福岡県で弁護士に交通事故被害を相談。弁護士に何を求めるかで相談方法が変わる

交通事故にあい、加害者の保険会社と示談交渉をする場合、事故被害者には弁護士に相談するという選択肢もあります。
どのタイミングで誰に相談すればいいかわからない人は、福岡で弁護士に相談する場合にどのような方法があるか整理していきましょう。安心感、弁護士費用、慰謝料の増額など、あなたが弁護士に何を求めるかによって、相談する手段も変わってきます。

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福岡で交通事故の慰謝料トラブルを解決する選択肢

「相手の保険会社に提示された慰謝料が低額」「保険会社とどう増額交渉すればいいかわからない」。

交通事故の慰謝料請求で、このようなお悩みをお持ちの方は、弁護士に相談をすることで、慰謝料の増額やスムーズな解決が期待できます。

福岡県内で弁護士のサポートを受ける場合、方法は主に次の3つです。

  1. 福岡県弁護士会の「交通事故サポート相談」を利用する
  2. 交通事故紛争処理センター(ADR)を利用する
  3. 自分で弁護士を選んで相談する

それぞれの方法の詳細と、メリットとデメリットを確認していきましょう。

1.福岡県弁護士会の「交通事故サポート相談」を利用する

福岡県弁護士会は、交通事故被害者に対する取り組みに積極的で、弁護士に無料で相談できる電話相談と面接相談を実施しています

どちらも月曜日から金曜日の日中に実施されています。

電話相談はひとり10分程度の簡易的な相談で、面接相談は県内の法律相談センターのうち7ヶ所で行われており、相談する際は事前予約が必要です。

電話相談、面接相談ともに無料ですが、弁護士に依頼する場合は、別途、弁護士費用が発生します。

弁護士会の相談窓口だから安心感がある

交通事故サポート相談を利用するメリットは安心感です。

弁護士への相談がはじめてで、「この弁護士で本当に大丈夫だろうか」「悪徳弁護士に引っかかったらどうしよう」と思っている人もいるかもしれません。

その点、交通事故サポート相談は、福岡県弁護士会が実施している相談窓口なので、安心して相談することができます。

電話相談、面接相談ともに無料で行っているので、とりあえず相談してみたいといったときなども便利です。

平日の夜や土日祝日に相談できない

交通事故サポート相談は、相談日時がかなり限られています。

電話相談は月曜日〜金曜日の午後1時から午後4時(月・火は午後3時30分)まで、面接相談は、福岡相談所の場合で月曜日〜金曜日の午前10時から午後12時30分までです。

平日の夜や土日祝日は相談できず、自分で弁護士事務所を選んで相談する場合と比較すると、時間がかなり限られます。

また、電話相談ができるのは10分間のみ。

福岡県弁護士会のWebサイトにも記載されていますが、10分では詳しい相談をすることができません。

また、電話相談、面接相談ともに、誰に相談することになるか事前にわからない(相談する弁護士を事前に選べない)こともデメリットです。

2.交通事故紛争処理センター(ADR)を利用する

交通事故の慰謝料トラブルを解決する手段として、交通事故紛争処理センター(ADR)を利用することもできます。

交通事故紛争処理センターは全国に11ヶ所にあり、福岡支部は天神駅の近くにあります。

交通事故紛争処理センターでは、法律相談や和解のあっ旋などを無料で受けることができ、和解のあっ旋では、交通事故紛争処理センターの弁護士が、事故の加害者と被害者の中立的な立場から和解案の提示を行ってくれます。

弁護士費用がかからない!

交通事故紛争処理センターは弁護士に依頼をするわけではありません。

そのため、法律相談や和解のあっ旋の過程で弁護士費用は発生しません。

弁護士に依頼する場合、弁護士費用特約に加入している方を除けば弁護士に費用がかかってしまいますので、無料で解決できる点は便利です。

立場は中立。被害者に有利な解決案を目指すには限界も

事故被害者が依頼するわけではないので、弁護士はあくまで中立的な立場。

被害者にとって有利な解決案を必ず提案してくれるとは限りません。

また、中立的な立場なので、事故被害者の目線での示談交渉を弁護士に求める方は、対応に満足できないこともあります。

たとえば、事故被害者の希望金額と相手保険会社の提示金額に50万円の差があったとします。

この場合、自分で依頼した弁護士なら希望金額にすこしでも近づくよう、新たな事実を確認したり理論を考えたりして、より被害者側に有利な解決を目指します。

いっぽうで中立的な立場の弁護士だと、そこまではしてくれない可能性があります。

3.自分で弁護士を選んで相談する

弁護士事務所のWebサイトやポータルサイトから自分で弁護士を選んで相談、依頼をすることも可能です。

福岡県弁護士会ではは、2020年6月1日現在,1,300人以上の弁護士が登録しており、交通事故被害に取り組んでいる弁護士も多いです。

交通事故被害での弁護士への依頼は、電話や郵送でのやりとりなど、直接会わなくても進められることもあるので、県外の弁護士にも電話などで相談できます。

相場金額への慰謝料増額が期待できる

自分で弁護士を選ぶ場合、交通事故サポート相談に比べて相談時間に融通が利きます。

夜遅くまで相談可能、土日祝日も相談可能、電話で相談可能などの対応をしている弁護士事務所もあり、自分のタイミングで相談することができます

相談無料の弁護士も多いです。

また、自分で選ぶことで事務所の実績を事前に把握することもできますし、複数の事務所に相談をして、受け答えや弁護士の雰囲気などが良かったところに依頼をすることも可能です。

経験やノウハウを持ち、相性も良い弁護士事務所を自分で選ぶことで、相場の慰謝料を受け取ることができる期待も高まります。

相談する弁護士を決めるのが大変

相談は無料であっても、依頼後は弁護士費用が発生しますので、慰謝料の増額があまり見込めない場合は、費用倒れになるリスクはあります。

もっとも、事故被害者の救済に真摯に取り組んでいる事務所は、相談時に経済的なメリットがないことを教えてくれる場合が多いです。

また、弁護士を探す手間もかかってしまいます。

インターネットで調べようとしても、たくさんの弁護士事務所が出てくるため、はじめて弁護士に相談をする人にとっては、判断が難しいようです。

慰謝料の相談は実績のある弁護士に

交通事故で相場の慰謝料を受け取るためには、自分で示談交渉するよりも、弁護士に相談するのがおすすめ。

交通事故被害の示談交渉や裁判の実績がある弁護士に相談するのは必須。

あとは、お話してきたように、あなたが弁護士に何を求めるかで、選択が変わります。

自分にあった弁護士を選び、納得のいく解決を目指してください。