ホテルに関する浮気調査って自力でできる?リスクとデメリットを説明します

浮気調査を行う場所の代表例と言えるのが「ホテル」です。

ホテルでの浮気調査で証拠を得る方法や、証拠の有効性などはホテルの種類によって変わってきます。
ホテルを宿泊の目的別で大きく分けると2種類あり、ひとつは「性交渉」を目的とする「ラブホテル」、もうひとつは「ビジネス(シティ)ホテル」です。

ラブホテルなら、最低でも1時間以上の滞在を証明できるのであれば、たとえばエントランスに出入りする写真のみでも浮気の証拠として利用可能です。

対して、ビジネスホテルの場合は「2人が同じ部屋に宿泊したこと」を証明しなければならず、有効な証拠を得るための難易度は高くなります。

ここでは、ホテルでの浮気調査によって裁判上でも有効な証拠を得るための方法や、調査のコツなどを詳しく解説していきます。

ただし、素人での調査は違法のリスクも関わってくるため、なるべく探偵に依頼することを検討ことをおすすめします。

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【ホテルの種類別】浮気調査の方法と得られる証拠一覧

ここからは「ラブホテル」と「ビジネスホテル」、それぞれの浮気調査の方法と得られる証拠について紹介していきます。

浮気調査は、探偵による調査なのか、素人が自力で行う調査なのかによって調査できる範囲が違ってきます
また、素人が調査を行う場合はプライバシーの侵害で損害賠償といった民事責任を負ったりストーカー規制法や軽犯罪法違反により罰せられたりする可能性があるため、注意が必要です。
探偵に依頼すれば、合法的な調査が可能ですし、調査終了後に、「調査報告書」を提出してもらえます。「調査報告書」は一般的に、裁判において浮気の証拠として高い効力を発揮します。

ここからは、浮気の「調査方法」と具体的な「証拠の有効性」について、ホテルの種類別に解説していきます。

ラブホテル

はじめに、探偵がラブホテルで浮気調査をする場合の調査方法や流れを説明します。

探偵の調査の手順(ホテル外からの調査)
1.対象者が利用するラブホテルを特定する
2.張り込み場所を決定する
3.対象者と浮気相手がホテルに出入りするシーンを撮影(写真、動画)
4.対象者と浮気相手がホテルに出入りする日時の詳細な記録をとる
5.対象者と浮気相手がホテルに入ってから出るまで、出入口を動画撮影
探偵の調査の手順(ホテル内での調査)
1.対象者が利用するラブホテルを特定
2.対象者と浮気相手がホテルに出入りするシーンを撮影
3.対象者と浮気相手がホテルに出入りする日時の詳細な記録をとる
4.男女の調査員がカップルを装ってホテルに進入する
5.対象者と浮気相手にさりげなく同行し、小型カメラなどでホテル内部での二人の姿を撮影(部屋に入っていく姿など)

探偵に浮気調査を依頼する場合、上記のような手順で操作を進めます。

探偵の浮気調査で、まず重要視されているのは、調査対象者がラブホテルに出入りするシーンを確実に撮影することです。

ラブホテルなら、宿泊目的が「性交渉」だと客観的にも明らかなため、一定時間の滞在さえ証明できれば出入りするシーンの写真だけでも有効な浮気の証拠になります

一定時間の滞在を証明するためには、ホテルへの入館時間および退館の時間の記録が有効です。対象者が入館してから退館するまで、出入口をずっと動画撮影しておくという方法もとられます。

ラブホテルは通常、ビジネスホテルなどと違ってロビーなどの滞在場所が設けられていません。そのため、探偵はラブホテルの入口を見通せる場所に車を停車するなどして張り込みをし、調査対象と浮気相手の顔や背景がばっちりと狙える写真や動画を撮影します。

また、チームで調査をしている場合は、男女の調査員がカップルを装ってラブホテルに入り、ホテル内部でも写真撮影を狙うこともあります。

また、モーテル型のラブホテルは、一般的なラブホテルと違って一個一個の客室が独立した建物になっています。ガレージや出入口が外からは見えないように囲われているタイプが多いため、出入りするシーンを撮影するのは非常に難しいです。

モーテル型のラブホテルの場合、ホテルの敷地に車が出入りするシーンを撮影するのが関の山で、一般的なラブホテルよりも有効な証拠を得にくいといえます。

以上をふまえると、実際に上記の手順で素人が浮気調査をするためには友人などの協力が必要不可欠になります。
ただし、張り込みをするなどの行為は、素人がやるとストーカー規制法で罰せられる可能性もあり、危険です。また、パートナーに浮気調査がバレた場合のリスクも考えておかなければいけません。
浮気調査に気づいたパートナーが激昂して暴力的なトラブルに発展したり、証拠隠滅を図られたりするおそれがあります。

パートナーの警戒心が増せば増すほど、調査を進めにくくなることは明白です。

友人に調査への協力を依頼していた場合は、調査がバレることで友人にも想定外の迷惑がかかってしまう可能性も否定できません。
以上のことから、素人でのラブホテルの調査は大きなリスクが伴うと考えて良いでしょう。

次に、ラブホテルでの浮気調査で得られやすい証拠を下記のとおり表にしています。
過去の裁判例からみると、「著しく反社会的な方法をもって行われた秘密録音などは人格権やプライバシー権などの侵害にあたり、証拠として認められない」とされているため、その点には注意が必要です。

得られる証拠 有効性
性行為の録画
※ただし、両者の顔が鮮明に写っているものが望ましい。
性行為の録音
※プライバシー権などを侵害する方法で取得したとみなされる場合は証拠の有効性が否定される可能性がある。
エントランスを一緒に、もしく時間差で出入りする写真/動画
※ただし、両者の顔が鮮明に写っているものが望ましい。
※出入りする時間を記録しておくことで、井定時間の滞在を証明できる。
同じ部屋に出入りする写真/動画
※ただし、両者の顔が鮮明に写っているものが望ましい。
※出入りする時間を記録しておくことで、一定時間の滞在を証明できる。
ホテル前でキスや腕組みなど親密さをうかがわせる写真/動画
※複数回分あると認められやすい
クレジットカードの利用履歴(明細)
※ラブホテルに滞在したことが履歴から明らかな場合は有効性が認められやすい。
レシート
※性交渉を強くうかがわせるという意味で、間接的な証拠になりうる。
ホテルのサービス券
※性交渉を強くうかがわせるという意味で、間接的な証拠になりうる

ビジネス・シティーホテル

ビジネスホテル(シティーホテル)は、宿泊目的が性交渉とは限らないため、ラブホテルに比べて浮気の証拠を掴みにくいです。調査対象者と浮気相手が一緒にホテルに出入りするシーンを撮影しても、それ単体では浮気の証拠としては不十分なため、より決定的な証拠を掴む必要があります

探偵の調査の手順(ホテル外での調査)
1.対象者が利用するホテルの特定
2.張り込み場所の決定
3.対象者と浮気相手がホテルに出入りするシーンの撮影(写真、動画)
4.対象者と浮気相手がホテルに出入りする日時の詳細な記録
5.対象者と浮気相手がホテルに入ってから出るまで、出入口を動画撮影
※ビジネスホテル・シティホテルの場合、出入りするシーンの撮影や日時の記録だけでは証拠にならないが、証拠の一環としては利用できるので上記の手順で調査が行われる。
探偵の調査の手順(ホテル内での調査)
1.対象者が利用するホテルの特定
2.対象者と浮気相手がホテルに出入りするシーンの撮影
3.対象者と浮気相手がホテルに出入りする日時の詳細な記録
4.調査員が利用客を装ってホテルに進入
5.対象者と浮気相手にさりげなく同行し、小型カメラなどでホテル内部での二人の姿を撮影(部屋に入っていく姿など)
※エレベーターに乗るために宿泊者用の鍵が必要なホテルでは、調査員が実際にホテルを予約して、利用客として内部に入り込む。
※基本的に複数の調査員がチームを組んで調査を進める。

探偵がビジネスホテルなどで浮気調査を行う場合、基本的にはホテル内部に入り込みます。重要ポイントとなるのは調査対象者と浮気相手の、チェックインカウンターでの行動です。チェックイン時に渡される鍵の本数をみることで、予約しているのが一部屋なのか二部屋なのかわかります。

予約しているのが一部屋なら、調査員は対象者と浮気相手についてエレベーターに乗り込み、宿泊階にさりげなく同行し、一緒の部屋に出入りするシーンを撮影します。

2人で一つの鍵を受け取っているシーンも、可能なら証拠の一つとして撮影しておくのが基本です。

二部屋を予約していた場合も同様に、調査員がさりげなく宿泊階まで同行して、それぞれの部屋番号や位置を確認します。

そのあとは、浮気相手か調査対象者が相手の部屋に出入りするシーンを撮影できるように行動を監視し、尾行や張り込みを行うのが通常です。

ただ、この場合、ホテルの従業員などに怪しまれないようにしなければなりません。

また、エレベーターに乗るために宿泊者用の鍵が必要なホテルや防犯カメラによるセキュリティーが厳しいホテルも多いため、探偵は事前に下見をして、場合によってはチームで動くための連携確認を念入りに行います。

エレベーターに乗るために鍵が必要といったセキュリティーが厳しいホテルの場合は、調査員が実際に一部屋を予約し、宿泊客として入り込み尾行や張り込みをするという方法もとられます。

以上のような調査を自力で成功させるには、かなりの工夫が必要です。

チェックインカウンターでの鍵のやりとりなどを観察するためには、調査者自身もホテル内に入らなければなりません。しかも、観察していることを悟られないような、さりげなく自然な振る舞いが求められます。

ただ、いくらさりげなさを装っても、近づきすぎてパートナーに調査がバレてしまうリスクはやはり高いです。

変装したとしても、慣れない行動からぎこちない雰囲気が出て、怪しまれてしまい、結果としてバレてしまうという可能性も考えられます。

また、ビジネスホテルの場合はホテル内部への入り込みが必須といえるので、自力で調査するなら信頼できる友人などの協力が不可欠といえます。

しかし、自力での調査には法律違反のリスクがつきまとうことから、大切な友人を巻き込む調査は現実的ではないと言わざるを得ません。
つまり、ビジネスホテルでの調査は、素人にとって非常にハードルが高いのです。

なお、ビジネスホテルでの浮気調査によって得られやすい証拠とその有効性については、以下の表のとおりです。ラブホテルでの浮気調査と同様に、法律を侵さないように注意しながら調査を進めましょう。

得られる証拠 有効性
チェックイン時に鍵を一つだけ受け取っている写真
※ただし、両者の顔が鮮明に写っているものが望ましい。
※そのほかに鍵を受け取っていないことを証明できるように、前後の流れを動画などで撮影できればなお良い。
同じ部屋に出入りする写真、動画
※ただし、両者の顔が鮮明に写っているものが望ましい。
※出入りする時間を記録しておくことで、井定時間の滞在を証明できる。
ホテル前でキスや腕組みなど親密さをうかがわせる写真/動画
※複数回分あると証拠力がアップする

自力調査が難しい場合はどうすればいい?

ホテルでの浮気調査を自力で行うのは難しいです。
さらに、自力での調査方法によってはストーカー規制法違反やプライバシー侵害など法に抵触するリスクがあるため、ハードルが高いといえます。

特に気を付けたいのは、勝手にパートナーのSNSにログインしたり、パートナーのスマホに遠隔操作アプリなどをインストールしたりすることです。

これらの行為は、それぞれ「不正アクセス禁止法違反」や「不正指令電磁的記録取得・供用罪」に該当する可能性があります。

相手の同意を得ずに、パートナーのIDでメッセージアプリへログインしてメッセージを監視するといった行為等は、たとえ夫婦であっても基本的に違法だと考えておきましょう。

合法的に調査対象者にバレるリスクを小さくしながら浮気の証拠を掴みたいのなら、探偵への依頼を検討してはいかがでしょうか
浮気調査を得意とする探偵なら経験豊富なため、一般人には困難な調査でも高い確率で成功させてくれます。
また、一般人なら罰せられる可能性のある尾行、張り込み、聞き込みなどの調査行為も、「探偵業開始届出書」を行政に提出して営業している探偵なら合法に行えるので安心です。

浮気の慰謝料相場は、浮気が原因で夫婦が離婚に至った場合は100~300万円とされています。
慰謝料請求の裁判においては、納得のできる額の慰謝料が認められるかどうかは証拠の有効性にかかっているといっても過言ではありません。
たとえば、探偵が作成した「調査報告書」は浮気の有効な証拠として使用することができます。

また、調査終了後の行動のフォローなど、アフターケアが充実している探偵事務所を選べば、自分ひとりで悩む時間が減るためスムーズな問題解決にもつながります。

まとめ

ホテルでの浮気調査では、上手に立ち回ることができれば写真や動画などの証拠を手に入れることができます。

証拠の有効性や入手難易度は、パートナーと浮気相手が利用するホテルの種類によって大きく違ってくるため、まずはその点を確認するところからスタートしましょう。

ラブホテルなら、パートナーと浮気相手が二人でホテルに出入りするシーンをとらえた写真や動画および客観的に一定時間以上の滞在を証明できる時間記録があれば証拠として有効です。

一方、シティホテルやビジネスホテルの場合は上記の証拠だけでは有効性が不十分といえ、基本的には、二人で同じ部屋に一定時間以上滞在したことを証する写真や動画などの客観的な証拠を複数回分揃える必要があります。

探偵事務所に依頼することでバレるリスクや法律違反のおそれも回避できます。
また、裁判や調停の際に依頼者の納得できる結果につながる、有効性の高い証拠を得られる可能性も高いです。

裁判や調停を望まないとしても、心のモヤモヤに終止符を打つために一度探偵に相談してみてはいかがでしょうか。

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