
西新宿オフィス
弁護士 西村 賢二
第二東京弁護士会 第55707号
依頼者に好かれなくてもいい。 でも、信用されなければならない。
メッセージ
「時効」といっても実はいろいろ。専門用語でごまかさない

人の話を聞くことが好きなのは、弁護士に向いていると自分で思います。もし弁護士に相談するのを迷っている人が目の前にいたら、「よかったらお話をお聞きしますよ」と声をかけます。実は弁護士になるずっと前、自分の家族の問題を聞いてもらうため、一度弁護士事務所に電話をかけたことがあるんです。しかし、素っ気ない対応だったので、「もっと話を聞いてくれてもいいのではないか」と腹立たしい気持ちになりました。このことを教訓に、まず相談者さんの話をしっかり聞いて落ち着いてもらい、気持ちや状況を少しでも前に進めることができればという思いでいます。
相談者さんに説明するときは、専門用語でごまかしたりしないように心がけています。例えば「時効」。弁護士は当たり前のように使いがちですが、法律的には時効にも種類がいろいろあります。普通は「時間切れ」と受け取ってしまいますが、本当に同じ意味なのか注意が必要です。相談者さんが不利益を受けないためにも、またお互いの誤解を防ぐためにも、法律用語はていねいに意味を説明し、わかりやすい言葉で置き換えるようにしています。
「法律を知らないってつらい」。そう思った中学時代

法律との出会いは中学生の頃。家族が交通事故に遭い苦しんでいるのに何もできず、一般人でも法律を知っていなければダメだと痛感したからです。「弱い立場の人を助けたい」、そんな思いで弁護士を目指す人は多いと思います。しかし、私の場合きれいごとではなく、まず自分自身や家族が困らないことが先決で、そのために知っておかなければならないもの。それが法律でした。
このような経験があるため、弁護士になった今、法律を使って依頼者の状況を実際に改善できなければ、自分の存在価値はないものと思っています。良い解決を導くために、依頼者にとって耳の痛いことを言わなければいけないときもあります。しかし、極端に言えば、そのためにたとえ人として好かれなくても、「この人の言うことは信用できる」と感じてくれればそれでいい。私が弁護を引き受けたことで、依頼してくれた人を不幸にしてはならないと肝に銘じています。
これまで大規模なローファームや個人弁護士事務所での勤務経験がありますが、弁護士法人・響は、そのどちらでもないちょうどよい大きさです。弁護士が多すぎて連携が取れない、また反対にほとんど一人だけで活動するというのではなく、仲間の弁護士とコミュニケーションを取りながらチームで弁護活動に取り組んでいます。扱うテーマが広がっても余すところなく対処し、さまざまなトラブルで苦しむ市民の力になりたいです。
プロフィール

西新宿オフィス
弁護士 西村 賢二
- 出身地
- 鳥取県
- 出身大学
- 東京大学法学部
- 資格
- 弁護士
- 趣味・特技
- 読書・ジム通い・般若心経
- 好きな言葉
- 『人間の問題に解決策のないものはない』
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