債務整理(任意整理)を依頼する弁護士や事務所の選び方5つ!費用相場も解説

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債務整理を依頼する弁護士はどう選べばいいの?
弁護士選びで失敗したくない……

債務整理を依頼する弁護士(弁護士事務所)は、以下の5つのポイントで選ぶとよいでしょう。

  • 丁寧な対応で親身に相談に乗ってくれるか
  • 弁護士費用が明瞭かつ適正か
  • 債務整理の実績と経験が豊富か
  • 事務所が通いやすい場所にあるか
  • デメリットやリスクをわかりやすく説明してくれるか

特に、実際に債務整理を行う際は、弁護士と密に連携しながら取り組むことになるため、親身に相談に乗ってくれることはもちろん、相性も重要です。

この記事では、上記のポイントについて詳しく解説します。

また、弁護士事務所の例として「弁護士法人・響」の特徴も紹介しておりますので、事務所を選ぶ際の参考にしてください。

弁護士法人・響に相談するメリット
  • 最短即日!返済ストップ
  • 問い合わせ・相談実績43万件以上
  • 明瞭なご説明で費用やデメリットの不安をゼロに
  • 相談は何度でも無料

目次

債務整理(任意整理)を依頼する弁護士の選び方5つ

債務整理を行うにあたって、どの弁護士(弁護士事務所)に依頼するかは重要です。

債務整理は債権者(お金を貸した側)との交渉が必要であり、依頼する弁護士の力量次第で、手続きにかかる期間や和解条件に違いがでる可能性があるからです。

しかし、いざ選ぼうとしても、全国にはいくつもの弁護士事務所が存在するため、迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、ここではまず、弁護士を選ぶときの5つのポイントを解説します。

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弁護士を選ぶときの5つのポイント
  • 丁寧な対応で親身に相談に乗ってくれるか
  • 弁護士費用が明瞭かつ適正か
  • 債務整理の実績と経験が豊富か
  • 事務所が通いやすい場所にあるか
  • デメリットやリスクをわかりやすく説明してくれるか

なお、債務整理の方法は3種類あり(以下)、借金総額や収入などによって、取るべき方法は異なります。当記事ではおもに、利用者の多い任意整理を想定して解説します。

任意整理 借入先と交渉して無理のない返済方法を決める方法。将来利息や遅延損害金(※)をカットし、残った元金を3〜5年で返済する内容により和解を目指すことが一般的
個人再生 裁判所を介して返済額を原則として5分の1〜10分の1程度(最低100万円まで)に減免し、原則3年(認められれば5年)で返済する方法
自己破産 裁判所に返済が不可能であることを認めてもらい、一部の債務を除き借金を全額免除にしてもらう方法

※金融機関・取引状況によってはカットできない場合もあります。また昨今では、そもそも交渉に応じない債権者も増えてきています

1.丁寧な対応で親身に相談に乗ってくれるか

債務整理を依頼する場合、「弁護士の対応の質」は、重要なポイントです。

一口に弁護士といっても、タイプは千差万別です。

淡々とスピーディに仕事を進める人もいますし、相談者の話に耳を傾けながら、じっくり取り組む人もいます。

借金は、とてもデリケートな問題です。また、債務整理をするとなれば、「生活に支障が出るのではないか」「本当に解決できるのか」といった、不安がつきまとうことでしょう。

債務整理について相談した際に、担当の弁護士が親身になって対応してくれれば、安心して依頼できるのではないでしょうか。

また、債務整理は、弁護士と密に連携しながら取り組むことになるため、相性も重要です。

相性は実際に話してみなければわかりづらいと思いますので、気になる事務所があれば、一度、無料相談をしてみるとよいでしょう。

なお、当メディアで債務整理の経験者に調査したアンケートでは、弁護士事務所を選ぶ際に最も重視したポイントとして、「対応の質」が挙げられました。

調査結果については、以下の記事で詳しく解説しています。

2.弁護士費用が明瞭かつ適正か

債務整理を依頼する際に必要な弁護士費用も、弁護士を選ぶ上で大切なポイントです。

特に、以下の点を確認しておくようにしましょう。

  • 費用が明瞭か
  • 適正な金額か

費用が明瞭か

債務整理の弁護士費用が、明確でわかりやすいかを確認しましょう。

弁護士事務所によっては、債務整理の費用がわかりづらいところもあります。

弁護士費用がはっきりしないと、あとで追加費用が発生して支払いが厳しくなる、といった事態になりかねません。

トラブルになるのを防ぐためにも、債務整理の費用は契約をするまでにすべて提示してもらうようにしましょう。

また、費用の支払い方法について、

  • 分割払いに対応しているか
  • 積立金制度(※)を利用できるか

も確認しておきましょう。これらが利用できれば、いますぐ費用を用意できなくても債務整理を依頼できる場合があるからです。

用語集 積立金制度とは?

債務整理の和解交渉、または申立てをするまでの期間、毎月一定の金額を積立てる制度。受任通知の送付後、返済がストップしている間に積み立てることができる。積立金は、弁護士費用に充てたり、借金が返済できない月があったときなどの一時金として利用できる場合がある。

適正な金額か

債務整理の弁護士費用が適正な金額かどうかも、大切なポイントです。

以下は、債務整理の方法別の弁護士費用相場です。

債務整理の方法別の費用相場
  • 任意整理:5~15万円程度
  • 個人再生:50~80万円程度
  • 自己破産:30〜130万円程度

※実際の費用は場合によって異なる

実際にかかる費用は、見積もりをもらうまではわかりませんが、相場については基本的に、弁護士事務所のHPで確認することができます。

もし費用が相場よりも高すぎる場合は、別の事務所を検討してもよいでしょう。

債務整理の費用相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

3.債務整理の相談・解決実績が豊富か

債務整理の相談・解決実績も確認しておきましょう。

弁護士事務所によって、得意とする案件の領域は異なります。

債務整理の相談・解決実績が豊富な事務所であれば、依頼者の状況に合った解決方法を提案してもらえる可能性が高まります。

また、経験が豊富な弁護士が在籍していれば、債権者との和解交渉において、より優位に進めてもらえるでしょう。

具体的な解決実績については、弁護士事務所のHPで確認するか、無料相談の際に聞いてみるとよいでしょう。

4.事務所が通いやすい場所にあるか

弁護士事務所は、何かあったときにすぐに相談に行けるように、できるだけ通いやすい場所を選んだ方がよいでしょう。

というのも、債務整理を依頼する場合、事務所に訪問する回数が1回で済むとはかぎらないからです。
ケースによっては、3〜4回通う可能性もあります

事務所が自宅や勤務先から遠いと、時間も交通費もかかるため、訪問することが億劫になってしまうかもしれません。

通いづらさから手続きが先延ばしになると、問題の解決にも時間がかかってしまいます

全国に拠点を構えている事務所であれば、住まいの地域からアクセスしやすい可能性があります。

もし、近くに事務所がない場合には、

  • 出張相談に対応している
  • 契約に関する面談を、オンラインや電話でもできる

といった事務所を選ぶとよいでしょう。

なお、オンラインや電話で契約した場合にも、弁護士会規定により、少なくとも一度は弁護士と対面で面談をする必要があります。

5.デメリットやリスクをわかりやすく説明してくれるか

債務整理にもデメリットやリスクがあります。

それを知らないまま手続きすると、「こんなはずじゃなかった……」と後悔することになりかねません。

債務整理のデメリットやリスクをわかりやすく説明してくれる弁護士であれば、納得したうえで、信頼して手続き依頼できるのではないでしょうか。

逆に、メリットしか説明しないような弁護士は、避けた方がよいでしょう。

債務整理のデメリット・リスクの例
  • 必ずしも和解(合意)できるとは限らない
  • 信用情報に事故情報が登録される
  • 減額の割合が少ないケースもある
    など

債務整理のデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

事務所の具体例紹介-「弁護士法人・響」の場合

弁護士事務所の選び方を解説しましたが、事務所の具体例を知っていた方が、比較検討しやすいでしょう。

ここでは、弁護士事務所の例として、「弁護士法人・響」の特徴を紹介いたします。

「弁護士法人・響」の特徴
  • 借金の相談実績は43万件以上
  • 費用を今すぐ用意できなくても依頼できるケースあり
  • 拠点は東京・大阪・高松・福岡・沖縄に計7ヶ所
  • 債務整理の相談は何度でも無料

借金の相談実績は43万件以上

弁護士法人・響は、幅広い分野の法律業務にあたっています。なかでも、債務整理の案件には特に力を入れており、相談実績は43万件以上あります。

債務整理に精通した弁護士も多数在籍していますので、安心してご相談いただけます。

所属弁護士の経歴・実務経験について、以下のページで紹介していますので、参考にしてください。

(参考:弁護士法人・響「弁護士紹介」

費用を今すぐ用意できなくても依頼できるケースあり

弁護士法人・響では、積立金制度をご利用いただけます。そのため、債務整理の費用をすぐに支払えなくても、ご依頼いただける可能性があります。

具体的には、債務整理をご依頼いただいたタイミングで、債権者に受任通知を送付します。そうすると、以降は返済が一時的にストップします(自己破産の場合は、返済自体が不要になります)。

返済がストップしている期間中は、これまで毎月返済されていた分のお金を、費用として積み立てることができます。

また、分割払いに対応していますので、毎月一定額のお支払いが可能であれば、ご依頼いただくことが可能です。

図で表すと以下のようになります。

弁護士費用を積み立てる方法(任意整理の場合)

費用について不安な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

弁護士法人・響の債務整理の費用

弁護士法人・響の債務整理の費用は、以下のとおりです。

【弁護士法人・響】債務整理の費用
任意整理 ・着手金:55,000円〜(税込)
・解決報酬金:11,000円〜(税込)
・減額報酬金:減額分の11%(税込)
個人再生 《住宅なしの場合》
・着手金 33万円〜(税込)
・報酬金 22万円〜(税込)
《住宅ありの場合》
・着手金 33万円〜(税込)
・報酬金 33万円〜(税込)
自己破産 ・着手金:33万円〜(税込)
・報酬金:22万円〜(税込)

必要となる費用については、追加料金が発生する可能性も含めて、ご依頼いただく前にできるだけわかりやすく説明いたします。

拠点は東京・大阪・高松・福岡・沖縄に計7ヶ所

弁護士法人・響は、東京(西新宿、虎ノ門、立川)・大阪・高松・福岡・沖縄の計7ヶ所に、拠点があります。

主要都市に事務所がありますので、債務整理をご依頼いただいた後、なにかあったときに通いやすいといえます。

また、面談については、社会環境の変化やライフスタイルの多様化に伴い、オンラインや電話での実施も行っております。

オフィス名 住所
西新宿オフィス 〒169-0074
東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階
西新宿第2オフィス 〒163-0590
東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル29階
立川オフィス 〒190-0012
東京都立川市曙町2-16-6 テクノビル4階
大阪オフィス 〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町2-4-9 淀屋橋PREX 9階
高松オフィス 〒760-0023
香川県高松市寿町1-3-2 日進高松ビル7階(旧高松第一生命ビル)
福岡オフィス 〒810-0073
福岡県福岡市中央区舞鶴3-1-10 オフィスニューガイア セレス赤坂門NO.19 11階
那覇オフィス 〒900-0015
沖縄県那覇市久茂地2-22-10 那覇第一生命ビルディング3階

債務整理の相談は何度でも無料

弁護士法人・響では、債務整理のご相談を24時間365日、無料で受け付けています。

また、ご相談は何度でも無料です。

土日・祝日や仕事終わりの時間帯でも対応可能ですので、平日の日中に時間が取れない忙しい人も利用しやすいでしょう。

また、女性専用窓口も設けています。専任の女性スタッフが対応いたしますので、男性に相談しづらい方も、安心してご相談いただけます。

過払い金の相談も可能

弁護士法人・響では、債務整理だけでなく過払い金の相談についても、無料で受け付けています。

用語集 過払い金とは?

消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者に、法律で定められた上限を超える金利で支払った利息、つまり払い過ぎたお金のこと。過払い金を取り戻す手続き を「過払い金返還請求」という。

債務整理の対象の会社に、過払い金返還請求ができれば、返還されたお金を返済分として充当することで、借金を完済できる可能性もあります。

過払い金返還請求をするためには条件がありますが、ご相談いただければ、請求できる見込みがどの程度あるか、お伝えできる場合があります。

債務整理(任意整理)の依頼は弁護士と司法書士のどちらにすべき?

債務整理は、弁護士だけでなく司法書士(※)にも依頼することができます。
※日本司法書士会連合会の名簿に登録を受けた認定司法書士

そのため、どちらに依頼すべきか迷うこともあるでしょう。

実際には、両者で、債務整理において対応可能な業務範囲が異なりますので、ケースに応じて依頼先を判断する必要があります。

弁護士 認定司法書士
任意整理 すべての任意整理について依頼可能 債権者1件につき140万円以内の債務について依頼可能
個人再生 依頼者の代理人としてすべての手続きに依頼可能 書類作成の依頼のみ可能
自己破産 依頼者の代理人としてすべての手続きに依頼可能 書類作成の依頼のみ可能

司法書士に依頼すべきケースは限られる

上の表に記載のとおり、弁護士と比べて、司法書士が代理できる範囲は限られています。

そのため、司法書士に依頼すべきはどうかは、

  • 債務整理のどの方法をとるか
  • 債権者1件あたりの最大金額が140万円以内か

をもとに判断した方がよいでしょう。

債権者1件あたり140万円以内の借金について、任意整理による解決を目指す場合は、弁護士と司法書士とで、大きな違いはありません。
そのため、事務所の特徴などを踏まえて、どちらにするか判断するとよいでしょう。

一方で、債権者1件あたり140万円以内の借金について任意整理する、もしくは個人再生、自己破産の手続きを検討する場合は、基本的に弁護士に依頼した方がよいでしょう。
司法書士に依頼できる範囲が限られているからです。

どの債務整理の方法を選ぶべきかについては、以下の記事を参考にしてください。

債務整理(任意整理)を弁護士に相談してから依頼するまでの流れ

債務整理の依頼先の弁護士事務所を検討する際に、無料相談が有効なのは、これまで述べたとおりです。

相談したからといって、必ずしも債務整理を依頼する必要はありませんので、まずは気軽に相談してみてください。

相談の結果、「この弁護士なら任せられそうだ」と思えれば、依頼するとよいでしょう。

以下は、債務整理の相談をしてから、実際に依頼するまでの流れです。事前に相談後のイメージをしておくことで、その後の手続きをスムーズに進められるでしょう。

任意整理のときの相談の流れ

※具体的な手順は、債務整理の手続きによって異なる場合があります。

債務整理(任意整理)の依頼後に関するよくある質問

最後に、債務整理の依頼後に関するよくある質問に回答いたします。

ここで挙げている以外にも、疑問に感じることがありましたら、弁護士法人・響の無料相談窓口にお気軽にお問い合わせください。

途中で弁護士を変更したい場合はどうする?

債務整理を弁護士に依頼したけど、別の弁護士に依頼し直したいという場合には、合意の下で担当していた弁護士に辞任してもらう必要があります。

変更する場合の手順は以下のとおりです。

  • 新たに依頼する弁護士を探す
  • 依頼したい弁護士に変更したい旨を相談
  • 今の弁護士に変更したい旨を伝え、辞任してもらう
  • 新たな弁護士に依頼する

変更する場合、今の弁護士時の辞任を待たずに新たな弁護士に依頼することは、トラブルの原因となるので控えましょう。

また、最初に依頼していた弁護士に支払った着手金は、返金されない場合が多いので注意しましょう。

途中で弁護士に辞任された場合はどうする?

債務整理を依頼した弁護士に不誠実な対応をしたり、弁護士費用の支払いを滞納したりすると、途中で辞任されてしまうケースがあります。

債務整理中に担当の弁護士に辞任されてしまった場合には、新たに依頼する弁護士を探さなければなりません

新たな弁護士に依頼する際には、前の弁護士に辞任された理由やその状況を素直に話すことが大切です。

弁護士法人・響は、債務整理で弁護士に辞任された方からも依頼も引き受けておりますので、お気軽にご相談ください。

債務整理中に弁護士に辞任された場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。

弁護士費用の支払いが遅れそうな場合はどうする?

弁護士費用を分割払いしている途中で、支払いが遅れてしまいそうな場合には、放置せずに、まず担当の弁護士に相談しましょう。

弁護士によっては、費用の支払い期間を猶予してもらえる可能性もあります。

相談をする際は、真摯な態度で、正直に支払いが遅れる事情を伝えることが大切です。

連絡もせずに支払いを遅らせると、担当の弁護士に辞任されてしまうリスクもあるので、くれぐれも注意してください。

弁護士法人・響に相談するメリット
  • 最短即日!返済ストップ
  • 問い合わせ・相談実績43万件以上
  • 明瞭なご説明で費用やデメリットの不安をゼロに
  • 相談は何度でも無料
監修者情報
監修者:弁護士法人・響弁護士
藤田 圭介
弁護士会所属
大阪弁護士会 第57612号
出身地
兵庫県
出身大学
立命館大学法学部 立命館大学法科大学院
保有資格
弁護士・行政書士
コメント
お悩みを抱えているみなさん、勇気を出して相談してみませんか?その勇気にお応えします。
[実績]
43万件の問合せ・相談実績あり
[弁護士数]
43人(2023年2月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
[拠点]
計7拠点(東京、大阪、香川、福岡、沖縄)
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