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借金減額シミュレーターで借金を減らせるか診断!なぜ減るのか?その仕組みについても解説

2021.10.06 2021.11.11

監修者情報
監修者:弁護士法人・響 弁護士
古藤 由佳
弁護士会所属
東京弁護士会 第55973号
出身地
福岡県
出身大学
関西学院大学総合政策学部 明治大学法科大学院
保有資格
弁護士
コメント
なかなか周りに相談できず、苦しくなっていませんか?ひとりで悩まずに、一緒に解決策を見つけましょう!

「借金減額診断」は、債務整理で借金がどれくらい減額できるか?をシミュレーションしてくれるインターネット上のサービスです。

借金減額シミュレーターは主に弁護士や司法書士など法律事務所で運営されており、匿名で利用できます。

とはいえ、
個人情報などを入力することに抵抗を感じる
そもそも借金がなぜ減額できるのか?
といった不安を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、この記事では「借金を減額する仕組み」や「借金減額シミュレーターを使うとどうなるのか?」について詳しく解説していきます。

借金減額診断とは?

ご自身の借入金額や返済状況をもとに、借金をいくら減額できるか診断できます

【借金減額診断の特徴】

  • 相談実績12万件以上の弁護士事務所が運営
  • 匿名の回答OK!
  • 3つの質問に答えるだけ

そもそも借金は減額できる?借金を減らす仕組みとは

「借金を減額する」いわれても、詐欺のように聞こえてしまうかもしれません。そもそも、借金の返済に困る人は数多くいらっしゃいます。

なかなか周囲に相談しづらい問題ですが、借金については、債権者(借入先)との交渉や裁判所を通した手続きによって、借金を減額する方法が用意されています。

それが「債務整理」です。

よく知られている「自己破産」も債務整理の一種で、他に「任意整理」「個人再生」が挙げられます。
※ほかに「特定調停」もありますが、現在はほとんど利用されていません。

テレビやラジオのCMでよく流れている「過払い金」の返還請求という方法もあります。債務整理とは違う手続きですが、これも借金を減額できる方法です。

これらについて解説していきます。

利息や遅延損害金をなくしトータルの支払額を減らす「任意整理」

借金の返済は、元金(最初に借りた金額)だけを返済すればよいわけではなく、利息も合わせて返済する必要があります。

この利息をカットできるのが「任意整理」です。

任意整理とは債権者(貸金業者など)と直接交渉して、

  • 利息や遅延損害金(滞納によるペナルティ)の減額
  • 支払期間の延長(毎月の支払額の減額)

に合意してもらう方法です。

結果、借金完済までに発生する予定だった利息を減額したうえで、3年~5年の長期間に分割して返済することができるようになります。

では任意整理によってどれほど借金が減額できるのか?例を見てみましょう。

200万円を金利15%で借り受けたとします。

利息を含め20回の分割払いで返済する場合と、任意整理によって利息をカットし、元金のみを3年間の分割返済(36回払い)とした場合を比較します。

任意整理前 任意整理後
元金(借りたお金) 200万円 200万円
利率 15.00% 0%
返済回数 20回 36回
月々の支払額 約11万3600円 約5万5555円
トータルの支払額 約227万2815円 200万円

月々の返済額が5万8045円も減り返済が楽になることに加え、総返済額も利息分の27万2815円も減らすことができます。

任意整理を行うと、クレジットカードやローンの記録を管理する信用情報機関に事故記録(債務整理を行った記録)が残り、借金の完済後おおよそ5年間クレジットカードやローンを新たに利用できなくなるデメリットがあります。

とはいえ返済負担が楽になり、総返済額も減らせる任意整理は、債務整理の中でもっとも広く利用されている方法です。

借金を1/5〜1/10に減額する「個人再生」

個人再生は、裁判所に申し立て、認可を受けることで借金を大幅にに減額できる手続きです。

借金の元金を減額できるため、任意整理よりも大きな効果が見込めます。

個人再生による借金の減額について、例を見てみましょう。

200万円を金利15%で借り受けたとします。

利息を含め20回の分割払いで返済する場合と、個人再生によって利息をカットし、元金のみを3年間の分割返済(36回払い)とした場合を比較します。

個人再生前 個人再生後
元金(借りたお金) 200万円 200万円
利率 15.00%
返済回数 20回 36回
月々の支払額 約11万3600円 約2万7777円
トータルの支払額 約227万2815円 100万円

月々の返済額が8万5823円も減り返済が楽になることに加え、総返済額も半額以下の100万円となる見込みです。

借金の総額に応じた「最低弁済額」(返済しなければならない最低金額)が定められていますが、借金額が大きくなるほど減額できる割合も高くなり、場合によっては1/5や1/10まで減額が可能です。

ローンを支払っている最中の住宅や、ローンを完済した自家用車を売って返済にあてる必要がない点もメリットです。

任意整理と同じく、事故記録が残るため一定期間クレジットカードやローンを新たに利用することができなくなるほか(個人再生の場合は5〜10年)、

  • 裁判所を通した手続きのため、解決まで時間がかかる
  • 保証人に返済義務が移る
といったデメリットもあります。

すべての借金をなくす「自己破産」

自己破産は裁判所から免責の決定を受けることで、ほぼすべての借金の支払義務が免除される手続きです。

自己破産手続きの開始後は財産や給与が差し押さえられる心配がなくなるほか、自己破産後に得た収入・財産は自由に使うことができます。

自己破産による返済免除について、例を見てみましょう。

上で挙げた例と同様に200万円を金利15%で借り受けたとします。利息を含め20回の分割払いで返済する場合と、自己破産をした場合を比較します。

自己破産前 自己破産後
元金(借りたお金) 200万円 200万円
利率 15.00%
返済回数 20回
月々の支払額 11万3600円 0円
トータルの支払額 227万2815円 0円

いうまでもありませんが、自己破産を行うと、手続き前の総返済額227万2815円を一切返済する必要がなくなります。

それだけ大きな効力があるからこそ、任意整理や個人再生と比べるとデメリットが多いのも自己破産の特徴です。

個人再生同様、

  • 信用情報機関に事故記録が残るため5〜10年間クレジットカードやローンを新たに利用することができなくなる
  • 裁判所を通した手続きのため、解決まで時間がかかる
  • 保証人に返済義務が移る
  • といったデメリットに加えて、自己破産はさらに
  • 住宅や自家用車など、一定以上の価値のある財産が処分されてしまう
  • 手続きが終わるまで貸金業、旅行業、生命保険業など一部の職業に就けない
といったデメリットもあります。

しかし多額の借金に悩んでいる人にとって、借金がほぼ帳消しになるメリットは大きいでしょう。

また「結婚できない」「解雇される」など、金銭面以外の一般的な社会生活で制限がかかることはありません。

払いすぎた利息を返してもらう「過払い金請求」

過払い金請求とは、それまでの返済で「払いすぎた利息」を返還してもらうための手続きです。

過払い金請求は、払いすぎた返済金を返還してもらうだけなので、利息や借金の元金を減額してもらう債務整理とは異なります。

過去に過払い金が発生したのは、カードローンやクレジットカードのキャッシングに適用される金利を定める法律が2つ(出資法と利息制限法)あり、記載されていた利率が異なっていたことが原因です。

出資法には29.2%、利息制限法には15%と記載されていました。この29.2%~15%の金利の幅は「グレーゾーン金利」と呼ばれ、多くのローン・キャッシングの金利がグレーゾーンに設定されていました。

後に法律が改正され、15%以上の、グレーゾーン金利に当たる利息については返還請求が認められることとなったのです。

法律が改正され、グレーゾーン金利が消滅したのは2010年6月17日です。その日以降に借りた借金については、過払い金は発生しません

住宅ローン・奨学金…どんな借金が減額できる?

債務整理の対象となる借金は、基本的にほぼ制限はありません

カードローンやクレジットカードのキャッシングなどに加え、奨学金や自動車・住宅ローン、個人の貸し借りについても債務整理は可能です。

ただし借金には当たらない、以下のような費用負担については債務整理の対象になりません。

  • 損害賠償(慰謝料など)
  • 養育費など
  • 税金
  • 公共料金

また、奨学金や自動車・住宅ローンなどについては、債務整理のうち任意整理を行ってもあまり効果がありません

もともとの金利が低いので、利息をカットしても返済負担を大きく減らせるわけではないからです。

債務整理はれっきとした借金減額方法

ここまで債務整理の種類と効果について解説してきましたが、借金を減らす制度を利用すると、負い目のような感情を持たれる方がいるかもしれません。

しかし、債務整理をすることは決して悪いことではないということを、理解していただければと思います。

そもそも、借金を減らす手続きが広く行われており、特に個人再生や自己破産のように公的な手段が用意されていることには、確固たる理由があります。

国には「金銭面で生活に困っている人を保護する」「借金が膨らんだ人に更生の機会を与える」といった責任があります。

実際に自己破産について定める破産法の第1条には、「債務者について経済生活の再生の機会の確保を図る」と書かれています。

債務整理は、借金に苦しむ人がその苦しみから解放され、再出発することを助ける仕組みですので、前向きに利用していただければと思います。

借金減額シミュレーターとは?

借金は、適切に債務整理を行えば減額できます。

とはいえ、債務整理の手続きは複雑であり、時間も手間もかかります。

スムーズに行うためには、法律の専門家である弁護士などに依頼するのが一般的ですが、弁護士に相談することに気後れを感じる人がいるかもしれません。

相談前にこうした不安を解消しておくために用意されているのが「借金減額シミュレーター」です。

指示に従って入力していくだけで、債務整理をした場合に、どれくらい借金を減額できるかが大まかにわかるようになっています。

利用料は無料!匿名OK!信用情報にも影響なし!

借金減額シミュレーターで知ることができるのは、以下の3点です。

  • 借金を減らせるかどうか
  • 過払い金請求が可能かどうか
  • 借金を減らす最適な方法はどれか

借金減額シミュレーターは、ほとんどが法律のプロである弁護士事務所によって運営されています。

専門家への簡易的な相談ともいえるもので、以下のようなメリットがあります。

  • 利用料は一切かからない
  • 弁護士には守秘義務があり、借金減額シミュレーターは個人情報保護法に基づいて運営されているため、秘密は厳守される
  • まだ債務整理が始まったわけでもないので、信用情報に事故記録が残らない
  • 匿名での入力も可能

入力に必要な情報もごく一部!

借金減額シミュレーターを利用する際に入力する借金の情報は、以下の3点のみです。

  • 借入総額はいくらか?
  • 借入期間はどれくらいか?
  • 返済できている状態か?

債務整理には任意整理・個人再生・自己破産と3つの方法があり、どの方法が適しているかは、借入金額だけでなく収入や生活状況による部分があります。

また、過払い金の返還請求については、過払い金が発生するのは原則として2010年6月17日より以前に借り入れをしたケースです。

そのため判定するためには、正確な借入日時が必要となります。

このような理由から、「借金を減らせるかどうか」「過払い金請求が可能かどうか」「借金を減らす最適な方法はどれか」を自動で判定することはできず、弁護士が計算しています。

そのため、返答には2〜3日かかります

連絡手段として、メールアドレス・電話番号等も記入する必要がありますが、電話は希望しない旨を伝えれば、メールで連絡をもらうことができます。

悪用する業者がいないわけではない

借金減額シミュレーターを提供しているサイトは少なくありませんが、残念ながら、一部の悪質な業者によって運営されているシミュレーターも存在しています。

信頼できる借金減額シミュレーターかどうかを判断するには、以下の2点に注意してください。

・実績のある弁護士事務所が運営しているかどうか
信頼できる借金減額シミュレーターには必ず運営者情報が表示されているので、事務所名からホームページを見れば実績は確認できます。

・住所や勤務先などの入力を要求されない
減額の可能性や最適な債務整理の方法を判定する際に、住所や勤務先の情報は必要ありません。

ちなみに、当サイトは弁護士法人・響が運営しております。

借金減額シミュレーターで結果を知るまでの流れ

弁護士法人・響が運営している借金減額シミュレーターを例に、借金減額についての判定が出るまでの流れを紹介していきます。

借金情報を入力するとどうなるのか? という不安を解消していきましょう。

借金減額シミュレーターに必要な情報を記入する

借金減額シミュレーター

入力する情報は以下のとおりです。

  • 借入金額(49万円以下~200万円以上の4つの選択肢から選ぶ)
  • 借入期間(3ヶ月未満~6年以上の4つの選択肢から選ぶ)
  • 返済について(困っていない・できれば減らしたい・払えないの3つの選択肢から選ぶ)
  • メールアドレス、電話番号、呼びかけ用の名前(匿名可)

数日後、返答が届く

すべての情報を入力すると「診断完了」と表示され、入力したメールアドレスに、借入先の会社名を訪ねるメールが届きます。

これに返信すると、内容を弁護士が確認したうえで、2〜3日中にメールか電話で案内があります。

メールに返信する際に、「電話を希望しない」旨を記載すればメールでの対応となります。続けて、より詳しい内容についてのヒアリングに入ります。

この時点でも、費用は一切かかりません

診断結果について連絡が届く

ヒアリングの内容をふまえて再度検討したうえで、以下の点についてお知らせがあります。

  • 可能な債務整理の方法について
  • 借金減額の大まかな金額

ここ段階でも、まだ費用はかかりません

弁護士に相談【無料】

弁護士法人・響

診断の結果に納得していただいた場合は、弁護士との面談に移ります。ビデオ面談も可能です。

面談をしても費用はかかりません

面談では、現在の借金・返済の状況や連絡手段、債務整理で発生するデメリットについてなど、さらに詳しく聞き取っていきます。

面談の結果、債務整理をしないという判断をしてもまったく問題ありません。

手続き開始

面談を経て、債務整理の方法や流れ、得られる結果に納得できれば、正式に依頼となり、手続きを開始します。

この段階まで来て、はじめて費用が発生することになります

依頼後は、ほとんどの手続きを代理人である弁護士が担当します。

また債務整理を依頼すると、弁護士事務所から借入先に連絡が行き、依頼者への督促を止めることが可能です。

度重なる借入先からの督促にお悩みの方も、ぜひご相談ください。

以後のやりとりについては、家族に悟られないよう、弁護士事務所からの郵送物を局留めや弁護士の個人名で送ることも可能です。

弁護士には業務上で知った情報を漏らさない守秘義務があるため、依頼者の家族にも漏れないよう、細心の注意を払って業務を遂行していきます。

信頼できる借金減額シミュレーターを利用して借金問題を解決するきっかけに

債務整理などの法的手段をとれば、借金は減額できる可能性があります。

借金減額シミュレーターは、債務整理をするかどうかを考える手始めに、以下の点を知るための入口です。

  • どれくらい減額できるか
  • 債務整理の3つの方法のうちどれが適しているか

債務整理は一般に広く知られている方法ではありませんが、実際に借金に苦しむ多くの人が利用し、借金を整理して再出発してきました。

まずは借金減額シミュレーター気軽に利用し、借金問題を解決するきっかけとしてみてください。

借金減額診断とは?

ご自身の借入金額や返済状況をもとに、借金をいくら減額できるか診断できます

【借金減額診断の特徴】

  • 相談実績12万件以上の弁護士事務所が運営
  • 匿名の回答OK!
  • 3つの質問に答えるだけ
[実績]
12万件の相談実績あり
[弁護士数]
21人(2021年3月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
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