探偵の尾行の方法と流れ|バレないテクニックとは?

「探偵はどうやって尾行するの?」
「尾行でどこまで調査するの?」


パートナーの行動に不信感を抱いたとき、探偵に尾行調査を依頼したいと考えたことはありませんか?

探偵に尾行調査を依頼することで、事実を明らかにし、モヤモヤした気持ちにケリをつけることも可能でしょう。
しかし、尾行調査を実際に依頼するなら、失敗した場合のリスクや、探偵に尾行調査を依頼せず自力で行った場合のデメリットについて知っておきたいところです。

この記事では探偵に尾行調査を依頼した場合の調査のやり方や、一般人が尾行調査を行うリスク、探偵による尾行調査がバレにくい理由などについて解説しています

また、万が一、探偵への依頼がパートナーにバレた場合の依頼者の責任等についても説明しているので、尾行調査について不安を抱いている方や優秀な探偵選びにも参考にしてみてください。

監修者:弁護士法人・響 弁護士
有岡 佳次朗
・弁護士会所属:第一東京弁護士会所属 第53081号
・出身大学:上智大学法学部 明治大学法科大学院
・保有資格:弁護士・宅地建物取引士
・コメント:浮気調査など夫婦問題の案件を多数取り扱ってきました。ご依頼者様に寄り添い、最善の結果を出すために全力で取り組むことをモットーにしています。

尾行調査とは

尾行調査をする探偵

尾行は、主に浮気(不倫)調査などにおいて、調査対象者の行動を監視・記録し、証拠をつかむ行為です

調査対象者を尾行することによって、浮気調査であれば

・浮気をした日時
・浮気相手の名前
・肉体関係があったかどうか

などを明らかにすることができます。

しかし、尾行調査を行うには、調査対象者の周囲の状況や人数・人の流れをまずしっかりと見極めなければいけません。

周囲の状況に合わせて適切な距離を保ちながら、気づかれないように注意しつつ、さりげなく調査対象者を追います。

また、同一人物が長時間尾行していると、調査対象者に気づかれる可能性が高くなるため、最低でも2〜3人のチームで行います。

なぜ、2〜3人が必要なのかというと、一人での尾行は見失うなどのリスクも大きいからです。

探偵の尾行調査の方法と流れ

探偵の尾行調査の方法と流れ

対象者(浮気調査ではパートナー)にバレずに尾行するのは決して簡単なことではありません

自由に動き回る対象者に対して、その動きを先読みしたり臨機応変に対処できること求められます。

そのため「一人前の探偵」と認められるほどの尾行スキルを得るまで3年はかかるともいわれているのです。

ここからは、実際に探偵に尾行調査を依頼した場合の調査の流れを段階ごとに解説していきます。

打ち合わせ、ターゲットをインプット

まずは探偵と念入りに打ち合わせを行います。

尾行する以上、調査対象者の容姿を把握することは最低条件です。

そのため、打ち合わせでは依頼人に対して詳しくヒアリングを行います。

ですのでターゲットの基本情報や、普段の行動などをできるかぎり詳細に伝えましょう

また、ターゲットの写真を何枚か、さまざまな角度から撮影したものを持参するのもポイントです。

常に近距離で尾行しているわけではないので、体型や背格好がわかるように顔写真だけでなく、全身が写ったものも用意しておくとスムーズでしょう。

探偵は依頼者から得た情報をもとに尾行調査の日程や方針などを決めていきます。

そのため打ち合わせでは、調査対象者の勤務先や住所のほか車などの内容もヒアリングしますので、これらの情報も用意しておきましょう。

ターゲットの尾行開始

調査員は2〜3人のチームを組み、一定のローテーションでターゲットを尾行します。

尾行というと、電信柱に隠れながら調査対象者を追跡するイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際はそんな尾行をする探偵はいません。

一般人と同じように歩きながら尾行します。

街中であれば、5m以内まで近寄ることもありますが、人通りが少ない場所であれば10m以上離れて尾行する場合もありますし、道路の反対側から追跡する場合もあります。

調査対象者が想定できない位置や距離で、さりげなく監視するのがプロの探偵に必要なスキルです。

依頼人にとっては、調査中の様子も知りたくなるところかもしれません。

そこで尾行中の経過報告については、お願いすれば対応してくれる事務所も多いため、事前に可能かどうか確認しておきましょう

その際は電話でのリアルタイム報告が可能なのかどうかも併せて確認しておくことをおすすめします。

リアルタイムで報告が入れば「今は、どこまで調査が進んでいるんだろう?」というソワソワとした不安も鎮まり、冷静に待機しやすいです。

また、浮気現場に遭遇中に調査時間が過ぎてしまったときなどでも、延長の確認連絡が可能なのもリアルタイムの報告のメリットでしょう。

証拠をおさえる

尾行中にターゲットが決定的な浮気行動をとった場合は、浮気現場を撮影するなどして証拠をおさえます。

具体的には、パートナーが不倫相手とラブホテルに出入りするシーンや、キスなどの肉体的接触がとられたシーンなどです。

写真だけでなく動画でも撮影してくれる事務所もあるので、事前の打ち合わせでは「どのような手段を使って証拠を確保してくれるか」についても確認しておきましょう

報告書作成

尾行調査が終わった後は、報告書が作成されます。

報告書には、以下のような事項が記載されるのが通常です。

・調査期間

・調査対象者の氏名

・調査対象者の一日の行動

・調査員の所見

調査対象者の行動については、立ち寄った場所の写真等で位置情報を一つずつ具体的に特定します。

報告書と写真や動画を一緒に受け取ることができるので、浮気の証拠としては非常に効果的です。

探偵の報告書は、裁判でも有効な浮気の証拠として認められるので、離婚の交渉や慰謝料の請求を有利に進めるために利用することが可能です

探偵の報告書のついてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
「浮気調査の報告書について|精度の高い報告書の見極め方とは?」

尾行調査の依頼費用は?

尾行調査の依頼費用

尾行調査の費用相場は30〜40万円程度と、ケースバイケースで大きな差が生じます。

基本的には、調査の難易度や調査にかける時間によって費用が変わってくると考えましょう

なお、探偵の調査費用は主に3つの料金体系に基づいて算出されます。

最も一般的なのは時間制の料金体系です。時間制では1時間あたり何円と言う具合に、シンプルに費用が計算されます。

その他、20時間、30時間などまとまった調査時間で依頼することにより時間あたりの費用を割安にできるパック制や、成功した際にのみ探偵への報酬が発生する成功報酬型といった料金体系があります。

浮気調査にかかる探偵費用の相場や料金体系については、以下の記事で詳しく解説しています。
「浮気調査の費用相場は?少しでも安い料金で依頼する方法を解説!」


尾行調査は探偵業法で定義されているため違法ではない!

結論から言うと、探偵による尾行調査は基本的には違法ではありません

なぜなら探偵による尾行調査は探偵業法で定義され、認められているものだからです。

行政による認可を受けた探偵は

他人の依頼を受けて、特定人の所在または行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として、面接、聞き込み、尾行、張り込み、その他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を依頼者に報告する

ことを業務として行えると規定されています。

探偵による尾行は、依頼を受けて行うものであり、個人的な恋愛感情からのつきまといや監視行為ではないため、基本的にはストーカー行為に該当しません。

ただし、探偵による尾行であっても、探偵業法や軽犯罪法に違反すると認められる場合は違法性を帯びます。

探偵だからといって何でも許されるというわけではないのです。

なお、一般人による尾行調査は、ストーカー行為規制法違反、軽犯罪法違反、各自治体の迷惑防止条例違反になる可能性が高いので注意しましょう

浮気調査の違法行為については、以下の記事で説明しています。
「暴きたいけど違法になる?浮気調査のNG行為と合法的な確認方法」

探偵の尾行がバレないために工夫しているポイントは?

探偵による尾行調査は、調査対象者にバレにくいとされています

その理由は大きく分けて3つです。

1.単独ではなく複数名で尾行を行う

バレにくい理由の1つ目は、プロのチームによる尾行調査だからです。

探偵は基本的に2〜3人のチームを組んで尾行調査を行います。

同一人が長時間尾行するのではなく、複数人で行うことで、対象に怪しまれずに調査を進めることができるのです。

2.現場に即した服装にする

現場に即した服装にすることでできるだけ普通を装い、対象者に怪しまれないようにしています。

3.調査対象者と目を合わせない

調査対象者と目が合うと警戒されるおそれがあるため、尾行中は足下を見ながら歩き、距離を取るようにしています。

万が一、調査対象者が立ち止まって振り返るなど、警戒行動が見られた場合は、バレることを最大のリスクと考え、途中で調査を中止するケースもあります。

探偵に依頼して失敗してバレたらどうなる?

ここからは、実際に探偵に尾行を依頼して失敗した場合は、どうなるのかについて説明します。

ここで言う尾行の失敗とは、パートナーに浮気調査自体がバレるケースと、パートナーを尾行中に見失うケースを指します。

前者について、基本的には探偵に依頼したことがバレる事はほとんどありません。

特に、探偵自身のミスによって調査の実態が調査対象者にバレてしまうケースは、よほどのことがない限りはありえません。

なぜなら、上記「尾行方法」で説明したとおり、探偵はあらゆる可能性を想定し、人員もふんだんに使いながら細心の注意をはらって尾行を行うからです。

浮気調査がバレるのは、基本的に依頼者の行動からが多いとされています。

その理由は、依頼者の行動の不自然さや変化です。

また、依頼者が我慢ならずに問い詰めてしまうことで、相手の警戒が強まり、浮気調査が発覚してしまうこともあります。

たとえば、探偵に調査を依頼しているにもかかわらず、自力でも何らかの証拠をつかもうとして尾行やレコーダーの設置等をし、結果バレてしまい、探偵への依頼も明るみに出るというケースが挙げられます。

不自然な態度をとらずに結果を冷静に待つのが浮気調査をバレずにすませるためのポイントです。

また、万が一バレたとしても、依頼者に法的な責任が降りかかることはありません

ただし、法的な責任はなくてもパートナーとの関係が悪化するおそれはあります。

また、探偵とはいえどもバレる可能性はゼロではありませんので、もしもバレた場合にはどう説明するのかなどリスクを想定しながら依頼をするかどうかを決めましょう。

そして、探偵が調査対象者を見失って失敗してしまうことも、確率は低いとはいえありえないことではないです。その際は、成功報酬制でない限り費用は発生します。

なぜなら、成功報酬制以外の費用体系では、調査の成否にかかわらず、探偵への報酬や調査に要した実費を依頼者が負担するのが一般的だからです。

とはいえ、探偵に尾行による浮気調査を依頼を検討するほどパートナーがあやしい状況であれば、“クロ”である確率は高いといえます。

浮気調査がバレたときのその後については、以下の記事で説明しています。
「浮気調査がバレたらどうなる?リスクを減らすポイントと対処法」

優れた探偵事務所を選んで尾行調査を成功させよう!

先ほども述べたように、調査のプロである探偵の尾行がバレる可能性は低いですが、ゼロではありません。

探偵事務所によっては、人件費を抑えるために経験の浅い調査員やアルバイトに調査を任せている場合もあるため注意して依頼する必要があります。

バレずに浮気調査を成功させるために、調査に優れていて信頼できる探偵事務所であるか見分けてから依頼しましょう

尾行調査に優れた探偵事務所を選ぶ際は、以下のチェックリストを参考にするとよいでしょう。

・調査員数が2〜3名以上のしっかりした体制をとっている

・バレたときの打ち合わせを事前にしてくれているか

・調査の進捗報告をこまめにしてくれるか

・調査実績は安心できるものか

信頼できる探偵事務所の選び方については、以下の記事で説明しています。
「浮気調査の探偵の選び方チェックリスト!信頼できる探偵事務所の見分け方とは」

まとめ

探偵に尾行調査を依頼することで、パートナーの交友関係や、日中の行動等を明らかにし、浮気調査の証拠をつかむことができます。

探偵は探偵業法によって尾行調査を認められていますが、素人が行うと軽犯罪法などに触れる可能性が高いです。

リスクを犯して自力で尾行調査をするよりも、探偵に依頼したほうが、確実な結果を安全に手にすることができるでしょう。

まっとうな探偵であれば、チームを組んで尾行を行うため、対象者にバレることもほとんどありません。

尾行調査について気になる人は、まずは探偵事務所の無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

監修者:弁護士法人・響 弁護士
有岡 佳次朗
・弁護士会所属:第一東京弁護士会所属 第53081号
・出身大学:上智大学法学部 明治大学法科大学院
・保有資格:弁護士・宅地建物取引士
・コメント:浮気調査など夫婦問題の案件を多数取り扱ってきました。ご依頼者様に寄り添い、最善の結果を出すために全力で取り組むことをモットーにしています。

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