弁護士コラム

私の「これまでの弁護士人生」、あなたの「これからの弁護士人生」

1.自己紹介

私は、債務整理事業部および交通事故事業部の本部長を務めております、弁護士の澁谷望と申します。修習期は69期で、現在、7年目となります。
まだまだ若輩者ではありますが、私の短いながらも濃密な弁護士人生を少しご紹介し、これから弁護士法人・響(以下「当事務所」といいます。)で共に働いてくださる方々(修習生、ロースクール生、受験者の方等)に向けてメッセージを送りたいと思います。

2.当事務所に入所してから

⑴ 私は大阪修習でしたが、分野別修習の際に、同期の誘いにあって、当事務所の事務所説明会を受けました。そして、ご縁もあり、入所することとなりました。
当事務所に入所を希望した端的な理由は、フロンティア魂を感じたことにあります。司法制度改革が行われ、弁護士の数が急激に増加している状況において、従来の弁護士の働き方をしているようでは自分が埋もれてしまうと考えていた私にとって、新たなことに挑戦し続け、社会や人の役に立とうとする事務所の姿勢に感銘を受けました。
入所後しばらくは東京で交通事故事件に携わっておりましたが、1年目で、当時の名古屋オフィスの所長に任命され、短い間でしたが名古屋の地で日夜奮闘しておりました。
その後、当事務所において債務整理事業部が発足されることになり、その部門長および当時の東京・日本橋オフィスの所長に任命され、その後、複数の支店(当時の新宿御苑オフィス、当時の虎ノ門オフィス)の所長を経験し、さらには交通事故事業部も兼務するに至りました。
現在は、主にマネジメントを業務内容としており、日々、苦悩しながらも支えてくれる弁護士や事務員たちに寄り添って、ポテンシャルを発揮してもらえるように試行錯誤しております。

⑵ 以上のように略歴をご紹介すると、とんとん拍子に進んだような印象を受けられるかもしれませんが、当然そんなことはなく、ご依頼者様の事件が少しでも満足いく形で解決できるように尽力し、自己研鑽をし続けておりました。あの頃にはもう戻りたくないですが(笑)、その時に一生懸命努力したからこそ、今の状況にあると思っています。
少し余談ですが、修習の教官に、「最低3年間は何も考えずひたすら頑張れ」とスポ根丸出しの檄を飛ばしていただいたことが、当時の私の心の支えとなっていました(今でもその気持ちを持っています。)。

3.新規登録弁護士の研修制度や、その後の様子

⑴ 当事務所は、2024年で開所10周年を迎える比較的新しい事務所で、60期および70期代の弁護士が多数を占めております。ですので、しがらみや、古いしきたりみたいな面倒なものは一切なく、常に風通しがよいです。

⑵ 当事務所では、新規登録弁護士が入所された際、約2週間~1カ月程度の研修を必ず行っています。研修内容は毎回改良しており、座学において知識やノウハウ、マインド(姿勢)を獲得してもらい、ロールプレイやペーパーテスト等のアウトプットをする機会を用意しているなど、充実した内容になっていると思います。
説明会などにおいて、よく「入所するにあたって、事前に何か勉強しておいたほうがよいことはありますか?」と聞かれることが多いですが、ご紹介しましたように研修が充実していますので、私は、「入所後に研修を受けてもらえれば十分だから、修習中は、真摯に打ち込みつつ、思いっきり遊んでいたらよい。」と回答しています。ですので、この記事をご覧になっている修習生がいらっしゃいましたら、どうぞ遊んでください(笑)。

⑶ 研修が明けた後も、事務所全体のサポートはずっと続きますのでご安心ください。現在は、部門においてユニット制を採用しており、入所まもなく経験を積んだ弁護士が指導につきますので、手厚いサポートを受けることができます。
また、部門の垣根を越える形で勉強会を行っており、勉強会の後に開催される懇親会もかなり盛り上がっています(懇親会目当ての弁護士もいるくらいです。)。

⑷ 所属弁護士の中には、社会的な問題となっている事件に携わったり、弁護団や委員会で活躍したり、基幹業務で華々しい業績を上げたりする方もたくさんいらっしゃいます。
どなたであっても、志と意欲があれば、当事務所で活躍できる場所が必ずあると確信しています。

⑸ このコラムをご覧になっている方の中には、自身が実務に就いた際に、その能力を発揮することができるのか不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当事務所において最前線で活躍してくれているのが若い弁護士ですし、みな頼もしい存在になってくれていますので、きっとそれは杞憂に終わりますよ。

4.さいごに

このコラムを読まれている方の中には、所属事務所を迷われている方もいらっしゃるかもしれません。事務所選びに正解はないと思いますが、あなたが当事務所を選択してくださったときに、正解だったなと思っていただけるような事務所になるようにしていきます。
あなたの「これからの弁護士人生」が良き人生になるように心から願っておりますし、私が、当事務所において、あなたの素敵な弁護士人生を垣間見ることができるのならば幸せだなぁと思います。

少しでも気になった方、興味を持たれた方は、ぜひ当事務所の扉を叩いてみてください。お待ちしております。

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