、基本的には元金を全額返済することになります。

    個人再生や自己破産では、元金すらも大幅に減らすことができますが、親や親族などの保証人も巻き込むことになるのでリスクはあります。

    個人再生

    個人再生
    裁判所を介して手続きを行う債務整理で、借金の額に応じて返済する金額を大幅に減らすことができます。
    ただし、学生ができる借金の額では、あまり個人再生にメリットがあるとは言えません。

    個人再生の場合、100万円未満の借金では減額はされません。
    金融業者は収入に見合った金額までしか貸しませんので、まだ十分な収入を得られていない学生が100万円を超える借金をすることは、非常に難しいでしょう。

    もし親や親戚が保証人になっている場合、個人再生をすると保証人に借金の返済義務が生じてしまいます
    家族にバレてしまうばかりでなく、実際に大きな迷惑をかけることになります。

    自己破産

    自己破産
    裁判所を介して行う手続きで、借金を全額免除してもらう債務整理方法です。

    自己破産は借金の額よりも返済能力がないということが重視されます。 そのため、100万円以下の借金でも、失業などの理由で返済が困難と判断されれば、自己破産が認められるケースもあります。

    ただし、学生の場合はアルバイトや就職などで、これから収入を得られる見込みがあります。
    返済能力があるものと判断され、自己破産が認められない可能性があります

    それでも自己破産を検討するのであれば、車や持ち家などの財産が没収されるリスクには注意してください。

    学生が債務整理をするリスク

    債務整理の4つの方法それぞれにメリット・デメリットがあることを簡単に説明しましたが、それ以外にも注意しておくべきことがあります。

    ブラックリストに載ってしまう

    債務整理をすると、ブラックリストに載ってしまいます。
    「ブラックリストに載る」とは、信用情報機関に事故情報が登録されることを言います。
    信用情報機関に事故情報が登録されると、新しくクレジットカードを作ることも、ローンを組むことも難しくなります。

    事故情報の登録期間の目安

    ・任意整理、特定調停、個人再生:5年 ・自己破産:5~10年

    この期間は、就職して収入が得られても、クレジットカードが持てず、ローンで家や車を買うことができません。

    就職活動に影響する場合もある

    基本的には、債務整理によってブラックリストに載っても、就職活動に影響することはありません。
    信用情報は与信審査以外の目的で確認することは禁止されているからです。
    これは、信用情報を閲覧できる金融機関でも同じことが言えます。

    ただし、これから就職しようとしている会社が、債務整理をした系列会社であった場合、信用情報機関とは別の、独自の「社内ブラック」に載っていることを確認されて、選考に影響してくるかもしれません。
    金融関係に就職を考えている学生は、債務整理をすべきかどうかを慎重に検討する必要があります

    奨学金は債務整理する効果が小さい

    奨学金は債務整理にあまり向いていません。支払い猶予や免除制度があるため、これらを活用しましょう。

    任意整理・特定調停

    一般的な貸金業者は3.0~18.0%という金利が相場なので、利息がカットできる任意整理や特定調停はそれなりの負担軽減になります。

    一方、日本学生支援機構の奨学金の年利は、2016年以降0.1~0.3%程度です。
    任意整理や特定調停では免除される利息が少額なので、あまり効果があるとは言えません。

    個人再生・自己破産

    個人再生や自己破産をすると、保証人に奨学金の返還請求が行ってしまいます。
    奨学金を借りるときの多くは保証人をつけていて、たいていの人は自分の親や親族を保証人にするでしょう。

    保証人である親や親戚に迷惑をかけずに奨学金の債務整理をすることは難しいので、奨学金の救済制度を利用するようにしましょう。

    債務整理も1つの選択肢として専門家に相談しよう

    借金の悩みには債務整理が有効ですが、手続きがとても難しいです。
    自分でやろうとすると大変な労力と時間が費やされ、学業や就活にも支障が生じてしまいます。

    借金の額や返済能力などによって、取るべき債務整理の方法は異なります

    債務整理で豊富な実績のある専門家に相談することで、どれが自分の将来に影響の少ない債務整理なのかが判断できます。

    借金は、放置していると利息が膨れてさらに返済が困難になっていきます

    費用が高いからといって二の足を踏まず、まずは専門家に相談をしてください。
    豊富な実績のある専門家であれば、借金の悩みだけではなく、債務整理をした後の生活や周りへの影響など、さまざまな不安にも適切なアドバイスをしてくれます。

    まとめ

    借金が返済できずに悩んでいるのであれば、学生であっても債務整理は可能です。

    学生がに向いている債務整理は、任意整理と特定調停の2つです
    個人再生と自己破産の2つは、保証人に与える影響が大きいので、あまりおすすめできません。

    借金の悩みは一人で抱えるには大変で、放置していると利息が膨らんで手がつけられなくなってしまいます。
    まずは債務整理の問題を豊富に扱っている専門家に相談をしてみましょう。

    【弁護士に依頼すると何が良いの?】

    • 借金解決方法を個別に提案してもらえる
    • 面倒な手続きを一任できる!
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