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アイフルの借金が時効になる条件|確認するポイントと避けるべき行動

島村 海利
監修者:弁護士法人・響 弁護士
島村 海利
  • 弁護士会所属:第二東京弁護士会 第52828
  • 出身地:高知県
  • 出身大学:香川大学法学部卒 九州大学法科大学院卒
  • 保有資格:弁護士、2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP2級)
  • コメント:人に対する温かいまなざしを持ち、ご依頼者の話をよく聞き、ご依頼者様に寄り添える弁護士になれるよう日々努めています。
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アイフルの借金が時効になる条件には何があるの?
アイフルの時効を確認するポイントと注意点が知りたい

アイフルからの一括請求の通告書には何かしらの対処が必要です。
もし時効が成立する条件を満たしていれば、アイフルに時効を主張することで借金を返済する必要はなくなりますが、時効の条件を満たすには、いくつかのポイントに注意しなければなりません

そこで、この記事では、アイフルの借金が時効になるための条件や注意点について詳しく解説します。
時効が成立しない場合の借金解決法もご説明しますので、ぜひ内容をおさえて頂ければと思います。

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アイフルの消滅時効の条件

アイフルのような金融業者からの借金には時効がありますし、時効が成立すれば返済の必要はありません。
時効が成立する条件は次のとおりです。

最後の支払いから5年以上が経過している

時効が成立するには、借金を返済しない状態が5年または10年続いている必要がありますが、アイフルのような金融業者からの借入は基本的に5年です。
5年のカウント方法(起算点)は、最後の返済期日の翌日、または期日後に返済している場合は、その最後の返済日の翌日となります。

アイフルと返済日や借金額などの話をしていない

アイフルの借金を返済していない5年間に、アイフルと返済日や借金額などの話し合いを行っていれば、時効が成立しない可能性があります。

たとえばアイフルに対して「来週中に滞納分を支払います」と伝えていたり、「すぐに払えないので待ってもらえますか?」と確認を行っていれば、最後の返済期日または期日後の最後の返済日の翌日から5年が経過していても時効は成立しない、ということです。

アイフルから裁判を起こされていない

アイフルの借金を返済していない5年間に、アイフルが裁判(訴訟)を起こしていれば時効は成立しない可能性がありますし、裁判の判決が確定していれば時効期間は、判決の確定から10年に更新されます。

たとえば時効期間の4年が過ぎた段階でアイフルに裁判を起こされて判決が確定していれば、それまでの4年はリセットされ、新たに10年(トータル14年)の時効期間が必要になる、ということです。

アイフルに対して時効援用の手続きをしている

時効が成立するには、アイフルに対して時効援用の手続きを行う必要があります。

時効援用とは、「すでに時効なので借金は消滅していますよ」と、アイフルを利用して借りた側から、アイフルに対して主張することをいいます。

時効期間を満了しても、何もしないままでは時効は成立しません。

時効を援用することではじめて時効が成立するので、注意しましょう

アイフルから通告書が届いたらするべきこと

アイフルの借金が時効成立かどうかを知りたいときには、まずは実際に届いたアイフルからの通告書を確認しましょう。
チェックするべきポイントについてご説明します。

契約日・支払期日を確認する

最初に、アイフルの通告書内の契約日や支払期日を確認します。

契約日によって「いつアイフルと契約したのか」が分かりますし、支払期日によって「最後にいつ支払う予定だったのか」が分かりますので、時効が進行した期間の目安を判断できます。

請求額を確認する

次に、アイフルの通告書内の請求額を確認しましょう。
請求額には、元金だけでなく、今までに発生した遅延損害金も一緒に載っていることがあります。
請求額を把握しておくことで、時効が成立しないときに今の自分に払えるかどうか、どのくらいの負担になるかなどを判断できます。

なお、わからないことがあっても、この段階で安易にアイフルには連絡しないようにしましょう。
アイフルに連絡して借金の存在を認めてしまうと、時効が成立しないおそれがあるからです。

裁判をおこされてないかを確認する

最後に、裁判を起こされていないかどうかを確認します。
確認の方法として、通告書内に「裁判所にて債務名義を取得している」などの言葉が記載されていれば、過去に裁判を起こされ、すでに判決が確定している可能性があります

他にも、アイフルからの通告書内に「入金がない場合は給与差押え等の強制執行を検討させていただきます」など書かれていれば、すでに裁判は終わっているかもしれません。
一方、「入金がない場合は支払督促、訴訟、給与差押え等の強制執行を検討させていただきます」のように、支払督促や訴訟という言葉まで載っている場合は、裁判前の可能性があります。

なお、JICCという信用情報機関に問い合わせて、信用情報の「ファイルD」という開示報告書の右側にある「異参サ内容 異参サ発生日」という欄に「債権回収」という表記があれば、すでに裁判は終わっていると推察できます。

アイフルからの借金で時効を成立させるときの注意点

アイフルからの通告書を確認したあと、時効を成立させるためには、アイフルに対して具体的な対処が必要になります。
それと共に避けなければならない行動もあるので、ここで合わせて確認しておきましょう。

時効の更新にあたる行動を取らない

アイフルの時効が成立するには、最後の返済期日(または期日後の最後の返済日)の翌日から最低5年は経過している必要がありますが、一定の行動を取ってしまうと5年の期間がリセットされ、新たにゼロから時効期間がスタートします。
このことを時効の更新といいますが、具体的には次のような条件・行動によって時効が更新されます。

  • アイフルからの訴訟、支払督促、差押え
  • アイフルを利用した側の債務の承認
  • アイフルからの訴訟、支払督促、差押えだけでなく、アイフルを利用した側が借金の存在を認めても時効は更新されるので注意しましょう。
    たとえば返済時期についてアイフルと交渉すること自体が、債務の承認に該当するケースがありますので、安易にアイフルに連絡するのは控えた方が賢明です。

    届いた通告書を無視しない

    アイフルから届いた通告書を無視すると、遅延損害金も含めて借金が膨らんでいきますし、すでに訴訟を起こされて確定判決が出ている場合は、預貯金や給料といった財産を差押えられるリスクが高くなります。
    まだアイフルから訴訟を起こされていない場合も、通告書の放置によって訴訟に発展するリスクがあるので危険です。

    たとえ時効期間が満了を迎えている場合でも、時効援用の手続きを行わなければ時効は成立しません
    アイフルからの通告書を無視し続けても時効は成立しないので、くれぐれも注意してください。

    時効完成後でも債務承認をしない

    消滅時効が成立するための年数や条件が整っている場合でも、債務の承認によって時効は更新されます。
    借金の利息のみ支払いや元本の一部分だけの返済など、お金を払うことだけでなく、「返済を待ってほしい」とお願いしたり、債務承認書にサインしたりすることも債務の承認に該当することがあるので、注意が必要です。

    時効の手続きを専門家に任せた方がいい理由

    アイフルの時効が成立する注意点について解説しましたが、時効の判断や手続きを行う難易度は高く、通常は弁護士のような専門家に依頼して進めることになります。
    ここでは専門家に相談するメリットについてご説明します。

    時効の成立には専門的な知識が不可欠

    アイフルの時効を成立させるには、法律のプロによる専門知識が必要です。

    専門家に相談することで、次のような対応が期待できます。

  • 時効の期間が成立しているかどうかを的確に判断してくれる
  • 過去の取引履歴や通告書の確認を正確に行ってもらえる
  • 時効援用の手続きを代行してくれる
  • 安心して時効の判断や手続きをするために、専門家に相談する意味は大きいと言えるでしょう。

    時効が成立しないときでも適切に対処できる

    アイフルの時効が成立していない場合は、時効援用以外の解決策が必要になることがあります。
    アイフルに時効を主張できない場合、通告書に従って一括返済を行う必要がありますが、一括返済が難しいときの手段として考えられるのが債務整理です。

    債務整理とは、法律に沿った方法で借金を減らしたり、返済義務をなくしたりする方法で、今のままでは借金問題を解決できない場合に選択されます

    その債務整理の手続きも専門家に相談できますし、相談後に専門家に依頼すれば、代行によって債務整理を適切かつスムーズに進めてもらえるというメリットもあります。

    旧ライフからの借金が時効になる可能性もある

    アイフルに対して時効援用する際、アイフルの借金以外にも時効成立の可能性がある借入先として、株式会社ライフ(旧ライフ)があります。
    株式会社ライフのキャッシング部門は、2011年7月1日に合併によってアイフルに引き継がれているためです。

    なお、株式会社ライフのクレジットカード部門に関しては、新設されたライフカード株式会社に引き継がれています。

    そのため、株式会社ライフのキャッシングを利用した過去があり、時効期間が成立していれば、アイフルに対して時効を援用できる可能性があります。

    まとめ

    アイフルの時効が成立するには、次の条件を満たす必要があります。

  • 最後の返済期日から最低5年が経過している
  • 時効の更新が行われていない
  • 時効援用の手続きを行う
  • アイフルの通告書が届いたら、契約日・支払期日・請求額・裁判の有無を確認する必要がありますが、時効の判断や手続きは複雑なので、専門家に相談するといいでしょう。

    仮に時効期間が満了を迎えている場合でも、借金の存在を認めると時効にならないことがありますので、やはり専門家の指示を仰いで適切に対応してください。

    専門家は債務整理の相談にも応じてもらえますので、アイフルの時効が成立していない場合でも適切に対処してもらえるでしょう。

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