毎週木曜日 FM NACK5/79.5MHz 11:35~11:45 放送!
『 弁護士法人・響 Presents
島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相

弁護士法人・響の古藤由佳弁護士と
手相芸人の島田秀平氏が
様々なトラブルや
法律について、わかりやすく解説する番組!

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たくさんのおたよりをお待ちしています!!

2024.4.4放送

第270回

ナメてはいけない!花粉症と運転の関係

花粉症の島田秀平さんと克服したという古藤由佳弁護士

オープニングでは、番組にいただいた一通のおたよりをご紹介しました。

島田さん、古藤先生こんにちは!毎週楽しく聴いています!
身近なテーマで分かりやすい内容でとても勉強になります。
オープニングトークの「〇〇の日」にちなんだ島田さんと古藤先生の面白いトークも楽しいです!
これからも番組を楽しみにしています!

このおたよりに、古藤先生も島田さんもとても励みになると大喜び!オープニングトークのほうが実は盛り上がるという番組の裏話まで飛び出しました!
「島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相」では、引き続き番組宛てのおたよりも大募集中です!(宛先はブログ上部と記事の最後をご覧ください!)たくさんのおたよりをお待ちしております!



さて、あたたかくなると車やバイクでドライブをしたくなりますよね。そんな今の季節、特に運転に注意してもらいたいのが花粉症のドライバーです。つらい花粉症の症状は運転中も容赦なく襲ってきますよね。島田さんも花粉症とのことで、運転中に何度も危ない!と思った経験があるそうです。そこで第270回の放送では、花粉症が運転に与える影響と注意点について古藤先生に詳しく解説していただきました。

花粉症が運転に与える影響①視野の低下

花粉による目の痒みや目のかすみ、涙目によって視界が確保できず、注意力が散漫になる恐れがあるとのことです。これにより、飛び出しや障害物を避ける際に判断が遅れる可能性がありますし、赤信号を見落として信号無視をしてしまう、一時停止線を見落としてしまうなど、交通ルールを正しく守れなくなってしまうこともありえます。島田さんも、周りの方から「運転中に号泣してる!」と思われるのではないかと心配になるほど涙が出るそうで、涙による視野の低下にはとても共感されていました。

花粉症が運転に与える影響②くしゃみによる操作ミス

普段でもくしゃみは突発的に出るものですが、花粉症のくしゃみは連続で出ることもありますし、また頻繁に起こりますよね。くしゃみをした際にハンドル操作を誤ってしまうと、路面の外にはみ出して壁やガードレールに衝突したり、中央線をはみ出せば対向車と衝突する危険性があります。

また、くしゃみをした勢いで不要なところでアクセルを踏んでしまい、前の車へ追突してしまったり、逆に誤ってブレーキを踏んでしまい、後ろの車に追突されるなどの事故が発生する可能性も高まるとのこと。島田さんも恐怖を感じたことがあるそうで、くしゃみをするときにはより一層ハンドルを持つ手に力を入れて、ぶれないようにしていると仰っていました。

さらに、くしゃみをする時はどうしても目を閉じてしまいますよね。たとえば時速60kmで走行中に、くしゃみによって0.5秒間まぶたを閉じた場合、その間に車両は約8mも進むことになるそうです。花粉症ではくしゃみが連続するので、前を見られない時間も増え、事故を起こす可能性も高くなるとのことでした。

花粉症が運転に与える影響③集中力の低下

止まらない鼻水に気を取られたり、鼻詰まりで頭がぼーっとしてしまうと、ハンドルやブレーキ操作が遅れる可能性があり、大変危険です。ティッシュやハンカチで鼻水をふいても、その間は片手運転になってしまいますよね。花粉症の症状が出ている状態で車を運転するのは、過労状態や眠気がある状態で運転する行為に似ていて、大変危険を伴うとのこと。過去には死傷者が出るような大事故も発生しており、花粉症による運転への影響を甘く考えることは禁物とのことでした。

花粉症でも運転しなければならない時の対処法は?

ただ、花粉症でも仕事などでどうしても運転しなければならない方も多いと思います。対処法としてはまず、車に乗る前に花粉をしっかり払うことだそうです。花粉は車の乗り降りの際に外気や衣服に付着するなどして車内に入ってきますので、しっかり払って車内に持ち込まないようにすることが重要です。服だけでなく、バッグや靴に多く付きやすいので、念入りに払ってから車に乗るようにしましょうね。

また、エアコンを使用する際も注意が必要とのこと。外気を取り込むと花粉も一緒に車内に取り込んでしまうため、エアコンを使用するときは必ず内気循環モードで使用してください。さらに、花粉の取り込みを少しでも軽減するため、停止時や走行時はなるべく窓を開けないようにしましょう。

花粉予防としてマスクとメガネも効果的ですが、マスクをして眼鏡を掛けていると息で曇ってしまう可能性があります。視界の悪化に繋がるので車内で眼鏡を掛けてマスクをするときは、眼鏡に曇り止めをするのを忘れないようにしてくださいね。

花粉症の薬の服用にも注意!

花粉症の方は、市販薬を利用していたり、薬局や病院で薬を処方してもらっている方もいらっしゃると思います。ただ、花粉症の症状を抑える薬には眠くなるものがあるため、薬を服用することで、集中力だけでなく判断力や認知力の低下を招く恐れもあるそうです。運転する場合、薬の服用には細心の注意が必要とのことでした。薬の中には眠くならないものもありますので、運転に影響がない薬かどうか、先生や薬剤師さんに確認してみてくださいね。

花粉症のドライバーとの事故に巻き込まれることも…!

「自分は花粉症じゃないから関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、相手が花粉症だったため事故に巻き込まれた、ということもあり得ます。まさかの事故に巻き込まれないためにも、この時期はいつもより特に安全に注意を払うようにしてくださいね。

そして万が一、交通事故の被害に遭われた場合は弁護士に相談してくださいね。弁護士に依頼することで、示談交渉など相手とのやり取りを代わってもらえますし、適正な賠償金額を請求することができます。

弁護士法人・響でも、交通事故の被害に遭われた場合の相談を受け付けています。
無料相談もありますので、交通事故に巻き込まれた時は、お早めに弁護士法人・響までご相談ください!


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