リボ払いがやばいと言われる4つの理由!仕組みと早く完済する方法

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リボ払いはやばいと聞いたけど、なぜ?

リボ払いがやばいといわれる理由はこの4つです。

  • 手数料が高く、返済総額が上がりやすい
  • 毎月の返済が少なく、なかなか完済できない
  • ピンチのときに気付きにくい
  • リボ払いになっていると気づいていない場合がある

リボ払いがやばいときは、任意整理で返済額を減らすという対処法があります
任意整理とは、弁護士が金融機関と交渉することでリボ払いの返済額の減額が望める手続きのことです。

リボ払いの返済がやばい状態なのかわからない」という方は、弁護士へ無料相談をして任意整理すべき状態か聞いてみるのも良いでしょう

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目次

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リボ払いはなぜやばい?4つの理由

リボ払いはクレジットカードの返済方法のひとつで、リボルビング払いの略称のことです。

毎月の返済額を一定額に抑えられるのが魅力ですが、「リボ払いはやばい」といわれるのも事実です。

リボ払いがやばいといわれる理由はこの4つです。

リボ払いがやばいといわれる4つの理由
  • 手数料が高く、返済総額が上がりやすい
  • 毎月の返済が少なく、なかなか完済できない
  • 返済しているつもりになりやすく、ピンチの時に気づきにくい
  • 無意識に設定し、リボ払いを利用していることに気づかない場合がある

リボ払いがやばいといわれる理由についてすぐ知りたいという方はこちらの動画をご覧ください。


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それぞれ詳しく見ていきましょう。

手数料が高く返済総額が上がりやすい

リボ払いの手数料は年15.0%程度で、カードローンの金利に近くなっています。

しかし、リボ払いの残高に対して手数料がかかるため、リボ払いの残高が多いほど返済総額は増えていきます

同様に、返済期間が長くなっても返済総額は増えてしまうのです。

たとえば、20万円の商品を月5,000円のリボ払い(手数料年15.0%)で買った場合、返済総額は24万8715円となります。

つまり、手数料として4万8715円を支払わなければなりません。

また、返済が完了するまでには3年4ヶ月かかります。

【例】20万円の商品を月5,000円のリボ払い(手数料年15.0%)で買った場合(定額方式)
支払回数 40回(3年4ヶ月)
返済総額 248,715円
手数料 48,715円

毎月の返済が少なく元金がなかなか減らないため返済が終わらない

残高に対して月々の返済額が小さければ、返済額の多くを利息が占めることになります

そのため、元金はなかなか減りません。

例えば、100万円を月1万円のリボ払い(手数料年15.0%)で返済する場合を考えてみましょう。

【例】100万円を月1万円のリボ払い(手数料年15.0%)で返済する場合(定額方式)
支払回数 100回(8年4ヶ月)
返済総額 1,618,620円
手数料 618,620円

返済が完了するまでに8年4ヶ月かかる上、手数料を61万8620円支払わなければなりません。

毎月1万円という返済額は大きいようにも思えますが、元金の100万円に対してはわずか1%に過ぎないためです。

一方、1で紹介した例の毎月の返済額は5,000円ですが、元金20万円に対しては2.5%に相当します。

このように、元金に対する返済割合が小さくなるほど返済期間は伸び、それに伴い総返済額も増えてしまうのです。

リボ払いの手数料については以下の記事で詳しく解説しています。

返済しているつもりになりやすくピンチの時に気づきにくい

リボ払いで毎月決まった金額を返済している場合には、返済額の大部分が利息に充当されます。

そのため、元金が減らない状況にあっても、順調に返済が進んでいる・元金が減っているように錯覚しやすくなります

日常的にリボ払いを利用していると、利用残高はふくらんでいく一方で、返済期間もどんどん長引いていきます。

リボ払いが限度額に達してカードが使えなくなったことで、初めて事態を認識するケースもあるようです。

こうならないためには、定期的なリボ払い残高のチェックが欠かせません。

リボ払いの元金が減らない理由は以下の記事で詳しく解説しています。

無意識に設定しリボ払いを利用していることに気づかない場合がある

以下のように、うっかりリボ払いにしてしまっているケースもあります。

リボ払いになっているケースの例
  • 契約時の説明を見落としてリボ払いの設定にしてしまった
  • オンライン上でサービス登録する際にリボ払いの設定にしてしまった
  • そもそも「リボ専用カード」を契約していた

知らない間にリボ払いになっていたという状況を防ぐためには、カードを契約するときに支払方法に関する説明や規約をきちんと確認することが大切です

カード契約時にチェックしたい項目
  • 支払いがリボ払いに限定される「リボ専用カード」ではないか?
  • 初期設定が「自動リボ設定」となるカードではないか?
  • 利用金額が一定額を超えるとリボ払いになる設定(超えたらリボ)ではないか?
  • 支払方法を「自動リボ設定」にしていないか?

なお「リボ払い」は、「リボルビング方式(払い)」「ミニマムペイメント方式(払い)」などと記載されていることもあります。

クレジットカードの契約や支払いに関する名称は、めったに使わない言い回しなどもあるため、スルーしてしまいがちです。

担当者に直接質問をしたり、コールセンターに電話をしたりして、わからないことを解決してから契約することを心がけましょう。

また、利用中のカードについても、利用明細には必ず目を通すことがポイントです。

自動でリボ払いになっている理由は以下の記事で詳しく解説しています。

リボ払いはどんな返済方法なの?リボ払いの仕組みと種類

リボ払いがヤバいとされる理由には、リボ払いの仕組みが影響しています。

ここからは、リボ払いの仕組みについて具体的に解説します。

リボ払いと分割払いはどう違う?

リボ払いと間違いやすいものに「分割払い」があります。

どちらも月々の返済額が一定になる返済方法ですが、支払回数や手数料のかかり方、返済額に違いがあります。

リボ払いと分割払いの違い
リボ払い 分割払い
支払回数 ・完済するまで
・利用残高が増えると支払回数が増える
・買い物の都度、支払回数を決める
・3~24回の範囲内で決める
毎月の返済額 毎月ほぼ一定 支払回数や利用金額によって変わる
金利のかかり方 残高の変動があっても金利は変わらない 分割回数が多いと金利も高くなる

リボ払い

リボ払いは、ひと言でいえば毎月の返済額を指定する方法です。

利用件数や利用額に関係なく、月々の返済額がほぼ一定となり、利用残高によって支払回数や返済期間が変わります。

カード会社によっては、カードの種類ごとにリボ払いの手数料を変えていることもあります。

分割払い

分割払いは、1回の買い物ごとに支払回数を指定する方法です。

支払回数が3〜24回の範囲で決まっていて、3回払い以上は金利がかかるカードが多いでしょう。

支払回数に応じて金利が上がることがあるため、毎月の返済額は支払回数や利用金額に応じて変わります

リボ払いと分割払いの違いについては以下の記事で詳しく解説しています。

リボ払いの返済方式には主に2種類ある

リボ払いの主な返済方式は定額方式と残高スライド方式の2種類あります。

1.定額方式

利用回数や利用金額にかかわらず、毎月の返済額がほぼ一定になるものです

利用残高が増えるほど返済期間が延長され、その分利息額もふくらむリスクがあります。

返済額を計算する際に、利息込みなのか、利息別なのかという違いによって、さらに2種類の方式に分かれています。

用語集 元利定額方式とは?

元金と利息を合計した金額から、毎月定額を返済する方法です。 月々の返済額は変わりませんが、返済額に占める元金の割合が変わっていきます。 返済当初は元金が多い分、利息が高くなるため、元金の返済は進みにくくなります。 ただし、返済が進んでいくと返済額での利息の割合が減り、元金への返済が増えていきます。

用語集 元金定額方式とは?

毎月定額の元金と利息を合わせた金額を返済する方法です。 返済当初は元金が多い分、利息額が高くなるため負担が大きくなります。 ただし、返済が進むにつれ利息が下がるため、返済額も下がっていきます。 元利定額方式と比べ、最終的な返済総額を抑えられ、返済スピードも早くなります。

2.残高スライド方式

定額部分が利用残高に応じて段階的に増減するものです

特にカードローンでは、残高スライド方式と元利定額方式を組み合わせた「残高スライド元利定額方式」を採用している会社が多くあります。

残高スライド方式では、利用残高に応じた最低返済額が決められており、返済が進んで利用残高が減れば毎月の返済額も下がります。

ただし、返済額が減ることで返済期間が長期化し、利息総額が増えやすいのがデメリットです。

また、途中で買い物をして利用残高が増えてしまうと、毎月の返済額は増えてしまいます。

最低返済額の例(エポスカード標準コースの例)
利用残高 毎月の返済額
1~50,000円 3,000円
50,001~100,000円 5,000円
100,001~200,000円 10,000円
200,001~300,000円 15,000円
300,001~400,000円 18,000円
400,001~500,000円 20,000円
500,001~600,000円 25,000円
600,001~700,000円 30,000円
700,001~800,000円 40,000円
800,001円~ 50,000円

自分が契約しているリボ払いの種類はどこで確認できる?

現在自分が契約しているリボ払いの種類、支払いコースは、主に2つの方法で確認できます。

  • インターネットの会員ページ
    リボ払い設定の確認・変更ができるページなどから確認できます。
  • 利用明細書
    利用明細書の中に、現在のリボ払いの種類や支払いコース、手数料などが記載されていることがあります。

もし、自分が契約しているリボ払いの種類が分からければ、お客様窓口やコールセンターに電話で相談してみるのも方法のひとつです。

リボ払いを安全に使う方法はある?

ここまでの説明で、「リボ払い=ヤバい&危険」と感じた人もいるでしょう。

とはいえ、リボ払い=即危険というわけではありません。

自分なりに利用のルールを決めて、それを守っていけば問題ありません。

以下に目安となる注意点をあげてみました。

1.どうしても必要なとき以外は使わない

あらかじめ「自動リボ設定」や「リボ専用カード」でないことを確認しておきましょう。

リボ専用カードや自動リボ設定にすることで、ポイント優遇が受けられるケースもありますが、手数料を考えると1回払いより有利になることは原則的にありません

カードを使うときには、1回払いもしくは2回程度の分割払いにし、リボ払いは急な出費があった場合など、どうしても必要なときのみに利用しましょう。

2.明細書を確認して利用残高や返済状況を把握する

気がついたら借金がふくらんでいたという事態を防ぐには、利用残高や返済状況を把握しておくことが不可欠です。

毎月必ず利用明細書に目を通し、利用残高はもちろん、その月の返済額の内訳である元金・利息の割合を確認しましょう。

確認することで借金がどれくらい減っているのか、月々どれくらい利息を払っているのかを再確認することもできます

3.リボ払いの設定金額を増やしておく

リボ払いの設定金額を変更して毎月の返済額を増額すれば、返済期間の長期化を防ぐことができます

返済期間が短縮される分、利息総額も抑えられます。

リボ払いを上手に使う方法は以下の記事で詳しく解説しています。

リボ払いの返済がやばいときの対処法3つ

リボ払いによって借金がふくらんでしまった場合には、主に3つの対処法があります。

1.繰り上げ返済または一括返済をする

繰り上げ返済は、毎月の返済とは別に利用残高の一部を返済する方法です。

全額が元金の返済にあてられるため、元金の返済が進められるだけでなく、それ以降の利息を軽減することにもつながります

リンボ払いの繰り上げ返済については以下の記事で詳しく解説しています。

まとまった収入があるときは、一括返済で全額を返済してしまえば利息もかかりません。

リボ払いの一括返済については以下の記事で詳しく解説しています。

2.別のローンに借り換えする

金利が低いカードローンなどからお金を借りて、リボ払いの利用残高を一括返済してしまう方法です。

ただし、ローンからの借入には新たに審査が必要となります。

また、利息負担が軽減されても、借金額が減るわけではない点に注意しましょう。

リボ払いの借り換えについては以下の記事で詳しく解説しています。

3.「任意整理」で将来利息をカットし月々の返済額を減らす

リボ払いの返済が困難な場合は、「任意整理」も選択肢となります。

任意整理は債務整理方法のひとつで、借入先と交渉して返済可能な条件を取り決めるものです

将来利息をカットして元金のみの返済にすることが可能な場合も多いので、リボ払いを完済できないケースにも有効です。

任意整理にはデメリットがほとんどないため、年間200万人以上が利用しているともいわれています。

メリット
  • 将来利息がカットされ、元本のみを返済する
  • 過払い金があれば元本も減らせる
  • やむを得ない事情がある場合は、特定の借入先のみ交渉の対象にできる
  • 保証人に迷惑をかけずに手続きできる
  • 原則的に家や車を手放す必要はない
  • 借金の理由を問われない
  • 家族や勤務先に比較的知られにくい
デメリット
  • 信用情報機関に事故情報が約5年掲載されるため、期間中は新たな借入ができない
  • 借金の減額の範囲は、将来利息のカット、遅延損害金のカットで、大幅な減額にはならない

任意整理については以下の記事で詳しく解説しています。

「リボ払いの返済がやばい」と思ったら弁護士へ相談を

リボ払いの完済の見通しがつかない、返済ができないなどの不安がある場合は、弁護士や司法書士に相談しましょう。

弁護士や司法書士に相談・依頼する具体的なメリットは以下の通りです。

弁護士や司法書士に相談・依頼するメリット
  • 借入状況に基づき、自分に合った解決策をアドバイスしてもらえる
  • もし任意整理が必要になった場合も、借入先との交渉を任せることができる
  • 専門家に依頼した時点で、請求や取り立てがストップする

弁護士法人・響は問合せ・相談実績430,000件以上の弁護士事務所です。

相談は何度でも無料で受け付けてますので、リボ払いの返済にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

まとめ
  • リボ払いがやばいといわれる理由はこの4つです。

    ・手数料が高く、返済総額が上がりやすい
    ・毎月の返済が少なく、なかなか完済できない
    ・返済しているつもりになりやすく、ピンチの時に気づきにくい
    ・無意識に設定し、リボ払いを利用していることに気づかない場合がある

  • いわゆる「リボ地獄」を防ぎ、安全にリボ払いを使うには以下の点に気をつけるとよいでしょう。

    ・どうしても必要なとき以外はリボ払いを使わない
    ・明細書を確認し、利用残高や返済状況を把握する
    ・リボ払いの設定金額を増やしておく

  • もし、リボ払いの返済が困難になってしまったときには、任意整理が早期解決に役立つ場合があります。弁護士法人・響なら相談は何度でも無料で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

弁護士法人・響に相談するメリット
  • 月々の返済額を5万→2万へ減額できた事例あり
  • 今お金がなくても依頼可能!
  • 相談は何度でも無料
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監修者情報
監修者:弁護士法人・響 弁護士
藤田 圭介
弁護士会所属
大阪弁護士会 第57612号
出身地
兵庫県
出身大学
立命館大学法学部 立命館大学法科大学院
保有資格
弁護士・行政書士
コメント
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[実績]
43万件の問合せ・相談実績あり
[弁護士数]
43人(2023年2月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
[拠点]
計7拠点(東京、大阪、香川、福岡、沖縄)
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