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『 弁護士法人・響 Presents
島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相

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2023.8.3放送

第235回

夏の交通事故!注意すべきポイントは?

花火を楽しむ島田秀平さんと古藤由佳弁護士

今年の夏も暑い日が続きますね!古藤先生は夏と言えばやはりかき氷!と仰っていましたが、以前住んでいたお家では、大家さんが屋上での花火鑑賞会を開いてくださっていて、花火も毎年の楽しみだったそうです!一方の島田さんは夏と言えばやはり怖い話、ということで、今年も全国で怪談を披露されていらっしゃいます!YouTubeチャンネル「 島田修平のお怪談巡り 」もぜひお楽しみくださいね!

さて、世間では夏休みシーズン真っ只中、レジャーや帰省で長距離の運転をする方も多いのではないでしょうか。土日祝日は特に交通量も増えて渋滞に巻き込まれることも多いですよね。そこで、第235回の放送では、特に気をつけたい夏の交通安全について古藤先生に詳しく解説していただきました。

夏に起こりやすい事故の傾向は?

古藤先生によると、夏に起こりやすい事故には、いくつかの特徴があるそうです。

まず注意が必要なのは「渋滞」とのことです。
夏休みやお盆休みになると、普段はあまり運転しない方も車で出かける機会が増えるため、交通量が増加し、結果、渋滞も増えます。長距離を長時間運転し続けて疲れているところに、さらに渋滞による過度なストレスが重なると、運転中の正しい状況判断ができにくくなったり、操作ミスを起こす原因になってしまうそうです。特に高速道路では、玉突き事故につながる恐れがあるとのことでした。さらに、夏は暑くて窓を開けていられませんから、運転中のリフレッシュや気分転換も難しいですよね。

続いて注意が必要なのは「夕暮れの時間帯」です。
夏は日中の気温が高いため、少し日差しが弱まる夕暮れに出かける人も増えますよね。一方、日没の前後1時間は、徐々に視認性が悪くなり、歩行者や自転車、自動車などの発見がお互いに遅れたり、距離や速度の感覚が分かりづらくなります。そのため、歩行者や自転車との接触事故につながる危険性が高まるそうです。夕方からお祭りや花火大会のようなイベントがあれば、さらに夕方以降の人出が増えますから、より気を付けたいですね。

また、特に夏休み中に注意したいのは「子どもの飛び出し」だそうです。
夏休み中は、平日の昼間にも子ども達を見ることが多くなりますよね。そのため夏は子どもとの接触事故の危険が高まるそうです。横断歩道や交差点はもちろんのこと、住宅街を走行する場合は子どもの飛び出しを想定して、安全運転を心がけることが大切とのことでした。

夏の安全運転のポイント!

夏の安全運転のポイントについても伺いました。

まず、高速道路など長時間の運転になる場合は、渋滞になることを想定して、あらかじめこまめに休憩を取ることが大切だそうです。可能であれば、途中で運転を交代するなど、できるだけドライバーの負担を軽減するようにするとよいそう。また、前方の渋滞発生に気づいたときには、早めにハザードランプを点灯して後続車に知らせることで、追突事故防止に繋がるとのことでした。加えて、後部座席を含めた全ての座席でシートベルトを必ず着用しましょう。後部座席は特に忘れがちですから、注意したいですね!

夕暮れ時については、早めにヘッドライトを点けることが大切とのことです。ヘッドライトは前方を照らすだけでなく、他の車や歩行者などに自分の車の存在を知らせる手段でもあります。薄暗くなる前に、早めにヘッドライトを点灯して、慎重に運転するようにしましょう。夏は日暮れが遅く油断しがちですから、時間を見て、気をつけましょうね。

また、歩行者側も気を付けることが大切だそうです。
古藤先生によると、歩行者と車が衝突する事故では、歩行者側に「信号無視」や「車の直前・直後の横断」、「飛び出し」、「付近に横断歩道があるのに、横断歩道ではない場所を横断する」といった危険行為が見られるケースも少なくないそうです。車両側が注意するのは当然ですが、歩行者も、道路を横断する際は左右をしっかりと見て安全を確認することが大切とのことでした。特に「歩きスマホ」は周囲への注意力が散漫になるため、車だけでなく、他の歩行者や自転車との接触事故に繋がる恐れがあります。操作する場合は立ち止まって使うようにしましょうね。
大人がルールを守るのはもちろんですが、小さい子どもさんのいるご家庭では、お子さんと改めて交通ルールを確認しておくと良いとのことでした。
楽しい夏を最後まで満喫するためにも、交通安全には十分気を付けましょうね!

万が一事故に遭った時の対処法

それでも万が一交通事故に遭ってしまった時には、「安全な場所に車をとめて、負傷者を確認し、必要な対応を行う」ことを最優先にし、その後、「警察への報告」、「相手の情報や事故現場の情報の収集と保存」、「自身が加入している保険会社への連絡」を行うようにしましょう。また、事故後なるべく早い段階で弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることで、過失割合なども含めた示談交渉をスムーズに行うことができます。

弁護士法人・響では、交通事故被害のご相談は無料で受け付けていますから、被害に遭った時には、お早めにご相談くださいね。
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