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2020.09.17
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妊娠中の借金は誰に相談したらいいの?困った返済を早く解決する方法

妊娠中に借金返済が苦しくなってきた・・・
返済中に妊娠が判明・・・このまま返せなくなったらどうしよう

借金の返済中に妊娠してしまったとき、どこに相談してよいのかよくわからずお困りの方もいることと思います。

実は、借金問題の解決をどのようにしたら安心して出産できるだろう、という悩みを相談できるところはいろいろあります。

そこで、妊娠中でも相談しやすい窓口をご紹介するとともに、出産前に借金問題を解決する方法についてもご説明します。

妊娠して借金返済が難しいときの相談先

妊娠中の借金問題は、相談に行くにも移動による身体への負担が気にることと思います。

そこで、電話やメールで気軽に連絡できる相談先をご紹介します。

国民生活センター・消費生活センター

消費者ホットラインの電話番号188から、カードや消費者金融などの借金の相談が可能です。

専門の相談員が借金の問題について回答してくれる他、場合によっては弁護士などの専門家への紹介も行っています。

■電話:188 受付時間:平日10:00~12:00、13:00~17:00(土日祝日は10:00~16:00)※窓口によって時間は異なる

日本クレジットカウンセリング協会

クレジット・消費者金融等の業界団体の一つで、専門の相談員が多重債務の問題を中心に借金問題の相談に乗ってくれます。

対応している相談は、お金の問題、家族や心の問題など、借金にまつわる様々な問題です。

■電話:0570-031640 受付時間:平日10:00~12:40、14:00~16:40

日本貸金業協会

日本貸金業協会は、貸金業の業界団体で、多重債務などの借金の相談に応じています。

相談員が家計や借金に関する相談を聞き、状況に応じて債務整理のアドバイスなども行います。

■電話:0570-051-051 受付時間:平日9:00~17:00

全国銀行協会

加入している銀行に関する相談を中心に、「相談室」という窓口で借金問題についての電話相談を受け付けています。

相談窓口は、銀行系のカードローンと、借金問題全般のカウンセリングの2つに分けています。

〈カードローン相談〉
■電話:050-3385-6098  受付時間:平日9:00~18:00

〈カウンセリング相談〉
■電話:050-3540-7553 受付時間:平日9:00 ~ 17:00

法テラス

借金問題を含む法律トラブルについての相談だけでなく、弁護士費用の立替制度の利用相談も受け付けています。

メール相談はサイトで24時間受け付けています。

■電話:0570-078374 受付時間 :平日9:00~21:00(土曜は9:00~17:00)

弁護士や司法書士の事務所

弁護士や司法書士の事務所も、電話相談やメール相談、オンライン相談などを受け付けているところが多数あります。

相談は無料で受け付けている事務所も多いです。
実際に相談して納得したら、弁護士や司法書士に解決までの手続きを任せることもできます。

【注意!】債務整理の手続きには面談が基本
問題解決のために債務整理を進める際には、面談をして実際に専門家と話す必要があります。ここまでに紹介した窓口は、まずは相談から始めたいときに適した窓口です。

妊娠で借金返済が辛いときの対処法

妊娠中に借金で困ったとき、どういうことから手を付けたらいいのでしょうか。
借金問題を解決するためにまず必要なことは、現状把握です。

状況を把握する

まずは次の項目を調べて、借金の状況を確認しましょう。

  • 借金の総額はいくらか
  • それぞれの利率はいくらか
  • 月々の返済額はいくらか
  • 収入はいくらか
  • 支払日はいつか

これらがわかれば、返済がいつできそうか、このまま返済を続けられそうかも把握できます。
見通しの目安を知るには、金融機関のインターネットで公開しているシミュレーションサイトが役に立ちます。

※シミュレーションサイト例:プロミスご返済シミュレーションページ

なお、産前産後は仕事ができず収入が減ってしまうことを前提にシミュレーションする必要があることは、念頭に置いておきましょう。

家族から援助してもらう

家族に援助してもらい、苦しい時期をしのぐことも一つの手段です。
産前産後の仕事を休まなければならない期間だけ助けてもらえれば乗り切れる場合などは、この方法が有効と考えられます。

債務整理を検討する

それでも返済の見通しが立たないときは、債務整理を検討してみましょう。
債務整理は、借金を法律の定めによって減額できる手続きで、主な手続きには、任意整理・個人再生・自己破産の3つがあります。

借金が辛くても新しい借金で返すのはダメ

借金が辛いとき、キャッシングで現金を調達して返すことも考えてしまいがちですが、これは決してよくありません。

借金には利息が付きます。
新しく借り入れをして借金を返済するということは、もともとの借金に、追加の借金でさらに金利を増やしてしまうということです。

これでは元本が減りませんので、最終的には月々の収入が返済に追いつかなくなり、多重債務に陥ってしまいます。

借金は専門家に相談すれば母体の負担も抑えられる

妊婦が債務整理をするとなると、母体への負担が大きいのでは?

と心配になる人がいるかもしれませんが、それは誤解です。
債務整理は、うまく利用できれば身体の負担を抑えて手続きを進めることができます

債務整理は妊婦の状況に応じて進められる

債務整理は一人一人の事情にあわせて行います。
妊婦さんがなるべく妊娠中に手続きを進めたい場合は、短期間で済む任意整理がおすすめです。

それぞれの手続きの概要や目安となる期間は次のとおりです。

任意整理
・業者との個別交渉で将来利息と遅延損害金をカット
・返済期間を延ばして月々の返済額を抑えて負担を軽減

任意整理の場合、収入の見通しは必要ですが、産後仕事に復帰する見通しがあれば利用できます。

書類の用意等は弁護士などの専門家に依頼しておくと代行してもらえますし、手続き開始から3ヵ月程度で和解契約が締結されます

個人再生
裁判所で行う手続きで、5分の1~10分の1に減らした借金を再生計画(返済計画)に従って返済していく
住宅ローン特則が適用されれば、持ち家に住み続けることが可能

個人再生の場合も、任意整理同様に収入の見通しが必要ですが、産後に仕事に復帰する見通しがあれば利用できます。
専門家に依頼すれば、必要書類の一部を自分で用意する以外は代行してもらえます。

手続き開始から3ヵ月~6ヵ月程度で再生計画の認可があり返済が始まりますが、裁判所で長時間拘束されるといったことはありません。

自己破産
裁判所で行う手続きで、借金は0にまでできる一方、最低限の生活費を手元に残すほかは、価値のある財産は処分する必要がある

自己破産の場合、他の手続きよりも自分で用意する書類は多くなりますが、専門家に依頼すれば大部分は代行してもらえます。

手続き自体は同時廃止や少額管財といった手続きで、状況にもよりますが、期間は個人再生と同等かそれより短いことが多く、裁判所での長時間の拘束もありません。

専門家に債務整理を依頼するメリット

債務整理は自分でもできる手続きですが、妊娠中であれば、次のような理由から弁護士や司法書士に依頼するといいでしょう。

身体の負担を最優先に早く対応してくれる

専門家に依頼すると、受任通知を使って督促をストップしてくれます。

受任通知を出せるのは弁護士や司法書士といった専門家だけです。
督促の負担をなくすだけでも、心と体へのストレスは大きく軽減できるでしょう

出産前の解決を目指すことができる

債務整理のなかでも最も簡易的な手続きの任意整理は、おおむね3ヵ月以内には和解契約の交渉が成立します。 出産前に解決できれば、あとは安心して出産に備えることができます

家族に知られないように配慮してくれる

弁護士や司法書士には法律上の守秘義務があります。
家族に知られたくないという希望を伝えれば、

・専門家の事務所内だけで業者と交渉する
・郵便物に専門家の事務所名は入れずに送付する

など、依頼人の希望を大事にしながら対処法を検討してくれます。

妊娠中の借金問題は一人で悩まず相談を!

妊娠中に借金問題で悩んでいるときは、身体の負担を抑えながら活用できる相談先を頼ってみましょう。

相談先を選ぶときは次のポイントを確認してください。

・相談者である妊婦の健康に配慮してくれる
・相性がいい、安心して相談ができる
・返済負担を軽減できる手段を持っている

出産後は育児に手がかかるので、借金問題の解決には思うように時間を割けない可能性もあります。

信頼できる相談先に早めに相談して、できるだけ妊娠中に解決することを心がけましょう。

まとめ

妊娠中に抱える借金問題は、身体の負担を考えながら、電話やメール、オンライン相談を上手に利用しましょう。

どうしても返済のめどが立たない場合は債務整理も検討してみてください。
債務整理の中でも任意整理は、短期間で手続きを済ませられるので、妊婦に負担がかからず安心です

経験の豊富な専門家に依頼すれば、母体を優先して手続きを早く済ませることも可能です。

一人で悩まずに専門家に相談し、妊娠中の借金問題を早めに解消しましょう。

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