本日は、3月も終わりという事で、坂口先生が印象に残っている卒業式や、卒業式の文化である第2ボタンのお話しをしました。
さて、第六十回目となる今回の法律テーマは、SNSなどで嘘の情報を流す「デマ拡散」についてです。
この度の新型肺炎でも、嘘の情報が出回ったことでトイレットペーパーがなくなるなど 混乱が生じました。情報を鵜呑みにせず、自分で真偽を判断することが大事だと痛感させられましたね。
昨年8月のあおり運転事件でも、ネット上でデマを拡散した議員が名誉毀損で訴えられて辞職するという騒動もありましたが、自身の発信ではなく、他人の情報を信じて知らずに拡散させてしまった場合でも責任が問われることがあるそうです。
情報を、嘘だと知りつつおもしろ半分で拡散させた場合と、嘘だとは知らずに拡散させてしまった場合とで罪の重さは変わるのか?
都市伝説や怖い話をネット上で話すのは危険?
など、気になる事を坂口先生に教えて頂きました。
気軽に情報を発信・拡散できてしまうSNSですが、知らないうちに自分が加害者となってしまわない様に、「ネットリテラシー:情報を正しく利用できる能力」を身につけ、自分が情報の発信者であることを、一人一人肝に銘じることが大切ですね。