旦那(夫)に浮気された!離婚を考えるときの判断基準と話し合いのポイント

夫に浮気をされれば、精神的に大きなショックを受けてしまうものです。

ただ、浮気の事実と離婚をすべきかの判断は冷静にとらえる必要があります。

浮気の状況をきちんと見つめて、不利な立場とならないように取るべき行動を押さえておきましょう。

また、離婚をする場合には慰謝料や財産分与、子どものことなど重要な点を夫と話し合っておく必要があります。

今回は、夫に浮気をされたときに取るべき行動や妥当な慰謝料を受け取るためのポイントを解説します。

【アンケート結果】夫の浮気が発覚!離婚するか迷ったら…

離婚を判断する3つのポイント

まずは自分自身の気持ちと向き合って、「夫の浮気を許せるか」「夫婦関係を修復したいか」を落ち着いて考えてみましょう。

離婚に向けて行動を起こす場合と、夫婦関係を修復する場合に取るべき行動は違ってくるからです。

また、離婚後の生活について「仕事と子育ての両立は可能か」「周囲からどの程度の支援を受けられるか」といった視点も持っておきましょう。

現実的な問題として、離婚後の経済状況をきちんと把握しておかなければなりません。

そして、子どもの立場に立って「離婚をすることが本当に子どものためになるのか」といった点も時間をかけて考えてみてください。

離婚を判断する3つのポイントを踏まえて、自分と同じ境遇の人がどう判断しているのかを参考にしてみましょう。

離婚する割合と離婚の理由

浮気発覚後、離婚を検討したかアンケート

浮気をされたら離婚を検討するという人は全体の約8割程度いることがわかります。
しかし、そのうち実際に離婚をしたのは3.5割程度に収まっており、約半数は離婚しなかったという結果になっています。

約7割の人が離婚をしないことを決断した理由としては

  • 経済的な不安」(47%)
  • 子どものことを考えると配偶者の存在が必要」(46%)

などが挙げられました。
しかし、離婚した人が約3割と一定数いるのも事実です。

離婚することを決断した理由としては

  • 相手のことを許せなかった」(69.6%)
  • 相手に対する思いが冷めてしまった」(47.8%)
  • もともと相手に対する不満があった」(39.1%)
  • 子どもにとって悪影響だと思った」(33.3%)

などが挙げられます。

これらの理由を自分に当てはめてみると、離婚するかどうかの決める際の判断材料にできるでしょう。

また、いつまで経っても決断できないという人は、浮気発覚から3ヶ月以内に決断をした人が全体の約5割、浮気発覚から1年以内に決断をした人が約8割というのを1つの目安として考えてみても良いでしょう。

離婚した人・離婚しなかった人の満足度

離婚してよかったと思っている人

離婚した人の中で、離婚してよかったと感じている人は91.3%と非常に高い割合となっています。

このように思う理由をいくつか紹介します。

  • 離婚してから3年後ですが、再婚することができ再婚した相手が前の旦那よりも良い人であるだけでなく経済的能力も倍近かったので、離婚せずにもやもやとした気分のまま生活していることを考えたら離婚して正解だったと思っています(49歳女性)
  • 相手を見るたびに嫌な気持ちにになるので、離れた方が精神衛生的にとても良かった(30歳女性)
  • ツライ日々が続き、自分自身の健康面も悪くなった。一緒にいても幸せと感じれない為。(34歳女性)

離婚しなかったことを後悔している人

離婚しなかった人の中で、離婚しなくてよかったと感じている人は58% で半数以上となっています。このように思う理由をいくつか紹介します。

  • 和解して以前よりも仲が深まったからです。(25歳女性)
  • 旦那も落ち着いて、今は遊ばなくなったため。(37歳女性)
  • 子どもが出来て経済的不安がありました。彼も反省して今は家族サービスに時間を使ってくれているため。(29歳女性)

離婚しても離婚しなくても、過半数は自分の判断に納得しています。

しかし、離婚してよかったと思う人が91.3%なのに対して、離婚しなくてよかったと思う人は58%と満足度が大きく下がっていることがわかります。

やはり、離婚した人の満足度は非常に高いというのが大きな特徴といえるでしょう。

これらもデータも踏まえたうえで、将来的に自分が納得できるかどうかを考えて判断するとよいでしょう。

【ケース別】夫に浮気されたらどう対処すればいい?

浮気していた夫から「離婚したい」と言われたケース

浮気の事実が発覚した後、夫のほうから「離婚をしたい」と言われる場合があります。

しかし、その場で安易に離婚を決断するのは避けたほうがよいでしょう

すぐに離婚をしてしまえば、有利な条件で離婚を進めたり、十分な額の慰謝料を請求したりすることが難しくなってしまいます。

実際に離婚の判断を行う前に、まずは浮気の事実を夫に認めさせて、妥当な金額の慰謝料請求を行いましょう。

浮気における慰謝料請求は精神的なダメージに対する補償なので、離婚の有無とは関係なく行えます。

また、市区町村の役所に離婚の不受理申立書を提出しておくことも大切です。

いったん離婚届が受理されてしまうと、慰謝料請求が難しくなる可能性があるので、あらかじめリスクを回避しておきましょう。

不受理申立書を出しておけば、仮に夫が勝手に離婚届を提出したとしても受理されないので安心です。

夫が浮気相手を妊娠させたケース

夫が浮気をして相手を妊娠させてしまった場合、請求できる慰謝料が増額する可能性があります。

精神的なダメージが大きくなるからであり、浮気の事実を認めさせるために、証拠能力の高い証拠を集めておくことが大切です。

ただ、浮気相手のほうから「夫さんの子どもを妊娠した」と伝えてきても、すぐに事実を認めずに病院に同行して本当に妊娠をしているのかを確かめましょう。

浮気相手のなかには実際に妊娠をしていないにもかかわらず、夫婦関係を悪化させる目的で虚偽の事実を伝えてくる場合もあります。

ケースによっては浮気相手に対して慰謝料請求を行える場合があるので、氏名や住所などを確認しておきましょう。

夫が浮気相手を妊娠させたケース

夫が浮気をして相手を妊娠させてしまった場合、請求できる慰謝料が増額する可能性があります。

精神的なダメージが大きくなるからであり、浮気の事実を認めさせるために、証拠能力の高い証拠を集めておくことが大切です。

ただ、浮気相手のほうから「夫さんの子どもを妊娠した」と伝えてきても、すぐに事実を認めずに病院に同行して本当に妊娠をしているのかを確かめましょう。

浮気相手のなかには実際に妊娠をしていないにもかかわらず、夫婦関係を悪化させる目的で虚偽の事実を伝えてくる場合もあります。

ケースによっては浮気相手に対して慰謝料請求を行える場合があるので、氏名や住所などを確認しておきましょう。

浮気を問い詰めた後の夫の態度が許せないケース

明らかに浮気をしている証拠があるにもかかわらず、夫がその後も態度を改めない場合があります。

いったんは浮気の事実を認めて反省している様子を見せても、再び浮気に走ってしまう場合もあるでしょう。

夫に再び同じ行動を取らせないために、あらかじめ公正証書を作成しておくのも1つの方法です。

「次に浮気をしたら即座に慰謝料300万円を支払う」といった内容の公正証書を作成しておけば、ある程度の抑止力になります。

浮気をした夫は、自ら離婚原因を作った有責配偶者となるので、離婚を考えるケースでも有利な話し合いを進められます。

離婚するなら冷静に!話し合うべき4つの点と離婚に応じないときの対処法

離婚時に話し合うべき4つの重要な点

離婚届を提出する前には、離婚後の生活のことも考えて、冷静な気持ちで夫と話をすることが重要です

話し合いの場をきちんと持たないまま離婚をしてしまえば、後から揉めてしまう可能性が高くなります。

離婚時にはさまざまなことを取り決める必要があるものの、特に話し合うべき事柄として以下の4つがあげられます。

  • 慰謝料
  • 浮気における慰謝料請求は、民法第709・710条に基づく。不貞行為(貞操義務違反)は民法第770条の離婚事由として該当する。個別の事情によって異なるものの、慰謝料の相場は100~300万円程度。

  • 子どものこと(親権・面会交流・養育費)
  • 親権に関する条文は、民法第820・822・823条などがあげられる。親権は妻側がとるケースが多い。親権者とならなかった親が子どもと面会をすることは判例で認められている(最高裁・平成12年5月1日決定)。面会交流の回数・日時・方法などを取り決めておく必要がある。養育費については、子を監護していない側が支払う。

  • 財産分与
  • 財産分与は民法第768条1項で定められている。浮気の有無にかかわらず、夫婦が結婚をしてから共同で築いた財産を離婚時に分ける必要がある。ただし、浮気の慰謝料を考慮した財産分与が行われるケースもある。

  • 年金分割
  • 離婚後2年以内ならば、年金の分割請求が可能。「合意分割」の場合は、夫婦間の合意または裁判所の決定によって、厚生年金や共済年金を分割する。婚姻期間中に夫婦が支払った納付記録を合算したうえで、割合を決定する。「3号分割」の場合は、合意分割と比べると受け取れる金額が少なくなる傾向がある。

夫婦間の話し合いで離婚協議がまとまらない場合は、家庭裁判所で調停・裁判を行って離婚する形になります。

両者で合意したことはトラブル防止のため、離婚協議書を作成して公正証書として残しておきましょう。

夫が離婚に応じてくれない場合の対処法

何らかの理由で夫が離婚に応じてくれないときは、別居をしたうえで調停・裁判・離婚といった流れになります。

むやみに離婚を急ごうとして、話し合いがおざなりになってしまえば後からトラブルを招くことにもなるので、冷静に対処していきましょう

特に慰謝料や養育費などの経済的な面は、今後の生活を送るうえで重要な事柄なので、十分に話し合いを行って双方が納得する答えを出すことが肝心です。

1人で悩んでしまう前に、弁護士などの専門家に相談をして、1つ1つの事柄に対処していくことを心がけましょう。

証拠集めが大事!妥当な慰謝料を受け取るためのポイント

確実性の高い証拠を集める重要性

「夫が浮気の事実を認めない」「離婚に同意しない」など、離婚に向けた話し合いが思うように進まないこともあります。

夫とスムーズに離婚をするためには、浮気の事実を示す確固たる証拠を集めることが肝心です。

証拠があることで慰謝料の支払いを拒まれることを防ぎ、離婚を認めさせることにもつなげられます。

民法では以下のように、浮気を離婚原因として離婚の訴えを起こすことが可能となっています。

【民法第770条】(裁判上の離婚)
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。 1.配偶者に不貞な行為があったとき。

浮気は民法において、不貞行為(貞操義務違反)と見なされるので、浮気の事実を示す確かな証拠があれば夫に離婚を求めることができます。

証拠集めはプロの探偵に依頼をしよう

浮気の証拠集めは自分で行うことはできますが、確実性の高い証拠を集めるためにはテクニックやノウハウが必要となります。

また、知らず知らずのうちに不法行為(住居侵入罪・不正アクセス禁止法違反など)を行ってしまうケースもあるので、安心して証拠集めができる方法を見つけることが大切です。

プロの探偵であれば探偵業法に定められた範囲で浮気調査を行ってくれるので、自分で証拠を集めるよりも安心できます。

証拠集めに関する豊富な経験や技術があり、精度の高い証拠を集められます。

調査費用は探偵事務所によって異なりますが、時間制の料金プランを採用しているところを選びましょう。

夫が浮気をしている日時や場所をあらかじめ特定しておけば、ピンポイントで調査依頼を行えるので無駄がなく、その分だけ費用を抑えられるからです。

必要な部分だけプロの探偵に依頼をするといった利用ができ、必要に応じて弁護士を紹介してもらえる探偵事務所もあるので、アフターフォローもサポートしてもらえます。

この記事のまとめ

夫の浮気が発覚したときには、その後の生活のことを考えて、離婚について慎重に判断をする必要があります。

浮気の状況によって取り組むべきことは異なりますが、慰謝料や親権など重要な事柄は、夫婦で冷静に話し合うことが大切です。

ただ、夫が離婚に向けた話し合いに協力的でないときは、思うように物事が進まない場合もあります。

その場合は浮気の事実を示す確かな証拠を集めて、法律に則って離婚の手続きを進めてみましょう。

話し合いや裁判を有利に進めていくためには、プロの探偵のサポートを受けて、証拠能力の高い証拠を集めておくことが肝心です。

関連記事

不倫が発覚!離婚したいと思ったときにまずするべきこととは?

パートナーの不倫が発覚したとき、離婚を考える人は少なくありません。夫婦仲がうまくいっていなかった…

どんな行動が正しい?妻の浮気が原因で離婚するときの後悔しないポ…

「妻が浮気していた…。離婚を考えてるけどその後の生活が不安」

嫁(妻)が浮気!?関係を再構築するための方法をまとめてみました

「嫁の浮気が発覚した。どうしよう…」 「嫁が浮気をしているけど、別れたくない」 誰…

不倫制裁したい!パートナーと不倫相手に合法的に制裁する方法まとめ

不倫は、家族として積み上げた信頼を裏切る行為です。子どものことがあって離婚しないと決めても、心の…

浮気をされたらどうすべき?ケース別の対応方法と判断基準

パートナーが浮気をしている事実を知ったときに、大きなショックを受けてしま…