浮気調査を探偵に依頼する意味とは?離婚に踏み切る前にすべきこと

「浮気しているかはっきりさせたい!」と考えていても、自分で浮気の証拠をつかむのは簡単なことではありません。確実に証拠を押さえるため、探偵に依頼しようと考える方も多いのではないでしょうか。

ただ、一般的に探偵は身近な存在とはいえないため、

ちゃんと調査してくれる?
どれくらい費用がかかるの?
依頼したら生活はどう変わる?

など、具体的なイメージがつかないこともあるでしょう。

この記事では、探偵に浮気調査を依頼すべきシチュエーションや、そのメリット・デメリットなどを解説しつつ、離婚に踏み切る前に検討すべきアプローチについてお伝えします

離婚を検討している人にとって、浮気調査はその後の未来を左右する重要なポイントとなります。
実際に行動するかどうかは人によって判断は異なると思いますが、大切なことは、自分の未来のために「何ができるか」を知っておくことです。

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【アンケート調査】浮気調査を検討している人の気持ちは?

心配ごと

浮気調査を検討している人に対して、ライリー編集部でアンケートを行ったところ、以下の回答が挙がりました。

  • とにかく腹立たしい
  • 仕返ししたい
  • 家庭が壊れるのが嫌
  • 子どもへの影響が心配
  • 将来のことまで考えると、どうしていいかわからない


※(20〜40代の「浮気調査」経験者340人にアンケート調査 2021年3月「ライリー 編集部」)

パートナーに対して怒りや不信感を感じるとともに、実際に家庭や子どもに影響が出ることを不安視しているのがわかります。また、今後どうするかについて、簡単に決断できないという声も多くあります。

パートナーに浮気の疑念が生じたとき、以下のどちらかを選ばなければならないと思ってはいないでしょうか。

  • 浮気調査で証拠を押さえて離婚する
  • 浮気を見なかったことにして夫婦を続ける

上記は、解決手段のひとつでしかありません。浮気調査は、「離婚をするため」「離婚をしないため」どちらの手段にもなりえます。

詳細は後述しますが、まずは落ち着いて自分の気持ちと向き合い、今度どうしていきたいかを考えることが大切です

どこからが浮気なの?法律上の定義とは

ここで、浮気の定義について触れておきたいと思います。

何をもって浮気とするかは個人で考え方が異なります。また、夫婦ごとのルールといったものもあるかもしれません。

ただ、法的には何をもって「浮気(不倫)」とするか民法で定められています。具体的な定義は以下のとおりです。

浮気の慰謝料は、民法709条に基づいて請求します。民法709条は、不法行為によって他者の権利や利益を侵害した場合、損害賠償責任を負うとするものです。

夫婦は、お互いに貞操を守る義務があります。つまり、パートナー以外と肉体関係を持つことは、不法行為にあたるということです。

慰謝料を請求したり浮気と確定したりするには、肉体関係があるかどうかが大きなポイントになります。

これは、内縁関係であっても同じで、実際に慰謝料請求が認められた判例があります。

ただし、婚姻関係ではない恋人同士の場合は、不法行為にはあたらないので注意が必要です。モラルは問うべきでしょうが、残念ながら慰謝料請求などは認められません。

破局?修復?パートナーの浮気発覚の先にある選択肢とは

浮気発覚の先にある選択肢02

続いて、実際にパートナーの浮気が発覚したとき、一般的にどのような行動がとられるのかを紹介します。

今現在、浮気の疑念を持たれている方は、万が一それが本当だった場合、今後どのような行動がとれるか知っておくと、いくぶんでも不安が和らぎ、冷静な判断ができるかもしれません。

それぞれの行動について相談できる先も記載していますので、参考にしてみてください。

今後浮気をしないように念書を書いてもらう

パートナーに対し、「今後浮気をしない」という念書を書いてもらいます。
念書自体に法的な効力を持たせることは難しいのですが、浮気が再発したときには有利に働く可能性があります

1度裏切られると、以前と同じように信頼できるかは難しいところです。関係を修復すると決め、「もう浮気しません」と約束してもらっても、口約束だけだと不安が残りますよね。

しかし、署名・捺印した念書で形に残ると、気持ちも少し落ち着くのではないでしょうか。

万が一、パートナーがもう1度浮気をしてしまったとき、念書があれば慰謝料を多く取ることも可能です。より有利に物事を進められるため、「念書を書くなら1度だけは許す」と心理的プレッシャーを与えるのもよいでしょう。

また、念書は浮気相手に書かせることもできます。
たとえば、以下のような内容で作成するケースがあります。

  • 夫と別れて二度と会わない
  • この先二度と夫に連絡しない
  • 約束に反した場合は違約金として〇〇円支払う

念書を作成するのは難しいことではありません。しかし、浮気再発時に慰謝料請求や裁判などを検討するのであれば、不利益な内容にならないためにも弁護士に依頼したほうがよいでしょう。

弁護士に依頼すれば、パートナーに知られずに浮気相手に念書を書かせることもできます。浮気相手に接触することをパートナーに知られたくないのであれば、探偵事務所に浮気調査を依頼しましょう。

探偵事務所なら浮気相手の素性も調査可能です。浮気相手がどこの誰かを把握できれば、慰謝料請求や念書を書かせるなどのアクションが取れます。

【頼りになる人】

  • 弁護士・行政書士
  • 探偵

夫婦問題などの専門家の意見を取り入れる

浮気を許せない気持ちがあっても、「じゃあ今すぐ離婚!」とはいきません。ライリーで行った調査では、浮気発覚後に離婚した人は30%程度でした。

子どもがいると、自分の気持ちだけで離婚を選ぶのは難しいものです。子どもの将来や経済的なことを考えると、離婚に踏み切れない方もたくさんいるでしょう。その場合は、夫婦の関係修復が1番の解決策かもしれません。

もやもやした気持ちが残ってしまうのであれば、カウンセラーや自治体を頼るのもひとつの手です。自分ひとりで結論が出せないことは誰かに相談してみましょう。

話しているうちに気持ちが整理され、自分の望みがはっきりわかることもあります。夫婦関係の問題を解決に導く夫婦カウンセリングもおすすめです。夫婦カウンセリングについては、後ほど詳しくお伝えします。

【頼りになる人】

  • 夫婦カウンセリング・心理カウンセラー・臨床心理士・公認心理士など

離婚をする

浮気の事実を知り、離婚を決意する方もいるでしょう。

双方の合意があれば離婚は成立するため、離婚自体は難しいことではありません。しかし、離婚にあたって慰謝料請求や財産分与、子どもの親権など、決めることがたくさんあります

家のローンや家具・家電といった共有財産をどうするかなど、双方に希望があるときは話がこじれてしまうかもしれません。

その場合は、弁護士に依頼して代理で交渉してもらいましょう。

関係がこじれた状態で離婚について話し合うことは、大きなストレスです。弁護士に依頼すると、話し合いの場に立たなくてもよいため精神的負担を避けられます。

解決までの時間を短縮できることも、法的知識のある専門家に依頼することの大きなメリットです。

また、パートナーが離婚を拒否するケースもあります。その場合も、弁護士に相談しましょう。

浮気をして離婚原因をつくった夫、または妻は有責配偶者となります。基本的に、有責配偶者は離婚を拒否できません。そのため、離婚の話し合いがこじれてしまっても、弁護士を間に挟むことでスムーズに離婚できる可能性が高まります。

ただし、パートナーを有責配偶者とするには、浮気の確たる証拠が必要となります。その場合は、探偵に依頼する場合がほとんどです。

【頼りになる人】

  • 探偵
  • 弁護士

慰謝料を請求する

パートナーに浮気をされた際、その精神的な損害に対して支払われるのが慰謝料です。
また、制裁の意味で請求するケースするもあります。

慰謝料の相場は50万~300万ほどです。金額に開きがあるのは、離婚するかしないかで慰謝料金額が変わるからです。

また、結婚していない場合は慰謝料を請求するのは難しいでしょう。

慰謝料の相場については後ほど詳しく紹介します。

【頼りになる人】

  • 探偵
  • 弁護士

社会的制裁を加える

浮気したパートナーや浮気相手に、何らかの社会的制裁を加えたいと考える方もいるのではないでしょうか。慰謝料請求のほか、社会的制裁の手段はいくつかあります。ただし、やり方によっては法に触れる可能性があるため、十分注意が必要です

制裁の手段としては以下のようなことが考えられます。

パートナーへの制裁
  • 慰謝料の請求
  • 離婚をする
  • 離婚できないようにする
不倫相手への制裁
  • 慰謝料の請求
  • 裁判の訴状を送る
  • パートナーに会わないように念書を書かせる

関係者に浮気(不倫)の事実を暴露することを考える方がいらっしゃいますが、必要のない範囲にまで浮気の事実を言いふらすと、名誉棄損やプライバシー侵害にあたる可能性が出てきます。そうなると、逆に訴えられることもありますので、社会的制裁を考える場合は弁護士に相談したほうがよいでしょう。

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探偵に浮気調査をするべき?選択肢に迷ったときのYes/NOチャート

Yes/Noチャート

浮気が発覚したあとに、さまざまな選択肢のあることがわかりました。選択肢を知ってスムーズに決断できる方もいれば、どの選択肢を選べばよいのか迷う方もいるでしょう。

進む方向がわかっても、そのために何をしたらよいのかわからないケースもあります。

まず、誰に何を相談したらよいのか、今の状況を整理してみましょう。上の図を見ながら、自分が望むことを探ってみてください。

この先を見据えて浮気調査をしたほうがよいのか、浮気の事実には目をつぶって夫婦関係の修復を目指すのか、設問に答えることで自分の気持ちや希望が見えてくるかもしれません。

誰に何を相談したらよいのかが明確になれば、思い切って一歩踏み出すこともできます。思い悩んでつらい思いをしている現状を変えるきっかけにしてみてください。

この先の具体的なパターンは以下の4つです。

  • 探偵に相談
  • 弁護士に相談
  • 夫婦カウンセリングに行く
  • 自分で調査

以下で、それぞれのパターンについて詳しく説明していきます。

探偵に依頼すべき場合と進め方のポイント

証拠集め

最初に、探偵に浮気調査を依頼する場合の進め方を紹介します。離婚や慰謝料請求を視野に入れている場合は、探偵への調査依頼が適切だといえるでしょう。

浮気の証拠が必要になる選択肢や知っておきたい知識を、ポイントごとにお伝えしますので参考にしてみてください。探偵に依頼する際の調査費用を抑える方法についても触れていきます。

探偵に依頼して浮気の証拠を掴んだあとにできること

以下を行うためには、「浮気の確たる証拠」が必要です

  • 相手と別れさせる
  • もう浮気をしないとパートナー・浮気相手に念書を書かせる
  • 慰謝料請求
  • 適切な条件での離婚

探偵に浮気調査を依頼することは、現実的な解決行動に踏み出すための第一歩です。

上で挙げたように、浮気が発覚したパートナーに望むことはいろいろあります。しかし、浮気の証拠がないと、あなた有利に物事を進めるのは難しいでしょう

浮気相手と別れさせようにも、証拠がないと「浮気をしていない」と主張されたら反論できません。

パートナーの浮気は、夫婦としてのこれまでの信頼関係が崩れてしまうかもしれない事態です。浮気の証拠を押さえて念書を書かせたり相手と別れさせたりすると、単なる口約束よりも信じられるのではないでしょうか。

また、さきほど説明したとおり、離婚原因となる浮気をしたパートナーは有責配偶者となります。基本的に、有責配偶者が離婚を拒否することは認められません。同様に、あなたが離婚したくないのであれば、有責配偶者からの離婚請求を拒否できます。

つまり、パートナーが浮気をして有責配偶者となったら、離婚をするかどうかをあなたが決められるということです。

このように、浮気発覚後にどのような選択をする場合でも、浮気の証拠があればあなたの希望条件を通しやすくなります。

そして、浮気発覚後のアクションを起こすためには弁護士への依頼を検討しましょう。交渉や法的措置に関しては、専門家に任せたほうが安心して進められます。

弁護士への依頼については後ほど紹介しますので、あわせて確認してみてください。

探偵事務所によっては弁護士を紹介してくれるところもありますので、そういった事務所に依頼することをおすすめします。

探偵に浮気調査を依頼するにあたって知っておきたい知識

続いて、浮気調査の依頼を検討する際に、知っておきたい知識について紹介します。

費用相場といった気になるポイントに加え、調査方法や選び方、安く済ませる方法もお伝えします。実際に探偵へ依頼した人の体験談も紹介しますので、同じ悩みを持つ方の声を参考にしてみてください。

探偵の費用相場について

探偵への依頼を検討する場合、やはり気になるのは「いくらかかるのか」という点ですよね。探偵事務所ごとに違いはありますが、浮気調査の費用相場は以下のとおりです。

  • 浮気をしているかどうかの事実確認のための調査:約10~20万円
  • 裁判でも通じるような確かな証拠を押さえるための調査:約30~70万円

浮気の事実を確かめるだけの調査であれば、費用を抑えられます。離婚や慰謝料請求を考えている場合、裁判所で通用する確たる証拠が必要です。その場合はより詳細な情報が必要となるため、費用も高くなります。

また、浮気調査を依頼する場合のプランには、以下の3つがあります。

  • 時間制プラン
  • パック制プラン
  • 成果報酬型

時間制プランは稼働1時間あたりの金額が決まっています。パック制プランは、ある程度まとまった時間単位で費用が設定されています。成果報酬型は成果に対して報酬が発生するプランです。

探偵の調査方法

続いて、探偵が浮気調査をどのように行うのか、調査方法と流れを紹介します。

探偵の尾行調査の方法と流れ

【探偵の尾行調査の方法と流れ】

  1. 打ち合わせ・調査対象者の情報を確認
  2. 対象者の尾行開始
  3. 証拠を押さえる
  4. 報告書作成
1.打ち合わせ・調査対象者の情報を確認

最初に行うのは依頼者との打ち合わせです。浮気調査の対象者であるパートナーの情報を伝えます。

顔と体型がわかりやすい対象者の写真を用意しておくとよいですね。行動パターンや服装の特徴など、尾行調査に役立ちそうな情報をしっかり伝えましょう。

2.対象者の尾行開始

探偵は2~3人でチームを組み、対象者の尾行を開始します。チームで動くことで、急にタクシーに乗ったり方向転換したりした場合も見失わずに対応できます。

不自然な行動を取ると尾行に気付かれてしまうため、自然にやり過ごすことが大切です。

3.証拠を押さえる

そして、対象者が浮気と見なされる行動を取った場合は、その瞬間を撮影して証拠を押さえます。

対象者の行動を記録するため、浮気相手と会わなかった日も細かく撮影しています。

4.報告書作成

その証拠をもとに報告書を作成し、依頼者に結果を報告して調査は終了です。離婚や慰謝料請求を考えている場合、事前に相談しておけばより法的効力の高い形で報告書を作成します。

探偵の調査方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

信頼できる探偵会社を選ぶポイントは?

浮気調査を依頼するにあたって、探偵事務所選びはとても大切です。探偵事務所のなかには悪徳業者が存在しています。

実際に国民生活センターへの2016年4月1日〜2017年3月31日までの探偵業に関する苦情件数は、7,246件ありました。

選び方を間違えてしまうと、パートナーの浮気で悩んでいるときに、さらなるトラブルに巻き込まれかねません。

もちろん、信頼できるきちんとした探偵事務所を選べば大丈夫です。安全な探偵を選ぶ基準は以下です。

  • 「探偵業届出証明書」の表記がサイトにあるか
  • 調査中の電話連絡は可能か(調査の進捗を確認できるか)
  • 調査報告書の受領時期は伝えられているか
  • 調査報告書の内容はしっかりしているか
  • 事前に十分な聞き取りを行ってくれるか

チェックリストに当てはまる探偵事務所であれば、信頼できるといえるでしょう。

できれば、電話相談の段階で、対応や相性を確かめておきましょう。きちんとした探偵事務所は事前にしっかり話を聞いてくれます。悩みを打ち明け調査を依頼するため、話しやすさや親身になってくれるかも重要なポイントです。

また、弁護士を紹介している探偵事務所もあります。探偵がつかんだ証拠をもとに、紹介された弁護士に相談すれば、離婚・慰謝料請求もスムーズです。

さらに、カウンセラーが所属する探偵事務所もありますので、専門家の在籍を選択の基準にするのもおすすめです。

依頼費用を安く済ませるためにできること

浮気調査に実際にかかる費用は決して安くありません。そのため、依頼を迷う方もいるでしょう。

ここで、依頼費用を安く済ませるためにできることを紹介します。

【浮気調査を格安で依頼するポイント】

  • 料金プランを時間制にする
  • 浮気の実態に目星をつけておく
  • 費用の内訳が明確な探偵事務所を選ぶ
  • 実績のある探偵事務所を選ぶ

費用を抑える最大のポイントは、自分である程度浮気調査をして目星をつけておくことです。パートナーが浮気をしそうな日が予測できれば、短時間の調査で証拠を押さえられるでしょう。

時間制で依頼する場合、調査時間が短ければそれだけ費用は安くなります。

そして、費用の内訳が明確な探偵事務所を選ぶことも大切です。調査費用自体は安くても、後から高額な経費を請求されることがあります。契約前に、経費の取り扱いや追加費用が発生しないかを確認しておきましょう。

加えて、探偵事務所の実績も押さえておきたいポイントです。実績豊富な探偵事務所は、経験を積んでいるため探偵の調査成功率が高いという特徴があります。

調査時間が長くなると、それだけ費用もかさんでしまいます。調査結果が出ずに費用だけがかかってしまうのは、一番避けたいパターンですよね。

調査費用が高いように見えても、実績のある探偵事務所を選んだほうが、最終的には費用を抑えられます。

浮気調査の費用については、以下の記事も参考にしてみてください。

実際に探偵に依頼した人の体験談

続いて、実際に探偵に浮気調査をした人の体験談を紹介します。

探偵に依頼するか迷っている場合、参考になるのは実際の体験談です。探偵に依頼してよかったこと、後悔していることをまとめていますので、リアルな声を参考にしてみてください。

今回のアンケートでは、浮気調査依頼後の行動や、調査費用、慰謝料額といった気になる点もお聞きしています。人によって違うさまざまなケースを見てみましょう。

Rさん(女性/49歳)

◆探偵に依頼してよかったこと
楽が1番ですが、信頼できる証拠がたくさん集まり、相手の女性との交渉がうまくいったことです。


◆探偵に依頼して後悔していること
ありません。


  • 調査後の行動:慰謝料請求, 婚姻関係継続(修復)
  • 調査費用:31〜40万円
  • 受領した慰謝料:151〜200万円
ライリー 編集部

自力調査の体験談では、慰謝料金額は100万円以下がほとんどでした。探偵事務所に依頼した場合は証拠の効力が高まるため、それに伴って慰謝料金額も高くなる傾向にあります。浮気相手に慰謝料請求する場合、自分で証拠を集めるのが難しいため探偵に頼んだかたほうがよさそうですね。

Gさん(女性/21歳)

◆探偵に依頼してよかったこと
自分がばれるというリスクがない点についてと第三者視点で浮気疑惑を判断してもらえたため


◆探偵に依頼して後悔していること
提出した個人情報が外に漏れていないか気になりました。本当にあの後廃棄してくれるのか不安です。また、費用が高いのが欠点です。


  • 調査後の行動:婚姻関係継続(修復)
  • 調査費用:10万円以下
  • 受領した慰謝料:慰謝料は請求していない
ライリー 編集部

浮気疑惑の段階では、思ったより冷静ではないかもしれません。浮気ではないと思い込んだり浮気と信じたくなかったりする場合、第三者に判断してもらえるのはメリットですね。個人情報が心配な場合は、やはり信頼できる探偵事務所を選びたいですね。

Mさん(女性/35歳)

◆探偵に依頼してよかったこと
調べ方がわからなかったので、すべて解決することができました。


◆探偵に依頼して後悔していること
ほんとにすべて調べられるので、知りすぎたことに少し後悔してます。


  • 調査後の行動:離婚(話し合い)
  • 調査費用:21〜30万円
  • 受領した慰謝料:慰謝料は請求していない
ライリー 編集部

探偵事務所に頼んでスムーズに事実が分かるメリットですが、知りたくなかった事実とも向き合わなければなりません。しかし、後から新たな事実がわかることもないため、その時点で迷わず将来についての決断を下せるでしょう。

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弁護士に依頼すべき場合と進め方のポイント

女性弁護士

浮気の証拠がそろっている方は、離婚や慰謝料請求に向けて具体的にどう動いたらよいのでしょうか。その場合は、何かしらの行動を起こす前に弁護士への依頼を検討しましょう。

前提として、弁護士に依頼できるのは離婚や慰謝料請求だけではありません。浮気の証拠がそろっていなくても依頼できることがあります。

たとえば、以下のようなことを弁護士に依頼できます。

  • 財産分与
  • 年金分割
  • 子どもの親権、養育費
  • 面会交流

離婚する場合、財産分与や子ども子供の親権、その後の面会交流など、決めることがたくさんあります。家を購入している場合、これからのローンの支払いや名義、どちらかが転居するのかといった問題もあるでしょう。

それらひとつひとつを夫婦で話し合い、決断するのは簡単なことではありません。どうすればよいのかもそれぞれのケースで異なるため、「明確な正解」がないのも夫婦の話し合いがこじれる原因です。

パートナーや浮気相手と直接話し合うことは、心理的な負担も掛かります。冷静でいられないと思うであれば、弁護士に任せてパートナーや浮気相手と顔を合わせないほうがよいでしょう。

話し合いがこじれてしまった場合、離婚調停や裁判に発展する可能性もあります。調停や裁判になる前、話し合いの段階で弁護士に依頼すれば、法律の専門家があなたの代わりに交渉してくれます。

以下に、弁護士に依頼するメリットをまとめました。

  • 交渉での心理的負担を軽減できる
  • パートナーや浮気相手と顔を合わせず交渉できる
  • 相談相手ができるため精神的に安定できる
  • 調停や裁判を避けて早期解決できる
  • 自分の有利な条件を相手から引き出しやすい
  • 法的に問題とならない範囲など適切なアドバイスを得られる
  • 念書を作成する際にサポートを受けられる
  • 万が一調停や裁判に移行しても弁護士探しに手間取らない

そして、パートナーや浮気相手との交渉においては、「浮気の確たる証拠」があったほうが優位に進みます。浮気の証拠がそろっていなくても依頼はできますが、譲れない条件がある場合は浮気調査を検討しましょう。

離婚後に浮気調査をしてもあまり意味がありません。浮気の証拠は、交渉を有利に進めるための重要なカードです。交渉を始める前に用意しておきましょう。

また、自分の取った行動が、後々の交渉において不利になるケースがあります。自分の希望どおりに物事を進めたい場合は、話し合いがこじれてからではなく、最初から専門家に依頼するほうがよいでしょう

女性の方で、同性のほうが相談しやすいという方は、女性弁護士が在籍する事務所を検討するとよいでしょう。

知っておきたい!浮気をした場合の慰謝料の相場

弁護士に依頼したときに、実際どの程度慰謝料を受け取れるのか、相場についてもおさえておきましょう。

慰謝料は、離婚するかしないかによって金額が大きく変わります。それぞれの相場金額は以下のとおりです。

離婚したとき:200万円~300万円

離婚しないとき:50万円~100万円

上記金額はあくまで相場であり、離婚したから必ず200万円もらえるというわけではありません。慰謝料の金額は、さまざまな要素で増減します。

例えば、婚姻期間が長い場合は慰謝料金額が増額される傾向があります。また、浮気期間も慰謝料金額に影響します。期間が長く回数が多いと増額されやすいといえるでしょう。
逆に、浮気が1回だけの場合は金額が低くなります。

浮気の慰謝料については以下の記事で詳しく説明していますので、あわせてチェックしてみてください。

夫婦カウンセリングに相談する場合の進め方のポイント

カウンセリング

パートナーの浮気が発覚すると、精神的に不安定になることがあります。関係を修復したいと思っているのに、心がもやもやしてどうしてよいかわからない方もいるでしょう。

浮気してしまうパートナーに対する悩みや浮気されたトラウマなど、浮気発覚で生じた問題は簡単に解決できるものばかりではありません。

そういった場合は、カウンセリングを受けてみるのもひとつの方法です。

  • 浮気調査をして浮気が発覚した人
  • 浮気調査をして浮気はしていなかったが夫婦の信頼関係が破綻してしまった人
  • 浮気の疑いはないがセックスレスや冷め切った関係に不安を感じている人

上記に当てはまる方には、夫婦カウンセリングがおすすめです。

夫婦カウンセリングでは、以下のようなことができます。

  • 夫婦間の問題の分析
  • 問題を洗い出し、夫婦関係を修復するための目標を立ててもらう

夫婦関係に特化したカウンセリングで、自分の気持ちを客観的に見たり相手の話を聞く余裕ができたりします

当時者だけだとこじれてしまいがちですが、カウンセラーをはさむことで関係改善が期待できるでしょう。

夫婦カウンセリングの相場は、1回5,000円~1万円程度です。夫婦そろってのカウンセリングが難しい場合は、自分ひとりでのカウンセリングや夫婦別々での個別カウンセリングとなるケースもあります。

対面だとハードルが高いと感じるなら、Zoomでの面談や電話相談、LINE相談などを行っているところを探してみましょう。電話やLINEであれば、初めてでも気楽に相談できます。

また、探偵事務所によっては、夫婦カウンセラーが在籍しているケースもありますので、浮気調査の依頼とあわせて、夫婦問題の相談をすることもできます。カウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか。

自分で調査する場合と進め方のポイント

浮気調査の方法

最後に、自分で浮気調査をする方法についてもお伝えします。

パートナーに浮気の気配を感じたとき、実際はどうなのか少し探りを入れてみたいところですよね。実際に自分でできる浮気調査にはどのようなものがあるのでしょうか。

また、自分で浮気調査したいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

パートナーの携帯やLINEの使い方で、サインを読み取る方法

自分でできる浮気調査として1番手軽なのは、LINEを確認することです。ただし、パートナーのLINEを勝手に見ることは、違法行為にあたる可能性があります。

LINEのメッセージそのものよりも、LINEの使い方をチェックしましょう。

たとえば、LINEの通知をオフにしている場合、浮気相手とのやり取りを見られないように警戒している可能性があります。

とくに、これまでスマホを無造作に扱っていたのに、常に持ち歩いて画面を見られないようにするといった変化があった場合は要注意です。

浮気調査アプリ

次に手軽といえる方法としては、浮気調査アプリが挙げられます。ただし、浮気調査アプリといっても、浮気調査のために開発されたわけではありません。

「盗難防止」や「子ども・高齢者の見守り」などの目的で開発されたアプリが、浮気調査にも使えるというだけです。

また、パートナーのスマホにアプリをインストールする行為は、パートナーの同意がなければ違法行為にあたる可能性があるため注意しましょう

おすすめなのは、「スマホを紛失したときのために、対策アプリをいれておかない?」とストレートに提案することです。アプリ本来の用途としての提案ですので、断られる可能性は低いのではないでしょうか。

お互い同意のうえでアプリをダウンロードして位置情報を共有すれば、浮気に対する抑止力になりそうですね。

位置情報取得(GPS)

自分でできる調査には、パートナーの車や私物にGPSを設置して位置情報を取得する方法もあります。

車は夫婦の共有財産と見なされることが多く、自分の所有物に、自分でGPSを設置するという解釈であれば違法性を問われる可能性は低くなります。
基本的にはマグネットタイプのGPSがおすすめです。バンパーや車の底など、車外の目に付きにくいところに設置できます。

マグネットタイプでないGPSを社内に設置するなら、助手席シートの裏などにテープで固定するとよいでしょう。

その他ボイスレコーダーなどのグッズ

パートナーが車をよく利用するなら、ドライブレコーダーを浮気調査に使えるかもしれません。浮気相手と一緒にラブホテルに入る動画を撮影できたら、浮気の証拠になりますね。

GPS機能を備えたドライブレコーダーもあります。

ボイスレコーダーを設置して、浮気の事実につながる音声を録画するのもひとつの方法です。自宅や車に設置すれば、浮気相手との会話が録音できる可能性があります。直接的な証拠にはならなくても、次に会う予定がわかれば対応しやすいでしょう。

そのほかの浮気調査グッズについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

まとめ

パートナーの浮気発覚後にどのような行動を取るかは、状況や考え方によって異なります。解決の手段はひとつではなく、どういった選択をするのかすぐに決める必要もありません。

一時的な感情や勢いで決めるのではなく、後悔することがないよう自分にとって最適な解決策をゆっくり考えてみましょう。

浮気に関する悩みは、信頼できる家族や友人にもなかなか相談しにくいものです。解決策がわからないときや誰かに話を聞いてほしいと思うときは、探偵事務所の無料相談を検討してみてください。

話しやすい女性弁護士やカウンセラーが在籍している探偵事務所なら、状況だけでなく、パートナーの浮気に悩む気持ちも相談しやすいでしょう。

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※本記事の内容は2022年7月25日時点の情報です。

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有岡 佳次朗
監修者:弁護士法人・響 弁護士
有岡 佳次朗

・弁護士会所属:第一東京弁護士会所属 第53081号
・出身大学:上智大学法学部 明治大学法科大学院
・保有資格:弁護士・宅地建物取引士
・コメント:浮気調査など夫婦問題の案件を多数取り扱ってきました。ご依頼者様に寄り添い、最善の結果を出すために全力で取り組むことをモットーにしています。

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