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『 弁護士法人・響 Presents
島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相

弁護士法人・響の古藤由佳弁護士と
手相芸人の島田秀平氏が
様々なトラブルや
法律について、わかりやすく解説する番組!

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2022.11.24放送

第199回

弁護士へ相談に行く前に知っておきたいこと!

板前島田秀平さんとお寿司を待つ古藤由佳弁護士

放送日の11月24日は「和食の日」でした!
古藤先生の中で和食ランキング上位は、「うなぎ」と「茶碗蒸し」だそう!しきりに「テンションがあがります!」と仰っていましたが、確かにどちらも食べるとなるとテンションが上がる料理ですよね!ちなみに、とあるランキングサイトが発表した人気の和食ランキング上位は、「お寿司」「唐揚げ」「天ぷら」だそうです!皆さまはどんな和食がお好きでしょうか?和食は2013年にユネスコ無形文化遺産にも登録された日本の大切な文化ですからこれからも大切にしていきたいですね!

さて、毎回様々な法律を紹介している「こんな法律知っ手相」。番組の中では、「困ったことがあれば弁護士まで気軽に相談してくださいね」と繰り返しお伝えしていますが、実際に相談に行くとなると、やはり構えてしまうという方が多いかと思います。
そこで、第199回の放送では、「弁護士に相談に行く前に知っておきたいこと」について、古藤先生に詳しく解説して頂きました。

 

弁護士に相談したいと思ったら…

弁護士に相談しようかなと思った時、最初のポイントは、「事務所選び」だそうです。
古藤先生によると、弁護士と一言で言っても、お医者さんに専門科があるのと同じように、事務所によって得意なジャンルがあるのだそうです。
もちろん、弁護士である以上すべての事件を取り扱うことができるそうですが、借金トラブル、刑事事件、企業法務など、その分野は様々です。最近では法律や事件も複雑化している傾向にあり、分野によって必要とされるスキルも異なる場合があるそう。そのため、弁護士事務所ならどこでも、というよりは、自分の相談したいことと照らし合わせて事務所を選ぶことがポイントだそうです。

相談したい弁護士事務所を決めた後、その次に必要なのは「予約」だそうです。
弁護士は外出することも多いですから、相談する時には、必ず電話やホームページなどから予約をしましょう。費用も事務所によって違うため、問い合わせの時点で必ず確認してくださいとのことでした。電話相談や出張相談を受けているところもあるため、希望に合わせて利用すると良いそうです。

予約が取れた後にしておくと良いのが「相談内容の整理」だそうです。
弁護士は相談されることに慣れているため、まとまっていないまま伝えても対応はしてくれるということですが、時間がかかってしまう可能性がありますよね。弁護士によっては、相談費用が時間に応じて決まっていることもあり、その場合、伝えるのに時間がかかるとそれだけ費用が高くなる可能性があります。そのため、相談に行く前に余裕があれば、できるだけ事前に何を話すかをメモで準備するといいそうです。

メモの内容としては、「問題の経緯を時系列でまとめたもの」「質問したい内容のまとめ」「持参したほうがよさそうな資料のまとめ」などがあると良いそうです。問題の経緯は、例えば交通事故被害の場合だと、日時や場所の詳細などになります。また、相談内容によっては、人物の関係図、簡単な経緯、現場の図面などもあると良いということでした。
資料をまとめているうちに気づかなかったことが出てくるということもあるかもしれません。お互いのためにも、余裕があればぜひ内容をまとめてみてくださいね!

予約した相談の当日は、「必要書類」を持参しましょう。
必要書類というのは、契約書などの重要な書類です。トラブルの内容にもよりますが、契約書がある場合は持参するのがベストとのこと。 また、トラブルの相手とお金のやり取りなどをしている場合には、いつ、いくら、受け取った・渡したというのがわかるように通帳や領収証などがあるといいそうです。
とはいえ、どんな書類が必要なのか自分ではなかなかわからないですよね。古藤先生によると、予約の際に、弁護士事務所の方から持参する書類や準備するものなど伝えられるため、それを準備して持っていくと良いそうです。もちろん、わからなければ質問しても大丈夫です!必要書類の他に、ペン、メモ、身分証明書、印鑑などもあると良いということでした。

 

相談する時は正直に!

さらに、実際に相談する時のポイントについても伺いました。
古藤先生によると、相談する時のポイントはズバリ「全て正直に話すこと」だそうです。
自分の状況や、どうしたいかということは、不利なことも含めて全て正直に話すことが大切とのこと。全ての情報を伝えてもらうことで、弁護士はより相談者に合った解決策を考えることができるそうです。弁護士が知らない情報があると、後で問題になったり、正確な費用の見積もりができない可能性もあるとのこと。
不利になってしまいそうなことは言わないほうがいいかも…と思ってしまいそうですが、それも踏まえて最善の解決策を考えてもらうことが一番ですから、しっかり相談するようにしましょうね。

また、古藤先生によると、相談に来られる方が心配されていそうなことの一つが、「相談したら依頼しないといけないのでは…」ということだとか。ですが、これは全く心配しなくて大丈夫だそうです!
相談した弁護士の話に納得できれば、もちろんそのまま依頼していただいて大丈夫ですが、何か不安な要素が残る場合は、必ずしもその場で依頼する必要はないとのこと。もちろん、相談に行って依頼しないなんて申し訳ない…と思う必要もないそうです。
古藤先生は、「弁護士への相談は早め早めがベストですから、大きなトラブルに巻き込まれる前に、法律相談だけでも気軽に利用してください!」と仰っていました。
もちろん弁護士には守秘義務があり、相談内容が口外されることもありません!
トラブルを抱えているけど、弁護士へ相談しようか迷っている方は、ぜひ今日の内容を参考にしてみてくださいね!

ちなみに弁護士法人・響では幅広くご相談を受け付けていますが、特に、債務整理や交通事故被害に強い弁護士事務所です!
弁護士法人・響では、相談料も無料ですから、何かお困りの時には、ぜひ弁護士法人・響までご相談ください!


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