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2020.08.13
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遅延損害金を払わないと借金は膨らむ!すぐすべき対処法と注意点とは

遅延損害金はいつ、いくらくらい発生してるの?
遅延損害金を払わないとどうなるの?

キャッシングやショッピングの支払いを滞納すると、ペナルティとして遅延損害金が発生します。

しかし、返済が苦しい中で遅延損害金まで発生したら、さらに返済ができなくなってしまいます。

返済ができなくなる前に取れる対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。

こちらの記事では、

  • 遅延損害金はいくら支払えばいいのか
  • 遅延損害金を支払わなかったときのリスク
  • 遅延損害金が発生したときの対処法

などについて解説します。

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遅延損害金は借金の返済が遅れたペナルティ

遅延損害金は、取引相手への支払いが遅れた場合に生じます。
いわば返済する約束を破ったペナルティと言っていいでしょう。

そもそも遅延損害金とは

本来決められた期日内に料金を支払わないと、支払う相手に対する遅延損害金が発生します。

金融会社からの借入やクレジットカードのショッピング・キャッシング利用、賃貸や住宅ローンなど、毎月の支払期日に1日でも遅れると、元金に上乗せされる形で支払い義務が生じます。

遅延損害金は払う必要があるのが一般的

遅延損害金は、利率の上限こそ法律で決められていますが、支払義務があるとまでは書かれていません。

遅延損害金は金融会社などとの契約書(約款、規約など)に記載されており、契約関係において支払う義務が発生しているのです。

つまり、遅延損害金は金融会社との約束を破ったために支払わなければならないものと言えます。

利率は法律によって上限が設けられていて、上限いっぱいで設定されているケースがほとんどです。

法定利率とは
もし契約書などに遅延損害金の利率が記載されていない場合、法律によって定められた利率(法定利率)で利息を上乗せすることが認められています。

法定利率は2020年現在で3%で、3年に一回変更される可能性があります。

遅延損害金の利率は利息より高いのが通常

本来支払われるべき料金が支払われないと、金融会社としても督促やデータ管理の手間が増え、資金繰りの問題が発生するリスクもあります。

そのため、遅延損害金は従来の利息よりも高く設定されるのが通常です

遅延損害金の利率はショッピングとキャッシングで次のように異なります。

ショッピング
通常の利息(手数料)
一括払い/0
分割払い/12~15%
リボ払い/15%
遅延損害金/14.6%

キャッシング
通常の利息(手数料)
10万円未満/上限20%
10万円以上100万未満/上限18%
100万円以上/上限15%
遅延損害金/金利の1.46倍(上限20.0%)

遅延損害金は支払期日の翌日から発生し、支払完了日までの日数で日割り計算されます。

遅延損害金の計算式

借入額×年率÷365日×滞納日数=遅延損害金

例えば、借金50万円で返済が30日遅れた場合の遅延損害金は、
50万円×20%÷365日×30日=8219円 となります。

遅延損害金を払えないままだと最終的に裁判もあり得る

返済が1日でも遅れると、元金と利息に遅延損害金を上乗せして支払わなければなりません。

遅延損害金を含めた金額を支払わないと借金の支払い完了にはならず、滞納が続き様々なリスクが生じる可能性があります。

滞納を続けると生じるリスクの流れ

滞納を続けると次のような流れでリスクが生じます。

  • 金融会社から督促の電話や通知が来る(数日~1ヵ月)
  • 内容証明郵便で催告状が届く(1~2ヵ月)
  • 残額を一括請求される(2~3ヵ月)
  • ブラックリスト入りする(2~3ヵ月)
  • 金融会社から訴えられる
  • 給料、財産などが差押えされる強制執行になる
上記の流れはあくまでも目安です。

滞納が続いても、細かく連絡を取ったり、支払いする意思をしっかりと伝えていると、金融会社はそこまで厳しい態度を取ることはありません。

しかし、電話や通知を無視したり、支払う意思が感じられない不誠実な姿勢を示したりしていると、金融会社の対応は厳しくなり差押えまでのリスクが高まります。

差押えまで行ってしまうと、裁判所を通した法的な手続きを経ているので強制力があり、それ以上事態を先延ばしすることはできません。

いずれにしても、滞納している間は遅延損害金が発生し続けています。刻一刻と遅延損害金は積み重なっていくので、1日でも早く支払いをする必要があります。

遅延損害金に気付いたらすぐ対処すべきこと

もし借入金やクレジットカードの支払いを滞納していたら、遅延損害金が発生している可能性が高いので、すぐに次のような対処をしましょう。

遅延損害金を確認する

まずは遅延損害金がいくら発生しているのかを確認しましょう。
確認する方法は次の2つの方法があります。

金融会社に確認する

直接、金融会社に連絡をして確認します。

本来の支払期日を過ぎているということは、すでに電話か書類で督促の連絡が来ているかもしれません。

もし督促の連絡に対応していなければ、遅延損害金の確認といっしょに返済の意思があることも伝えておきましょう。

支払いできる見込みがあれば、次の支払予定日を相談して決めておくのが確実です。

金融会社に何も連絡しないで無視していると、心証を悪くして後々の対応が厳しくなる可能性があります。

遅延損害金を計算する

自分で遅延損害金の目安を計算することもできます。

まずは次の3点を確認してください。

  • 返済する元金の残額はいくらか
  • 支払日の翌日を1日目として、何日間滞納しているか
  • 利率は、ショッピングなら14.6%、キャッシングなら20.0%

上記を踏まえて、次の計算式で求めます。

借入額×年率÷365日×滞納日数=遅延損害金

法務省のホームページから計算ソフトをダウンロードすることも可能です。

できるだけ早く返済する

借金は、早く返済することで、遅延損害金だけではなく利息も低く抑えられるので、返済総額が少額で済みます

早く返済するために次のような方法を検討してみましょう。

生活費を切り詰めて毎月の返済額を増額する

少しずつでも返済の速度を上げることで、利息額も低くなり、元金をさらに減らすことができます。

返済期間が短くなれば支払総額が減るので、結果的に負担は小さくなります。

家族や知人にお金を借りて繰り上げ返済する

可能であれば、家族や知人にお金を借りて繰り上げ返済をしましょう。

金融会社の高い金利よりも、家族などから無利子または低金利で貸してもらえれば、減額できた利息の分、早く借金を完済することができます。

カードローンやおまとめローンで返済する

カードローンやおまとめローンなどで他社から借金することで、遅延損害金の発生している借金をひとまず返済しておきます。

早いうちに遅延損害金を返済しておくことで、滞納により発生するブラックリスト入りや一括請求などのリスクを回避し、対策を立て直すことができます。

すぐ払えるときの注意点

すぐに支払える場合であっても、カードローンでの返済やおまとめローンへの変更には気を付けなければなりません。

どちらの返済方法も、借金そのものが解決へ向かっているものではなく、借金を別の借金で返すという、その場しのぎの対処法だからです

すでに毎月の支払いが難しい経済状況に陥っているなど、むしろ、状況は悪化している可能性もあるので、返済計画をしっかり立て直す必要があります。

どうしても返済が難しく、これら対処法によっても支払えない場合は、債務整理を検討しましょう。

遅延損害金が発生し続けそうなときは債務整理で対処

どうしても遅延損害金の発生を止められなさそうな場合は、債務整理を検討しましょう。

借金問題の多くが債務整理によって解決できる可能性があります。

債務整理とは

債務整理は、遅延損害金や利息の免除、借金の総額や月々の支払い額を減額してもらい、無理のない返済計画で生活を立て直すことができる制度です。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産の3つの方法があり、最も多くの人が選択しているのが任意整理です。

個人再生と自己破産の手続きを行うと、車や持ち家といった個人の財産が没収されるなどの影響が生じますが、任意整理なら適切な対応を取ることでそのような財産への影響を回避できます。

専門家への依頼費用も、任意整理が4~5万円(1件あたり)であるのに対し、個人再生と自己破産は20~50万円ほどと、大きく違いがあります。

他にも、任意整理のメリットは様々です。

遅延損害金をカットできるのが任意整理

任意整理は、遅延損害金と利息を免除して、元金のみの返済にしてもらう手続きです

裁判所を介さずに金融会社と直接交渉するため、比較的手間がかからず、完了するまでの期間が短いという特長もあります。

また、すべての借金の中から債務整理したい金融会社だけを選ぶことができるので、支払い中のローンや保証人のついている借金などを対象外にし、他への影響を最小限に抑えることが可能です。

任意整理の手続きを専門家に依頼することで次のようなメリットも得られます。

  • 金融会社からの督促をストップできる
  • 有利な条件で交渉できる可能性が高くなる
  • 煩雑な手続きをサポートしてくれるので負担が少なくなる

任意整理は、個人再生や自己破産ほど借金の減額幅は大きくありませんが、その分、手続きの負担も小さく、多くの人が利用しています

借金問題の解決は、まずは任意整理から検討することをおすすめします。

まとめ

遅延損害金は、滞納から支払い完了まで発生し、金融会社との契約上支払いを免れないものです

滞納を続けていくと遅延損害金が積み重なっていくばかりか、残額の一括請求や給料・財産の差押えとなり、これ以上事態の先延ばしができなくなります。

遅延損害金が発生したらすぐに支払いをすることが重要ですが、どうしても支払いが難しい場合は、債務整理の手続きで対処できます。

債務整理には3種類あり、遅延損害金と利息をカットできる任意整理が最も一般的です

債務整理は専門家に頼むことで早期解決が図れます。

無料相談を受け付けている専門家の事務所も多くありますので、まずは気軽な気持ちで専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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