番組では、知っておきたい身近な法律をメインに紹介し、毎週古藤先生にわかりやすく解説していただいていますが、第252回の放送では、古藤先生からの挑戦状!ということで、島田さんに向けて法律に関するクイズを出題していただきました!古藤先生曰く、1問目がレベル1。2問目はなんとレベル100の問題だそうです…!
ブログをご覧のみなさまも、是非挑戦してみてくださいね!
法律クイズに挑戦!誰かに話したくなる法律
古藤弁護士からの挑戦状
憲法と法律の根本的な違いは何でしょう?
法定刑は死刑のみ!という、日本の刑法上最も重い罪、「外患誘致罪」とはどんな罪でしょう?
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正解はこちらです!
正解:憲法は国が守るべきルール、法律は国民が守るべきルール
古藤先生によると、憲法と法律は「誰に対するルールなのか」という点で、根本的な部分に違いがあるそうです。
憲法は、基本的人権の尊重や国民主権、戦争の放棄など、国民の権利を守るために、国に課されている義務のこと。一方で法律は、刑法や民法、商法など、我々国民が日々守るべきルールを定めているとのことです。ただし法律は、憲法に違反するような内容であってはならないそうです。
正解:外国と共謀して日本国に対し武力を行使させた場合に成立する罪
「外患」とは、日本以外の国の政府や軍隊から攻撃を受ける恐れのことを言うそうです。外患誘致罪は、日本に存在する犯罪の中で最も重いとされており、有罪になれば必ず死刑になるとのこと。また、この犯罪の準備や計画をしただけでも、1年以上10年以下の懲役刑が科されます。
尚、外患誘致罪は、1880年に制定された旧刑法の時代から存在する犯罪ですが、制定から現在まで外患誘致罪の判例はないそうです。
いかがでしたか?
どちらも惜しい答えだった島田さんが「ちょうどいい問題を出してよ!」と要求したところでクイズは終了…と思いきや、まさかの逆襲!島田さんから古藤先生に向けて、3問目の出題がありました!
レベル1000の法律クイズ!これを知ってたらすごい!?
島田秀平から古藤弁護士への挑戦状
道でお金を拾ったら届けるところは交番ですが、では、海で漂流しているお金を拾ったらどこに届けなければいけないでしょうか?
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みなさまはわかりましたか?
正解はこちらです!
正解:拾った市区町村の役場
海上を漂流または沈殿する船舶や金品など価値のある物を拾得した人は、水難救護法の定めにより、当該市町村に届け出なければならないそうです。ただし、危険物の場合は、最寄りの警察署、または海上保安部に連絡してくださいとのことでした。
「海上保安庁!」と答えた古藤先生に対し、島田さんは「半分正解!」と優しさを見せたものの、番組スタッフから「不正解!」と厳しい判断が(笑)「水辺苦手なんですよ…」と仰っていた古藤先生でしたが、すぐにメモを取り、知識として蓄える姿を見て、島田さんも「常に向上心がある方だと再認識しました!」とのこと。
サプライズ台本にも少しだけ不満を漏らしていましたが(笑)、最終的に「クイズ楽しいです!もっとやりたい!」と前向きに答える古藤先生はやっぱり素敵で、頼りがいがありますね!みなさまも、困ったときには古藤先生のいらっしゃる弁護士法人・響に相談してみてください!
番組ではこれからも、身近な法律問題をどんどん紹介していきますので、お楽しみに!