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2020.07.02
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借金を無理なく返済するコツ|2つのポイントから具体的な方法を解説

借金の返済をラクに終わらせる方法はないかな

生活に大きなダメージがなく借金を返済するには、

  • 情報を集める
  • 目標を決める
  • この2つのポイントを念頭に具体的な返済計画を立てる必要があります。

    生活を見直すことで、返済方法の変更が必要になるかもしれません
    もし自力で返済が難しい場合は、弁護士や司法書士のような専門家に相談して解決を図ることも可能です。

    一つ一つ具体的に見ていきます。

    借金返済の計画のポイントは2つ

    借金返済の計画を立てるポイントは「必要な情報」と「必要な目標」です。
    まずはそれぞれの項目をおさえましょう。

    必要な情報を集める

    計画的に借金を返済するために、現状を把握する必要があります。
    特に次の情報を収集して下さい。

  • 借入先
  • 借入残高
  • 金利手数料
  • 毎月の収入
  • 毎月の支出
  • 毎月の返済可能額
  • これらを把握することで返済計画が立てられるので、しっかり確認しましょう。

    必要な目標を決める

    計画を立てるには目標設定が必要です。
    特に次の項目について考えて下さい。

  • いつまでに完済するか
  • 毎月いくらずつ返済するか
  • 削減できる固定費はあるか
  • 毎月の返済額は増やせるか
  • 繰り上げ返済、一括返済は可能か
  • おまとめローンは利用できるか
  • これらを決めることで返済計画を目的をもって実行できます。
    現状を把握して目標を決めた上で、具体的な返済計画を立てていきましょう。

    借金返済の計画の立て方

    具体的にどうやって返済計画を立てていけば良いのでしょうか。
    一つ一つポイントを解説します。

    借金の現状を把握する

    まずは状況を正確に把握するために以下を確認しましょう。

  • 借入先(どこから借りたのか)
  • 借入残高(いくら借りているのか)
  • 金利手数料(金融機関ごとの金利はいくらか)
  • 借入先の金融機関が分かれば会員専用ページから確認できます。
    分からない場合は、信用情報機関に問い合わせて確認できます。

    【3種類の信用情報機関】
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
  • ネットや電話で問い合わせると、10日程度で借金に関する情報が分かります。

    自分の収入・支出から毎月の負担額を計算

    借金の状況を把握した後、毎月の返済可能額を計算します。
    以下のモデルケースで考えてみましょう。

    毎月の収入
    給料 27万円

    毎月の支出
    家賃 7万円
    食費 5万円
    水道光熱費 2万円
    通信費 1万円
    携帯費 1万円
    保険料 1万5,000円
    交際費 3万円
    雑費 2万円
    合計 22万5,000円

    毎月の収入-毎月の支出
    27万円-22万5,000円=4万5,000円

    単純計算で毎月4万5,000円まで返済費用に回すことができます
    ただし支出には、固定費だけでなく予想外の出費もありますので、あくまでも返済可能な最大値と考えて下さい。

    利息を計算して完済のめどをシミュレーション

    利息は次の計算式で求めることができます。

    利息=借入残高×実質年率÷365×利用日数

    借金100万円(年率15%)を毎月4万5,000円ずつ返済する場合の1ヵ月分の利息
    100万円×15%÷365×30日=約1万2,328円

    利息がわかれば返済の内訳がわかるので、元金分の返済額も確認できます。

    元金分の返済額は、返済額4万5,000円から利息分1万2,328円を引いた額で 4万5,000-1万2,328円=3万2,672円

    翌月の元金は100万円-3万2,672円=96万7,328円となり、この金額に対してさらに次の計算で利息がかかります。

    96万7,328円×15%÷365×30日=約1万1,925円

    このペースで返済を続けると、
    利息の総額は17万8,857円
    完済までの期間は2年3ヵ月
    となります。

    ここまでの毎月4万5,000円返済する場合と同様にして、毎月2万円、5万円、6万円ずつ返済したときのシミュレーションは次の通りです。

    【毎月2万円ずつ返済する場合】
    完済期間 6年7ヵ月
    総返済額 157万9,052円
    利息総額 57万9,052円
    【毎月5万円ずつ返済する場合】
    完済期間 2年
    総返済額 115万7,936円
    利息総額 15万7,936円
    【毎月6万円ずつ返済する場合】
    完済期間 1年7ヵ月
    総返済額 112万8,396円
    利息総額 12万8,396円

    このように毎月の返済額が少なければ利息は多くなりますが、毎月の返済額が多ければ利息は少なくなります。

    ただ、借金返済に利息は大きく影響しますが、利息を少なくすることを最優先にして返済額を最大限にまで増やせばいいかというと、そうではありません。 無理をし過ぎると、途中で返済が辛くなります。

    ポイントは今の家計で無理なく返済できる金額と完済までの期間です。

    もし完済までに3年以上かかる場合は、将来の生活へのダメージが大きくなることも懸念されるので、弁護士や司法書士のような専門家への相談も検討すると良いでしょう。

    借金返済のコツは生活の見直しと利息の減額

    借金返済の計画を実践するために、生活の見直しと利息の減額を考えましょう。

    固定費削減

    毎月の固定費を削減することで、借金返済に充てる金を増やすことができます。
    特に見直しやすいのは通信費(携帯電話代も含む)、保険料です

    収入や利用状況に合わせて、プランの変更や解約などを検討してみましょう。
    他にも、家賃や交際費など削減できる固定費がないかどうかを考えてみて下さい。

    金利の高い借金から返済

    一般的に、借入れ残高が少ないほど金利は高くなります。
    金利が高いと利息額が膨らみやすく、長期化すると返済総額が増えてしまいがちです。

    返済総額が増えて今よりも返済が困難になってしまう前に、先に返済する方がいいでしょう。

    毎月の返済の増額

    固定費の削減などで借金返済のお金を捻出できるのであれば、毎月の返済額の増額を考えてください。
    毎月少し増やすだけでも元金が減るペースは早まるので、完済期間は着実に短縮できます。

    繰り上げ返済、一括返済

    繰上げ返済とは、毎月の支払いとは別に追加で返済を行う方法です。
    一括返済とは、残りの借金を一括で返済する方法です。
    退職金やボーナスのような臨時収入が入る場合に検討すると良いでしょう。

    おまとめローンを利用

    複数の金融機関からの借金がある場合は、それら複数の借金を一社にまとめることで、

  • 借金の管理がしやすくになる
  • 金利負担が軽くなる可能性がある
  • といったメリットがあります。

    ただし借金自体は減額されません。
    返済が長期化して利息が増えれば、返済総額が大きくなるというデメリットもあります

    返済中の生活における注意点

    借金返済中の生活における注意点として、次の3つを心がけましょう。

    1.クレジットカードは1枚にとどめる

    複数のクレジットカードを持っていると、1枚が限度額に達しても、別なカードを利用できてしまいます。
    別なカードで買い物を続ければ、完済までの期間は長期化します。

    2.家計簿で支出を管理する

    お金の使いすぎを防ぐには、家計簿などを使った金銭管理が有効です。
    ザックリで良いので毎月の収入と支出を記録することで、お金の出入りが見えやすくなり、浪費があるかどうかも分かります。

    3.リボ払いから分割払いに変更する

    リボ払いは毎月の返済額が一定のため、設定額が小さいと、完済まで長期化しやすいとされています。
    分割払いに変更をして返済の見通しを付けましょう。

    借金返済が自力で難しいときは専門家に相談

    生活の見直しや自力での返済が難しい時は、弁護士や司法書士のような専門家に相談することが大切です。
    借金問題は法律と関わってくるので、専門家に相談して解決できるケースも多いです。

    債務整理という選択肢

    合法的に借金問題を解決する手段として債務整理があります。

    債務整理には任意整理、個人再生、自己破産という3つの方法があり、借金の減額や免除によって解決を図ります。
    借金の総額や生活で重視することなろ、条件によって適した手続きは変わりますが、どの手続きが向いているかなどの進め方に関しては、一般的に専門家と相談しながら決めていきます。

    債務整理が向いている人

  • 年収の3分の1以上の借金がある人
  • 自力で返済を続けられない人
  • 借金を滞納しそうな人、すでに滞納している人
  • 浪費グセなど我慢ができない人
  • 計画的に金銭を管理できない人
  • このような人はすでに自力での返済が難しい可能性がありますので、まずは専門家に相談すると良いでしょう。

    専門家に相談するメリット

    借金返済の相談は、専門家にすることができます。
    専門家が債務整理が必要と判断した場合は、その後も相談を続けられるので効率的です。

    債務整理はひとりで手続きできないものではありませんが、専門家に依頼することで、その効果を最大限に得られます。

    専門家に依頼するメリット

  • 借金の督促をストップできる
  • スピーディーな解決を図れる
  • 煩雑な手続きと書類作成を代行してくれる
  • 返済が苦しくてどうにもならない
    借金地獄から抜け出して生活再建したい
    という場合は早急な対処が必要かもしれませんので、まずは専門家に相談するといいでしょう。

    まとめ

    借金返済のコツは、必要な情報を集めて、必要な目標を立てることです。

    具体的には、借金の現状把握、毎月の返済可能額の計算、完済時期のシミュレーションを行います。

    返済を進めるために、固定費削減や毎月の返済の増額、繰り上げ返済、おまとめローンが必要になるかもしれません。

    自力での返済が難しい場合は、弁護士や司法書士のような専門家に早めに相談してください。
    借金問題は放置せずに対処することが重要で、専門家に相談することで適切な解決を図ってくれます

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