交通事故で弁護士に依頼する<6つのメリット>と<2つのデメリット>を比較解説!

交通事故で弁護士に相談・依頼をしない理由で多いのが「相談するほどのことと思わなかった」、「弁護士に依頼するメリットがわからない」といったもの。交通事故被害を弁護士に依頼すると、慰謝料の増額をはじめ、さまざまなメリットがあります。メリットだけでなくデメリットが生じることもあります。
ここでは、弁護士に依頼することで受けられるメリットやデメリットを比較解説していきます。

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弁護士に依頼をするメリット・デメリット一覧

はじめに、交通事故で弁護士に依頼をするメリットとデメリットをご紹介し、その後、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

弁護士に依頼するメリットは全部で6つ、デメリットは2つです。

弁護士に依頼をする6つのメリット、2つのデメリット

メリット

  • 慰謝料、示談金の増額が期待できる
  • 正しい過失割合が認められる
  • 後遺障害の等級認定も任せられる
  • 必要な検査や今後の見通しのアドバイスをもらえる
  • 保険会社とのやり取りがなくなり、精神的負担が軽減
  • 自分の時間が増え、治療やその他に当てられる

デメリット

  • 弁護士費用がかかる
  • 弁護士を探す手間がかかる

メリット1:慰謝料、示談金の増額が期待できる

メリットから順番に詳しくご説明していきます。

はじめにご説明するのは、「慰謝料、示談金の増額が期待できる」ということ

これが弁護士に依頼をする一番のメリットだと思います。

なぜ、弁護士に依頼をすると慰謝料がアップするのか、その理由をご説明します。

加害者請求と被害者請求

慰謝料を支払う保険会社は、自社で独自に決めた支払い基準(任意保険基準)で慰謝料を計算しています。

それに対して弁護士は過去の裁判例をもとにした基準(裁判基準)で慰謝料を計算しています。

この2つの異なる基準、実はほとんどのケースで、保険会社よりも弁護士の基準が高額です

数百万円も差があるケースもあります。

そのため、弁護士が正当な金額を計算して保険会社と交渉をすることで、慰謝料や休業損害といった示談金の増額が認められるのです。

メリット2:正しい過失割合が認められる

示談交渉で過失割合が修正される可能性があることも弁護士に依頼するメリットです。

過失割合とは、自分に何割の責任があったかを数値化したもの。

過失割合が「被害者0:100加害者」で争いがない交通事故を除いた多くのケースでは、示談交渉の際に過失割合も協議します。

そして、自分の被った損害額から過失の分だけ金額が差し引かれ、既払金(既に病院などから支払われた治療費など)を差し引いた金額が示談金として受け取れる金額です。

損害額が100万円で、過失が20%、既払金が10万円のケースであれば、実際に受け取る示談金は70万円です。

弁護士に依頼をしなかったら、過失割合の交渉を自分でしなくてはいけません。

交渉相手は加害者の保険会社。

加害者側の立場なので、加害者にとって有利な過失を主張してきます。

自分で対応すると、正しい過失を判断できなくて必要以上の過失がつき、受け取る慰謝料が減ることになってしまいかねません。

弁護士に依頼をしていれば、弁護士が過去の裁判例などを参考に正しい過失割合を主張していくことができ、過失割合で損をしてしまう心配がなくなります

加害者請求と被害者請求

メリット3:後遺障害の等級認定も任せられる

後遺症が残ってしまった場合、「後遺障害」の等級認定を行います。

弁護士は、この後遺障害の等級認定を事故被害者に代わって進めることができます(一部、対応していない弁護士もいます)。

弁護士が進めることで、「後遺障害診断書」をはじめとする資料の内容に不備が無いか確認したうえで、等級認定を行うことができます。

症状に見合った後遺障害等級の認定を受けるには、この万全の準備がとても大切です。

弁護士に依頼しない場合、加害者の保険会社を通じて行うのが一般的ですが、保険会社は加害者の立場のため、弁護士と比較すると書類の精度などに不安が残ります。

メリット4:必要な検査や今後の見通しのアドバイスをもらえる

ケガの治療中から相談することができる弁護士も多いです。

治療中は、今後の生活、お金のことなど、わからないことばかりで不安がたくさん。

この時期に弁護士に依頼をしておけば、今後のケガや慰謝料の見通しなどを教えてもらうことができます。

また、「後遺症」が残った場合に備え、必要な検査のアドバイスをもらえます。

アドバイスに従って検査を受けておくと、後遺症が残った際に後遺障害の等級認定をスムーズに行うことができます。

早めに相談するからこそ受けられるメリットもあります。

メリット5:保険会社とのやり取りがなくなり、精神的負担が軽減

5つ目は精神面の負担を緩和するメリットです。

加害者の保険会社とのやり取りでは、「やることが多くて面倒」「担当者が高圧的で話したくない」といった、保険会社に対する不満が多く聞かれます。

弁護士に交渉を依頼した後は、窓口はすべて弁護士となり、事故被害者が保険会社と手続きや示談交渉を行うことはありません

保険会社の存在が大きな精神的負担になっていた人には、接しなくなるだけでも非常に大きなメリットになります。

ケガや後遺症を抱えながらの生活は、肉体的、精神的な負担がただでさえ大きいです。

余計な負担まで背負いこまないようにしましょう。

メリット6:自分の時間が増え、治療やその他に当てられる

これも保険会社とのやり取りがなくなることで得られるメリットです。

交通事故の直後から示談成立まで、保険会社とのやり取りは頻繁に行われます。

しかも見慣れない書類をたくさん確認しなければならず、慰謝料の金額などは、それが正しいのかわからず迷ってしまうばかり。

自分で対応すると、大きな労力時間を必要としてしまいます。

弁護士に依頼をすれば、これらの対応を弁護士に任せることができるので、依頼しない場合に比べて時間にゆとりができます

その時間をケガのケアに当てたり、今後の準備に時間を使ったりすることができるようになります。

デメリット1:弁護士費用がかかる

事故被害者からは「費用を用意できない」「慰謝料が増額しても弁護士費用を差し引いたら変わらないのでは?」といった声も聞かれます。

たしかに、弁護士に依頼をすると、弁護士費用がかかりますし、決して安いものではありません。

しかし、多くの法律事務所では、相談料と着手金を無料にし、費用は示談成立時の成功報酬のみにする料金システムを採用していますので、示談が成立するまで費用の支払いはありません。

また、弁護士費用を差し引いても、依頼前よりも慰謝料が増額になるケースは多いです。

任意保険基準と裁判基準では、それほどまでに金額差があるのです。

仮に弁護士費用を差し引くと増額できなかったとしても、心身の負担が解消されるだけでもメリットになるでしょう。

なお、自動車保険などの「弁護士費用特約」に加入している場合は、原則として費用を負担せずに弁護士に依頼することが可能です。

デメリット2:弁護士を探す手間がかかる

2つ目のデメリットは弁護士を探す負担があるということです。

知り合いに弁護士がいる人を除き、相談する弁護士を探す必要があります。

初めての弁護士選びは、誰を選んでいいのかわからず思った以上に大変なものです。

しかし、弁護士を探す負担は、自分で示談交渉をする負担と比較すれば、小さな負担です。

弁護士を探すときだけ少し頑張れば、後は安心して弁護士に任せることができます。

より具体的なメリットは無料相談で確認!

弁護士に相談するメリットについてご理解いただけたでしょうか?

一番のメリットは慰謝料の増額ですが、それ以外にもメリットはたくさん。

実際に弁護士と話してメリットがあるか確かめたい人は、一度、無料相談を利用してみるのがオススメです