パチンコで負けすぎて借金がやばい…平均借金額はいくら?返済不能のリスクとは

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借金の理由が、パチンコなどのギャンブルだという方は少なくないでしょう

また、ギャンブルによる借金額の平均は約400万円といわれています。

  • 年収の1/3(総量規制)を超える借金をしている
  • 複数の消費者金融やカードローンから借り入れしている
  • クレジットカードのリボ払いを繰り返し利用している
  • 借金を長期間返済し続けている
  • 滞納している

上記にひとつでも当てはまる場合は、借金がやばい状態である可能性が高いといえます。
弁護士など専門家に相談することを検討しましょう。

この記事では、パチンコの借金が高額になり、危機感を感じている方に向けて解決方法や相談先などを解説しています。

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目次

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パチンコでの借金額の平均は約400万円!いくらになるとやばい?

ギャンブル問題で相談機関などを利用する人の実態調査によると、2020年のギャンブルによる借金額の平均値は3,939,773円であることがわかりました。
※「独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター」による調査

また同調査では、ギャンブルの種類は62%以上がパチンコ・パチスロと回答がありました。

いかにパチンコでの借金が高額なのか、がよくおわかりいただけるかと思います。

とはいえ、この金額がどれほどやばい(=自力返済が不可能な状態)のかは、いまいちピンとこないかもしれません。

借金の問題に数多く直面してきた当サイトでは、以下にあてはまると、自力返済が不可能な状態と考えています。

  • 年収の1/3(総量規制)を超える借金をしている
  • 複数の消費者金融やカードローンから借り入れしている
  • クレジットカードのリボ払いを繰り返し利用している
  • 借金を長期間返済し続けている
  • 滞納している

それぞれ具体的にどんな状態か?なぜやばいのか?について、以下で詳しく解説します。

年収の1/3(総量規制)を超える借金をしている

借金額がご自身の年収の1/3を超えていると、自力での返済が難しい状態とされています。

たとえば年収450万円の方の借金総額が150万円を超える、ようなケースです。

消費者金融やカード会社などは「総量規制」という貸金業法に基づくルールによって、年収の1/3を超える貸付けができない決まりになっています。

つまり、国が年収の1/3を超えると返済能力を超えてしまうと考えている、ということです。

法律で制限するくらいの大きな金額ということからも、やばさを認識できる指標の一つといえるでしょう。

総量規制については以下の記事で詳しく解説しています。

複数の消費者金融やカードローンから借り入れしている

複数の消費者金融やカードローンから借入れをしている、いわゆる多重債務の状態も、危険な状況です。

多重債務については以下の記事で詳しく解説しています。

とくに借金返済のために、別の金融機関や貸金業者から新たに借金を繰り返しているような状態(いわゆる自転車操業)は、すぐにでも解決すべきといえるでしょう。

一般的に消費者金融やカードローンからの借り入れは、金額が大きくなるほど金利が下がります

そのため、複数の貸金業者から少額の借り入れを繰り返している場合は、1社からまとめて借入れている場合に比べて、利息も高額になります。

複数社借り入れと1社借り入れの返済例比較
A社 B社 C社 合計
借入額
借入金利
80万円
年18%
70万円
年18%
50万円
年18%
200万円
返済総額 102万9,317円 99万9,979円 69万8,327円 272万7,623円
月々の返済額 3万円 2万円 1万5,000円 6万5,000円
利息分 22万9,317円 29万9,979円 19万8,327円 72万7,623円
D社
借入額
借入金利
200万円
年14%
返済総額 249万2,019円
月々の返済額 6万5,000円
利息分 49万2,019円

長野ろうきん「フリー入力ローンシミュレーション」で試算
※元利均等払いで計算。金額は概算のため実際の返済額や返済回数と異なる場合があります。

このように複数社から借り入れすると、返済の手間が増えるばかりか、利息の支払いに追われてしまい、なかなか元金(実際に借りた金額)が減りづらいのです。

消費者金融の借金を滞納による影響については以下の記事で詳しく解説しています。

クレジットカードのリボ払いを繰り返し利用している

パチンコをするためのお金を、クレジットカードのキャッシング機能を利用してまかなうのも好ましい状況とはいえません。

毎月支払いできる状態であれば、大きな問題ではないかもしれませんが、リボ払いを設定しているのであれば、リスクが大きいといえるでしょう。

リボ払いは「月々1万円ずつ」といったように、毎月、自分で設定した金額を返済する方式です。

毎月の返済額が変わらないため、支払いを終えない状態でクレジットカードを使って現金を引き出してしまうと、利用残高が膨れ上がることになります。

〈リボ払いの追加利用による利用残高の例〉
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
利用額 12万円利用 6万円追加利用 3万円追加利用
返済額 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円
利用残高 11万838円 10万2,250円 9万3,510円 14万4,582円 13万6,423円 15万7,585円 14万9,592円 14万1,436円
残高が増える 残高が増える 支払い継続!

※リボ払い・元利定額方式・実質年率15%の場合の支払い例
※計算は概算です。金額を保証するものではありません。

さらに、上表のように利用残高が増えている状況でも「毎月銀行から引き落とされているから大丈夫」と思ってしまいがちなのも、リボ払いの落とし穴です。

カードローンなどと比べて正確な利用残高や支払総額が把握しづらいのも、返済不能状態に陥りやすい要因になっています。

リボ払いの仕組みやデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

借金を長期間返済し続けている

「5年以上借金の返済をし続けている」といった状況も、返済できない状況に陥ってるといえるでしょう。

利息は元金の大きさや金利の高さだけではなく、返済期間が長期化することでも高額になります。

たとえば100万円を金利年15%で借りた場合は、毎月の返済額ごとの返済期間と利息、返済総額は以下のようになります。

毎月の返済額 完済までの期間 利息総額 総返済額
7万円 1年4ヶ月 10万8,502円 110万8,502円
5万円 2年 15万7,936円 115万7,936円
2万円 6年7ヶ月 57万9,052円 157万9,052円

長野ろうきん「フリー入力ローンシミュレーション」で試算
※元利均等払いで計算。金額は概算のため実際の返済額や返済回数と異なる場合があります。

毎月の返済額が2万円の場合は、完済までの期間は6年7ヶ月で、利息を含めた総返済額は約158万円になります。

消費者金融やカードローンの返済を5年以上続けても、まだ完済のメドがたっていないのであれば、返済額や生活状況を見直すべきかもしれません。

借金を滞納している

滞納している状態はすでに返済ができていない状況ですから、早めにパチンコの回数を減らす、支出を減らす、などの解決に向けた行動を起こすことをおすすめします。

滞納すると、遅延損害金が発生して、支払額がより高額になりますし、放置すると最終的には給与や財産が差し押さえられる事態に発展する恐れもあります。

借金の滞納による影響については、以下の記事で詳しく解説しています。

パチンコによる借金が返せないときに降りかかる4つのリスク

借金の返済ができない状況に陥ると、さまざまなリスクが生じます。

特にパチンコはギャンブルに分類されるため、生活費負担のための借金よりも大きいのが実情です。

パチンコによる借金が返済できない場合のリスク
  • 利息が増え返済不能になる
  • ギャンブル依存症になる危険性が高まる
  • 滞納を続けると信用情報機関に登録される
  • 家族や友人からの信頼低下につながる

以下で詳しく解説していきます。

1.利息が増え返済不能になる

パチンコの負けを取り戻すために

  • 多額の借り入れをする
  • 何度も借り入れをする
  • 返済が長期に及ぶ

ような行為に及ぶと、利息が膨らみます。

たとえば、借入残高が300万円と100万円の利息を比較すると次のようになります。
※標準的なカードローンの金利である年15%とする

借入残高 金利 1ヶ月の利息
100万円 15% 12,500円
300万円 15% 37,500円

当たり前のようにも思えますが、300万円と100万円では、かかる利息が3倍になります。

そのため、仮に毎月5万円ずつ返済したとすると、

  • 借入残高が100万円の場合は12,500円
  • 借入残高が300万円の場合は37,500円

が返済に充てられます。

したがって300万円の借入残高の場合は、毎月5万円を返済したとしても、そのほとんどが利息分の支払いに充てられてしまうのです。

このような状態で返済を続けても、借金の元金はなかなか減らず、利息ばかり支払うことになり、いつまでたっても完済できません。

完済までの期間をなるべく短縮するためには、「利息をなるべく少なくして、借金の元金返済に充てる金額を増やす」といった工夫が必要です。

利息については以下の記事で詳しく解説しています。

2.ギャンブル依存症になり身体や心に悪影響を及ぼす

ギャンブル依存症とは、ギャンブルにはまって日常生活や社会生活に支障が生じ、治療が必要になる状態をいいます。

借金してまでパチンコに通っているようであれば、依存症の可能性があります。

アメリカ精神医学会が発表したDSM-5(精神障害の診断基準集)によると次のような状態がきっかけでギャンブルに走ってしまったり、ギャンブルで問題をおこしてしまったりするとされています。

  • ギャンブルで負けると取り戻したくなる
  • さらに強い興奮を味わいたくなっている
  • イライラやゆううつな状態をなんとか解消したい
  • 賭けていると気分が落ち着く
  • ギャンブルのことがいつも頭から離れない
  • 適度に加減ができない
  • ギャンブルに関して嘘をついてしまう
  • 大切な人間関係にトラブルが生じそう
  • ギャンブルが原因の借金をしている

上記のうち、4つ以上該当していればギャンブル障害と診断される可能性が高いといえます。

ギャンブル依存症の症状としては以下が挙げられます。

  • パチンコをしたい衝動を抑えられず、常にパチンコが頭から離れなくなる
  • 借金を抱えたり、嘘をついたり、法律を犯したりして金銭を得たりしようとする
  • パチンコに負けることが新たなストレスとなり、悪循環を形成しやすい

厚労省の調べによると、パチンコを含むギャンブル依存症の疑いがある人は約70万人といわれています。
ギャンブル依存症のチェック方法や対策は以下の記事で詳しく解説していますので、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

滞納を続けると信用情報機関に事故記録が登録される

滞納のリスクは期間が長引くほど大きくなります。

【支払日翌日から】遅延損害金が発生する
【滞納1週間〜】ハガキや電話・メールで督促される
【滞納2ヶ月〜】信用情報機関に事故記録が登録される(ブラックリスト状態)
【滞納2ヶ月〜】強制解約され、残金を一括請求される
【滞納3ヶ月〜】裁判所から通知が届き、給与や財産が差し押さえられる

ブラックリスト状態になると、原則として他の金融機関からの借入ができません。

同時期に残金の一括請求が行われますが、他社から借りて一時的に場をしのぐことすらできない状況に陥るのです。

また、

  • クレジットカードの発行ができない
  • 携帯やスマホの分割購入ができない
  • (まれに)不動産の賃貸契約の審査に通らない
  • 奨学金など他人の借金の保証人になれない

など、生活に直結するデメリットも生じます。

そのため滞納してしまったら、滞納を解消する、などの早めの対処が必要です。

ブラックリストによる影響については、以下の記事で詳しく解説しています。

4.家族や友人からの信頼低下につながる

ギャンブルによる借金は、世間的には自己責任とも捉えられがちです。

そのため

  • 借金が配偶者に知られて夫婦関係に亀裂が入る
  • 友人から借りたお金を返せずに信用を失う

というように人間関係にも悪影響を及ぼしかねません。

依存症から脱却するためには、周囲のサポートが必要になることもありますので、周囲からの信頼低下はなんとしても避けるべきでしょう。

パチンコの借金を解決する方法

パチンコによる借金は、今は少額でもいずれ「借りては打つ」生活の繰り返しになりかねません。

早めに解決することをおすすめします。

パチンコで抱えた借金を返済する方法として以下の3つが挙げられます。

  • 自力返済できる場合
    =家計を見直す
    =日本貸金業協会の貸付自粛制度を利用する
  • 自力返済が難しい場合
    =債務整理を検討する

家計を見直す

借金が「少しがんばれば返済できる」状態であれば、家計の見直しを図りましょう。

家計簿などを使った家計管理でお金の出入りを管理すれば、浪費を見つけやすくなりますし、浪費を返済に回せば元金が減るペースは早まるので、返済期間を短縮できます。

また毎月の固定費を減らすことで、借金返済に充てる金額を増やすことができます。

以下のような毎月一定額払っている固定費は、特に減らしやすく、毎月の返済に回せるでしょう。

  • 携帯電話代や光回線料金などの通信費
  • 生命保険・損害保険・自動車保険などの保険料
  • 動画や音楽配信サービスなどのサブスクリプション(サブスク)利用代金

契約したものの、あまり使っていない携帯サービスやサブスクリプションサービスがあれば、プランを変更したり、思い切って解約することも検討してください。

また、本業以外に副業などで収入を増やし、借金の返済に充てる金額も増やすのも選択肢です。

クラウドソーシングサービスで在宅ワークをしたり、人材派遣会社に登録をして派遣アルバイトをしたりするという手軽な方法もありますので、ぜひ試してみてください。

おもなクラウドソーシングサービス

ただし、副業を検討する場合、以下の点にはくれぐれも注意してください。

  • 勤め先が副業を禁止していないか
    副業禁止の会社もあります。副業を始める前に就業規則を確認しましょう。
  • 確定申告が必要ないか
    副業で年間20万円以上の収入を得た場合、確定申告が必要です。

借金返済のコツについては以下の記事で詳しく解説しています。

日本貸金業協会の貸付自粛制度を利用する

貸付自粛制度とは、金融機関からの借り入れをストップできる制度です。

Web、郵送、窓口で、本人申請に限り無料で利用可能で、日本貸金業協会、または全国銀行個人信用情報センターに申請すれば、信用情報機関に貸付自粛情報が登録されます。
(※法定代理人による申請は可)

消費者金融、クレジットカード会社、銀行は、新規融資の際にいずれかの信用情報機関を参照します。

融資の申し込みを行った者が事前に貸付自粛情報を登録していれば、その情報も支払い能力の判断材料として審査される仕組みになっています。

ただし貸付自粛制度には強制力はなく、家族による申請も基本的に認められていません。 また、申請が受理された日から3ヶ月が経過すれば撤回も可能です。

貸付自粛制度は、ギャンブル依存症の自覚があり、
「これ以上借金を増やしたくない、自ら制限をかけたい」
といった場合に便利な制度といえるでしょう。

債務整理を検討する

家計を見直しても返済が難しいような状況であれば、別の手段を検討する必要があります。

特に

  • 返済を2ヶ月以上滞納している
  • 他社からの借り入れを試みたが、審査に通らなかった
  • 収入が大きく減ってしまった

といった事態では、これ以上悪化しないためにも早めの対処が必要です。

借金の返済が困難な方を救済する方法として、債務整理があります。

債務整理にはおもに

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

の3つの方法があり、借金の減額や免除が可能です。

任意整理

任意整理は裁判所を通さずに金融業者と直接交渉して、将来利息と遅延損害金のカット、残った元本を3~5年(36~60回)の分割払いで完済する手続きです。
パチンコなどのギャンブルが原因の借金でも利用できます。

あくまでも私的な交渉なので、法律の専門知識と交渉テクニックが重要になります。
弁護士らに依頼することで、和解に向けてスムーズに進めることができるでしょう。

任意整理が向いているケース
  • パチンコなどギャンブルが原因の借金返済が苦しい
  • 将来利息や遅延損害金をカットすれば返済を続けることができる

任意整理については以下の記事で詳しく解説しています。

個人再生

個人再生は裁判所に申し立てて、借金を5分の1〜10分の1程度に減額する手続きで、減額後の借金を3~5年の分割払いで完済します。

ローンが残っていても家を処分することなく手続きが可能で、任意整理と同じく、パチンコなどギャンブルが原因の借金でも利用できます。

準備する書類が多く手続きも複雑なので、弁護士らに相談しながら進める方が格段にでしょう。

個人再生が向いているケース
  • パチンコなどギャンブルで重ねた借金を完済できそうにない
  • 借金を大幅に減額すれば返済し続けられる安定収入がある
  • 家のローンが残っている

個人再生については以下の記事で詳しく解説しています。

自己破産

自己破産は裁判所に申し立てて、一定の価値ある財産が回収・処分される代わりに、免責(借金の返済義務を免れること)によって支払いが免除される手続きです。

ギャンブルが原因の借金は免責不許可事由(免責が認められない理由)に該当するため、基本的にパチンコが原因の借金は利用できません。

ただし、自己破産には多重債務者の救済という目的もありますので、状況次第では、裁判官の判断でギャンブルが原因でも借金返済が免除されること(裁量免責)もあります。

裁量免責になるかどうかを自分で判断するのは難しいので、弁護士に相談しましょう。

自己破産が向いているケース
  • 弁護士に相談して裁量免責の可能性がある
  • めぼしい財産がない

自己破産については以下の記事で詳しく解説しています。

パチンコで借金をしていてもやめられない理由

ここまで読んでいただいた方の中には「借金も解決しないとダメだけど、そもそもパチンコ癖からも脱却しないと」とお考えの方もおられるかもしれません。

また、あなたに近しい方がパチンコにのめり込みすぎていて、「やめさせたい」とお考えの方もおられるでしょう。

パチンコがなかなかやめられない原因は、

  • 負けを取り戻した経験がある
  • 強い興奮が感じられる
  • イライラやゆううつ感を解消できる
  • 賭けていると落ち着く

などの経験があるからとされています。

もちろん、多額の借金を抱えるほど日常生活に支障が生じているのなら、パチンコは控えるべきです。

ギャンブル依存症は精神医学的には疾患とされており、自分の意思だけで克服するのは困難です。

病気になってパチンコやスロットを打つ体力がなくなった、などの強制的にできなくなるきっかけがないかぎり、再びギャンブルにはまってしまう懸念は少なくないでしょう。

そのため周囲のサポートや専門機関への相談が、解決のポイントになります。

パチンコをやめたいときの対処法や相談先

パチンコやギャンブル依存症の相談が可能な施設は以下の通りです。

  • 一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター
  • 精神保健福祉センター
  • 自助グループや回復支援施設
  • 依存症の専門医療機関

以下で詳しく解説します。

一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター

ギャンブル依存症予防回復センターは、ギャンブル依存症に係る調査や予防回復支援を行っている公的機関です。

24時間受付のサポートコールがあり、専門のカウンセラー

  • 法テラス:借金問題など法律に係る相談
  • 自助グループ:同じ体験をもつグループで体験談等を共有することで解決へのきっかけを作る
  • 医療機関:精神科医など

への紹介や必要な情報やアドバイス等を提供しています。

■一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター
URL http://www.gaprsc.or.jp/contact/
電話番号 0120-683-705
受付可能日時 24時間・年中無休
対応してくれる専門家 臨床心理士などのカウンセラー
費用 無料

※2023年1月現在

精神保健福祉センター

精神保健福祉法によって、各都道府県に設置されている公的機関です。

こころの健康の保持と向上を目的として、精神保健福祉相談を受けつけているほか、自立と社会復帰をするための指導と援助を行っています。

ギャンブル依存症の方に向けて「ギャンブル障害回復トレーニングプログラム」や、家族に対しては「依存症家族教室」を行っています。

■精神保健福祉センター(以下は東京の場合 ※全国の都道府県に設置されています)
URL https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/index.html
電話番号 03-3844-2212
受付可能日時 月〜金曜日の午前9時から午後5時まで
(祝日・年末年始を除く)
対応してくれる専門家 相談窓口係員
費用 無料

※2023年1月現在

自助グループや回復支援施設

自助グループとは、同じ問題を抱える方やその家族らが集まり、メンバーと体験談、想い、情報、知識などを共有することで問題解決へのヒントを得ることを目的としている団体です。(おもに非営利団体)

ギャンブル依存症の主な自助グループリスト

■ギャンブラーズ・アノニマス(GA)
URL http://www.gajapan.jp/index.html
拠点 全国各地(46都道府県、201グループ)
おもな活動内容 ミーティングの開催など
対象者 本人

※2023年1月現在

■DAジャパン
URL https://kaimonorouhishakkin.jimdofree.com/
拠点 全国10箇所(札幌、郡山、都内<上野、田町>、川崎、京都、兵庫、福岡、長崎、大分)
おもな活動内容 ミーティングの開催など
対象者 本人

※2023年1月現在

■ギャマノン(Gam-Anon)
URL https://www.gam-anon.jp/
拠点 全国各地
おもな活動内容 ミーティングの開催など
対象者 (依存症患者の)家族・友人

※2023年1月現在

ジャパンマック(特定非営利活動法人)
URL https://www.japanmac.or.jp/
拠点 東京、神奈川、福岡
おもな活動内容 回復支援プログラムや生活訓練など
対象者 本人

※2023年1月現在

依存症の専門医療機関

依存症患者が地域で適切な医療を受けられるようにするために、ギャンブルなど依存症に関する治療を行っている専門医療機関もあります。

専門機関に相談してカウンセリングや治療を受けることで、ギャンブル依存症から根本的に脱出できる可能性があります。

借金の相談は弁護士らにするのがよいのと同様に、深刻な依存症の相談はその道の専門家に相談する方が賢明です。

全国の依存症専門機関は、以下のリンク先で紹介されています。

厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部(P30をご覧ください)

弁護士法人・響に相談するメリット
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監修者情報
監修者:弁護士法人・響弁護士
犬飼 俊雄
弁護士会所属
東京弁護士会(第61379号)
出身地
神奈川県
出身大学
学習院大学法科大学院
保有資格
弁護士
コメント

[実績]
43万件の問合せ・相談実績あり
[弁護士数]
43人(2023年2月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
[拠点]
計7拠点(東京、大阪、香川、福岡、沖縄)
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