離婚相談はどの専門家にすれば良い?

弁護士ができることは?

離婚の相談先について調べていると、弁護士だけじゃなく行政書士、司法書士や離婚カウンセラーといった専門家の名前も出てきて、どの専門家に相談すれば良いのか?といった疑問を持つ方はたくさんいらっしゃいます。

スムーズな離婚相談のためにも、各専門家の役割を把握しておいたほうが良いです。

そこで今回は、それぞれの専門家の役割の違いについて説明していきます。

浮気調査の相談窓口

浮気調査に関する不安や疑問を
お気軽にご相談ください。

0120-379-048

  • 24時間受付
  • 匿名OK
  • 相談だけでもOK
響・Agentの特徴
  • 経歴10年以上の調査員が調査
  • 事前に見積もり!原則追加請求なし
  • 調査報告書は弁護士監修
響・Agentの詳細を見る

目次

離婚カウンセラーについて

離婚カウンセラーは、離婚問題に悩む方々に対しカウンセリングを行い、精神医学的見地から相談者にアドバイスし、問題解決へのサポートをしてくれます。離婚問題はどうしても精神的負担が多くかかってしまうため、カウンセリングによる効果は期待できます。

しかし、離婚カウンセラーは公的な資格ではなく、法律相談や離婚に関する書類の作成や取得、相手方との交渉など、具体的な手続きは何もすることができません。

行政書士について

行政書士は国家資格の1つで、公的な書類作成や各種手続きを国から認められています。
離婚問題で言えば、離婚協議書や内容証明郵便、役所に提出する書類の作成を任せられます。

また、行政書士は法律資格なだけあって、離婚に関する法的知識も豊富です。
職務上、報酬を得る目的で法律相談を行うことはできませんが、簡単な疑問程度なら回答可能です。

しかし、依頼者の代理人として相手方と交渉することは一切認められていません。
あくまでも離婚に関する書類作成について具体的なサポートを行えるだけとなっています。

司法書士について

司法書士も国家資格の1つで、登記手続きや裁判所への提出書類の作成が認められています。
離婚問題で言えば、書類作成に加え、財産分与による自宅の名義変更登記や、離婚調停などに関する裁判所提出書類の作成サポートができます。もちろん法的知識も豊富です。

しかし、裁判所提出書類の作成はあくまでもサポートであって依頼者の代わりに作成できるわけではありません。また、行政書士と同様に依頼者の代理人として相手方との交渉もできません。

弁護士について

弁護士も国家資格の1つで、国からあらゆる法律問題への対応が認められた唯一の存在です。
離婚問題で言えば、書類作成はもちろん、複雑な法律相談や依頼者の代理人として離婚に関わるすべての交渉を行えます。

また、調停や裁判といった裁判所での手続きにおいても代理人資格を持っていて、依頼者の代わりに書類を作成したり、裁判所と連絡を取り合ったり、調停や裁判の場での発言も認められています。

離婚で争点になる財産分与や養育費、面会交流などはすべて法律が関わっていることを踏まえると、すべての問題に障害なく対応できるのが弁護士です。

浮気調査の相談窓口

浮気調査に関する不安や疑問を
お気軽にご相談ください。

0120-379-048

  • 24時間受付
  • 匿名OK
  • 相談だけでもOK
響・Agentの特徴
  • 経歴10年以上の調査員が調査
  • 事前に見積もり!原則追加請求なし
  • 調査報告書は弁護士監修
響・Agentの詳細を見る

カテゴリー内記事一覧

離婚の原因・法定離婚原因

法定離婚原因とは、簡単に言えば、裁判で離婚を請…

【離婚と子どもの問題】子の引き渡しの審判

離婚前、夫婦が別居中で、子どもと生活を共にしていない夫婦の一方、または、離婚後に離れて住んでいた…

面会交流の決め方|離婚後の子どもと親

子どもがいる離婚の場合、夫婦のどちらが子どもの親権者となるのかを決めなければ離婚をすることはでき…

相手が子の引き渡しを拒否した場合は?

裁判所から子の引き渡しを命ずる審判決定が出たにも関わらず、相手がそれに従わない場合、どのように対…

不倫制裁したい!パートナーと不倫相手に合法的に制裁する方法まとめ

不倫は、家族として積み上げた信頼を裏切る行為です。子どものことがあって離婚しないと決めても、心の…

認知症の相手と離婚はできる?

配偶者が認知症を発症し意思疎通が難しくなると、夫婦関係の悪化だけでなく、介護負担の増加、老後への…

人身保護請求の流れと判断基準とは?

一般的に、子の引き渡しは、家庭裁判所による調停(詳しくは「

嫁(妻)が浮気?関係を再構築する方法と成功/失敗の体験談まとめ

「嫁の浮気が発覚した。どうしよう…」 「…

アルコール依存症は精神病じゃないの?

アルコール依存症とは、薬物依存の一種で飲酒などによってアルコールを摂取せずにはいられなくなってし…

面会交流が認められない場合とは?

面会交流は求めたからといって必ずしも認められるわけではありません。 法律上は、