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2020.07.02
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エステローンを滞納しそう・・・事態の深刻さとその対処法のポイント

エステローンがもう払えない、どうしよう

そんな悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
条件はありますが、エステローンの施術をやめて、返金をしてもらう・途中で契約を切ってしまう、という方法で事態を切り抜けられる場合があります。

また、エステローンは借金なので、借金問題の対処法で解決できることもあります

では、エステローンの滞納は、具体的にどのように解決していけばよいのでしょうか。
その際の注意点とともにお伝えします。

エステローンの滞納は借金を抱えているのと同じ

エステローンの返済を先延ばしするということは、借金滞納と同じリスクがあります。

エステローンは借金

エステローンは、まぎれもない借金です。

分割払いにすると金利がありますので、施術料金を分割した額に利息を上乗せして返済をする必要があります。
これは施術のためにお金を借りて分割で返済している、という借金の構造と変わりません

借金ですから、延滞すると遅延損害金も生じます。
延滞を放置してお行くと、延滞損害金が積み重なって返済の総額が増えてしまいます

甘い勧誘の落とし穴に注意

エステローンは、借金であるとは気づきにくいところに注意が必要です。

施術前には、
「毎月少しのお支払いでも、毎回の施術ではここまで効果があります」

という具合に、誘惑につい気持ちが揺らいでしまう勧誘があり、施術を受けている間には「特別のお客様」と丁寧に扱われます。

多くのケースは一回当たりの返済額が少ないので負担を感じにくいのですが、利率は高く、長期にわたり返済をするので、最終的には施術料金よりもかなり大きな額の返済をすることも珍しくありません

滞納で生じるリスク

エステローンを滞納すると、次のようなことがおこります。

  • 滞納から数日~1週間=電話での支払い督促がくる
  • 滞納後1週間~2ヵ月=督促状や催告書が届く。ブラックリスト入りする
  • 滞納後2~3ヵ月=エステ代金の一括請求書が届く
  • 裁判所から「訴状」または「支払督促」が届く
  • 何もせずに放置していると、給料や財産などが差し押さえされる
  • 放っておく時間が長くなればその分だけリスクは深刻化していきます。 甘い雰囲気につられて、こうしたリスクを背負ってまで施術を受け続けてしまうことがないようにしたいものです。

    エステローンを滞納しそうなときの対処法

    エステローンを滞納しそうなときの対処法として、

  • クーリングオフ
  • 途中解約
  • という方法があります。

    クーリングオフをする

    クーリングオフは、契約の初期に、契約自体を最初からなかったことにできる制度です。
    消費者から、業者に書面で通知して手続きが可能です。

    ただし、クーリングオフには

  • 法定書面(契約書)を受け取ってから8日以内に手続きする
  • 必要事項を記入した書面で通知する
  • という条件があります。
    書面を受け取った日が1日目となります。

    クーリングオフの書面内容

    クーリングオフの手続きは書面で行う必要がありますが、特別な用紙などはなく、ハガキを送付すれば十分です。
    ハガキを送付する際は、念のため、コピーを取っておくことが有用です。

    記載するべき内容は次の通りです。

    1. 冒頭に「通知書」とするタイトル
    2. 契約年月日=契約書に記載された契約年月日
    3. 商品名=契約書に記載された商品名
    4. 契約金額=契約書に記載された金額
    5. 会社名=契約の相手方である会社名
    6. 「契約を解除します」という内容の記載
      ※既にお金を支払っている場合はこの記載が必要
    7. 「商品の引き取りを求めます」という内容の記載
      ※化粧品などの商品を受け取っている場合にはこの記載が必要
    8. 書面を書いた年月日
    9. クーリングオフをする人の住所と名前

    途中解約をする

    クーリングオフが可能な8日間が過ぎても、キャンセル料を支払うことで途中解約ができます。
    キャンセル料は「特定商取引法」という法律で決まっていて、サービスの提供(施術開始)の前と後で違います。

    エステのキャンセル料

    サービスの提供開始前=2万円
    サービスの提供開始後=「既に受けたサービスの代金」+「2万円又は契約残額の10%のうち、低い方の額」

    途中解約するとそれ以降の返済はしなくて良いので、代金の滞納を避けることができます

    契約時に違法行為あれば全額返金も可能

    強引に勧誘されて契約してしまった
    説明された契約内容と、実際のサービスの内容が違っている

    といった場合は、違法行為によって契約してしまったことになりますので、契約無効として全額の返金を受けることもできます。(消費者契約法)

    違法行為が理由の全額返金は、自分ひとりで業者に掛け合っても話を聞いてもらえないことも多いものです。
    法律が関わる手続きは、弁護士に相談して返金を求める方が賢明です。 また、クーリングオフや途中解約に応じない問題のある業者の場合も、弁護士に相談して進めるのがよいでしょう。

    借金返済のための借金は控える

    エステローンの返済ができない場合に、借金をして返済に充てることは、借金問題が悪化する恐れがあるので控えましょう。

    ここまで説明したように、クーリングオフや途中解約により、お金をかけずに解決を図ることができます。

    また、借金返済のために借金をしてしまうと、借金の残高が減るのではなく、むしろ金利のために返済総額が増えてしまいがちなので危険です

    エステローンを滞納しているときは債務整理をする

    既に受けた施術分の金額も返済できない
    もうエステローンを滞納してしまっている

    といった場合、クーリングオフや途中解約以外の方法で早く解決する方法を考えなくてはなりません。
    債務整理は借金を根本的に解決できる有効な選択肢です。

    債務整理とは

    債務整理とは、借金の額を減額又は免除できる制度で、主な手続きは、任意整理・個人再生・自己破産の3種類です。

    任意整理

    任意整理は、裁判所を通さず、業者との交渉により借金を減らす手続きです。
    金利や遅延損害金をカットして借金の総額を減らし、返済期間を延ばすことで、月々の返済額を減らせます。

    すべての借金について手続きをする必要はなく、複数の借金のうちエステローンだけを整理する、といった利用が可能です。
    「困っているのはエステローンだけだから、エステローンだけを整理する」 という具合に、借金を選んで減らしたい場合に向いています

    個人再生

    個人再生は裁判所で行う手続きで、原則としてすべての借金について行い、借金の額は5分の1程度~10分の1程度に減らすことが可能です。
    減らした借金は、「再生計画」という裁判所から許可された返済計画に従って返済します。

    「住宅ローン特則」という制度があり、この制度が適用できる場合は、持ち家を手元に残すこともできます。

    エステローンのほかにも借金があり、任意整理の場合よりも全体の借金の額を大幅に減らす必要がある場合に向いている手続きです

    自己破産

    自己破産は、借金をゼロにすることができる手続きです。

    裁判所で行う手続きで、すべての借金を対象にします。
    裁判所から認められれば借金をゼロにできる一方、借金をした人の財産は、基本的に必要最小限の生活費以外はすべて没収されます。

    金総額が多過ぎてとても収入の見込みがなく、返済の見通しが立たない、といった場合に向いています

    専門家に道筋を作ってもらうのも1つの方法

    エステローンの解決には

  • クーリングオフ
  • 途中解約
  • 債務整理
  • など複数の選択肢があります。

    自分ではクーリングオフを急ぎたいと思っていたけれども、事情によっては債務整理の方が適している、という場合も想定されます。
    状況に応じて取るべき行動は変わってきますので、まずは弁護士や司法書士に相談して、エステ会社にどうアクションを起こすのが良いのかを一緒に考えてもらうと良いでしょう。

    専門家に依頼をすると、次のようなメリットもあります。

    煩雑な手続きを代行してもらえる

  • 契約や債務整理に関する業者との確認や交渉
  • 債務整理で必要になる専門的な書類の作成
  • こういった手続きには煩雑でわかりにくいことが多いものですが、専門家は、これらの手続きを代行してくれます。

    滞納している場合は督促がストップできる

    滞納をしている場合は、弁護士・司法書士が「受任通知」という書面を業者に送ると、督促をストップできます。
    受任通知を確認した業者は、督促を止めなければならないと決まっているのです

    自分で債務整理を進める場合は、督促を止めることができません。

    契約に問題がないかどうかも確認できる

    契約内容に、紛らわしさや明らかな違法性があれば、エステローンの全額返金も可能です。
    契約に法律的な問題があるかどうかは、専門家でないと判断が難しく、個人では交渉も難しいでしょう

    この点、法律の専門家なら正確に判断してくれる上に、業者とのやり取りも代行してくれます。

    まとめ

    エステローンを滞納しそうな場合には、

  • クーリングオフ
  • 途中解約
  • をまずは検討してみましょう。

    これらの手段で解決できれば契約はなくなりますので、これ以上滞納の問題は生じません。

    既に滞納している場合は、これ以上借金が膨らまないように債務整理を検討する方が賢明です

    複雑な法律問題に慣れているのが、弁護士や司法書士などの専門家です。 専門家の力を借りることで得られるメリットもありますので、債務整理やエステローンで困ったことがあれば、まずは専門家に相談しましょう。

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