リボ払いの手数料はいくら?計算方法や手数料がかからない支払い方法を解説

更新日アイコン

クレジットカードのリボ払いの手数料って、いくらぐらいになるの?
リボ払いの手数料を安くしたり、支払わない方法があれば知りたい

クレジットカードのリボ払いでは、毎月の返済額に「手数料」(「金利手数料」「利息」と呼ばれることもあります)が含まれます。

この手数料の額があなどれないもので、積もり積もると支払総額が大きくふくれ上がるケースもあるのです。

例えば、リボ払いの利用残高が50万円で毎月1万円ずつ返済すると、手数料の総額が約29万円、支払総額は約79万円にもなってしまいます。

この記事では、リボ払いの手数料の仕組みや計算方法を解説するとともに、リボ払いの手数料を発生させない方法や、手数料を抑えられる方法を紹介します。

弁護士法人・響に相談するメリット
  • 月々の返済額を5万→2万へ減額できた事例あり
  • 今お金がなくても依頼可能!
  • 相談は何度でも無料
  • 最短即日!返済ストップ

目次


弁護士に相談するのは迷う…という方は、まずは「借金減額診断」を使って借金を減額できるか診断してみましょう。

たった3問の質問に答えるだけですし、診断は無料でできます。

借金、減らせる?
30秒で借金減額診断する

リボ払いの手数料はどのくらい?金利や仕組み

クレジットカードのリボ払いの利用を検討する前に、リボ払いにかかる「手数料(金利)」について理解しておく必要があります。

まずは、リボ払いの手数料の金利や仕組みについて見ていきましょう。

リボ払いの手数料は、実質年率15%が一般的

一般的に、クレジットカードでリボ払いで買い物をする「ショッピングリボ」の場合、多くのクレジットカード会社で実質年率15%程度に設定されています。

カードの種類 手数料(実質年率)
楽天カード 15.00%
イオンカード 15.00%
三井住友VISAカード 15.00%
セゾンカード 15.00%
dカード 15.00%
エポスカード 15.00%
ライフカード 18.00%
ACマスターカード 10.00~14.60%

※カードの種類により手数料の実質年率は異なる場合があります。
実質年率とは、クレジットカードを1年間利用したときに手数料が何%かかるかを表した数値(金利)です。
実際の手数料の額は「日割(1日当たり)」または「月割(1ヶ月当たり)」で計算します。

これは、消費者金融と同程度の金利となっており、決して低いとはいえない数字です。

そのため、リボ払いは手数料が増えやすい支払い方法といわれています。

なお、お金を借りてリボ払いで返済する「キャッシングリボ」の場合には、金利が異なる可能性があります。

この記事では、おもにショッピングリボについて解説していきます。

返済方法によってかかる手数料が異なる

リボ払いは「リボルビング払い」の略称です。元金(利用残高)に応じて手数料が算出され、毎月ほぼ一定の「元金+手数料(利息)」を返済していく仕組みです。

リボ払いの返済方法には、以下の2つの方式があり、それぞれでかかる手数料が異なります。

  • 定額方式(元利定額方式・元金定額方式)
  • スライド方式(残高スライド方式)

それぞれの方式について、詳しく見ていきましょう。

定額方式

定額方式には「元利定額方式」と「元金定額方式」の2種類があります。

用語集 元利定額方式とは?

元金と手数料を足した、毎月一定の金額を返済する方式です。毎月の返済額は変動しないのが特徴です

〈元利定額方式(利用残高50万円 年利15% 毎月1万円返済)の支払い例〉
元利定額方式の支払い例

上の図は、元金返済分と手数料返済分を合わせた1万円を毎月支払う方法になります。

手数料は利用残高の金額に利率をかけて日割りすることで算出されます。元金が多い返済当初は、1万円のうち6,250円と、6割以上が手数料として支払われています。

返済を続けて元金が減っていくと、かかる手数料も減るため、徐々に返済スピードが上がっていきます。

毎月の返済額が一定のため、無理のない返済が可能なのはメリットといえるでしょう。

ただし、毎月の返済額の大半を手数料が占めるため、元金が減りづらく、返済が長期化しやすい返済方法でもあります。

返済が長期化すればするほど手数料が増えるため、返済総額が増えてしまう傾向にあります

用語集 元金定額方式とは?

元利定額方式が毎月同じ金額を支払うのに対し、元金定額方式の場合は、元金返済分のみが毎月一定となります。

これに手数料を上乗せして支払うため、毎月の返済額は変動します

〈元金定額方式(利用残高50万円 年利15% 毎月元金1万円と利息返済)の支払い例〉
元金定額方式の支払い例

上の図では、1万円を元金返済分とし、これと手数料を合わせた金額を毎月支払っています。

手数料の金額は初回に6,250円ともっとも高くなり、元金の返済をするごとに減っていきます。

毎月の返済で確実に一定額の元金を減らせるため、元利定額方式と比べ長期化しにくい点がメリットです。

ただし、返済初期の頃は、元金+手数料の返済額が大きくなるため、設定金額によっては負担となる点がデメリットといえるでしょう。

スライド方式

残高スライド方式」とは、利用残高に応じて毎月の返済額が増減する返済方式です。

利用残高に応じた毎月の返済額は、クレジットカード会社ごとに独自に定められています。
以下はその一例です。

残高スライド方式による毎月の返済額の例
  • 利用残高が10万円未満=1万円
  • 利用残高が10万円以上~20万円未満=1万5,000円
  • 利用残高が20万円以上~50万円未満=2万円

〈残高スライド方式の支払い例〉
残高スライド方式のの支払い例

上の図のように、利用残高が20万円以上50万円未満の場合には、毎月の返済額は2万円となります。

この際、2万円に元金と手数料の返済分が含まれている点は、「元利定額方式」と同じ仕組みで、元金の返済をするたびに手数料返済分が減っていきます。

返済を続け、利用残高が10万円以上20万円未満になると、毎月の返済額は1万5,000円に変わります。

さらに返済を続け、利用残高が減って10万円未満になると、毎月の返済額は1万円に減ります。

利用残高に対して返済額が増減するため、無理のない形で返済できる点はメリットです。

一方で、利用残高が変わると返済額が変わる可能性があるため、返済状況の管理がしづらい点はデメリットといえるでしょう。

管理がしづらく、返済が長期に渡ると、支払総額が増えるリスクが発生します。

リボ払いの手数料の計算方法は?返済のシミュレーションをしてみよう

では実際に、リボ払いの手数料を計算してみましょう。
リボ払いの手数料を求める計算式は以下のとおりです。

リボ払いの手数料額の計算式

手数料=利用残高×実質年率÷365(日)×利用日数

返済が進むと、元金(リボ払いの利用残高)が減るとともに、手数料額も減っていきます。

毎月の手数料額を計算する場合「利用日数」には、返済日の翌日から次回の返済日までの日数を当てはめるのが一般的です。

ここからは、以下の利用残高別に具体例を見ていきましょう。

  • 利用残高が10万円の場合
  • 利用残高が20万円の場合
  • 利用残高が50万円の場合

利用残高が10万円の場合

例えば、リボ払いの利用残高が10万円で、毎月の返済額を5,000円と設定した場合の初月の内訳は、手数料が3,768円、元金が1,232円となります(下の計算例参照)。

返済1回目の返済額については、約4分の1が手数料として差し引かれてしまいます。

リボ払い利用残高10万円の手数料の計算例

手数料は1ヶ月にこれだけかかる!
   ↓
10万円×15%÷365日×30日=1,232円
------------------------------------------------------------
1ヶ月の返済で元金はこれだけしか減らない!
毎月の返済額が1万円(返済1回目)の場合
   ↓
5,000円-1,232円=3,768円
※元利定額方式、実質年率15%、1年は365日として計算

以下の表は、毎月の返済額を5,000円に設定した場合と、1万円に設定した場合の返済回数、返済総額、手数料をまとめた表です。

毎月の返済額 返済回数(期間) 返済総額 うち手数料(総額)
5,000円 24回(2年) 11万5,782円 1万5,782円
1万円 11回(11ヶ月) 10万7,497円 7,497円

※元利定額方式、手数料:実質年率15%の場合

毎月1万円を返済した場合には、5,000円ずつ返済するのに比べ、返済期間・手数料総額ともに半分以下で済む計算になります。

利用残高が20万円の場合

では、もしリボ払いの利用残高が20万円の場合、手数料はどのように変わるのでしょうか?

以下は、毎月の支払額を5,000円、1万円、2万円に設定した際の返済回数、返済総額、返済手数料をまとめたものです。

毎月の返済額 返済回数(期間) 返済総額 うち手数料額
5,000円 56回(4年8ヶ月) 27万8,954円 7万8,954円
1万円 24回(2年) 23万1,576円 3万1,576円
2万円 11回(11ヶ月) 21万5,001円 1万5,001円

※元利定額方式、手数料実質年率15%の場合

上の表を見てのとおり、毎月の返済額が2万円の場合と5,000円の場合とを比べると、

    返済回数(期間)の差:56回-11回=45回(3年9ヶ月)
    手数料総額の差:7万8,954 円-1万5,001円=6万3,953円

の差が出ました。

利用残高が50万円の場合

さらに、利用残高が50万円の場合を見てみましょう。
毎月の返済額を1万円、2万円、3万円に設定した場合には、以下の表のようになります。

毎月の返済額 返済回数(期間) 返済総額 うち手数料額
1万円 79回(6年7ヶ月) 78万9,501円 28万9,501円
2万円 31回(2年7ヶ月) 60万3,248円 10万3,248円
3万円 19回(1年7ヶ月) 56万4,195円 6万4,195円

※元利定額方式、手数料実質年率15%の場合

上の表のとおり、毎月の返済額が3万円の場合と1万円の場合とを比べると、

  • 返済回数(期間)の差:79回-19回=60回(5年)
  • 手数料総額の差:28万9,501円-6万4,195円=22万5,306円

の差が出ました。

毎月の返済額が少ないほど、返済回数(期間)が増え、返済総額、手数料総額ともに増えてしまうのです。

手数料がかからない支払い方法や、手数料を抑える方法はある?

リボ払いで買い物をすると、支払総額が増えがちになる原因は手数料にあります。
ここからは、この手数料をかけない支払い方法や、安く抑える方法を見ていきましょう。

手数料を発生させない支払い方法は2つ

まず、手数料を発生させない方法として、以下の2つが挙げられます。

  • 「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」を選ぶ
  • 毎月の返済額の設定を、利用限度額いっぱいまで引き上げる

それぞれの方法について、具体的に解説します。

1.「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」を選ぶ

クレジットカードでショッピングする際に、思い切ってリボ払い以外の支払い方法にするというやり方もあります。

基本的に、リボ払いで複数回に分けて支払う場合には、手数料は必ずかかります。

対して、「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」は、多くのクレジットカード会社が手数料を無料としています。

ただし、リボ払いに設定している状態で買い物をした分を、後から「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」に変更することはできません。

したがって、すべての買い物を自動的にリボ払いにする「事前登録型」のクレジットカードを利用している場合には注意が必要です。

リボ払いと他の支払い方法を使い分けたい場合は、「利用時選択型」(カード利用時に都度支払い方法を選択する)にしておき、店頭でその都度支払い方法を指定するようにしましょう。

家計において支払える余裕があれば、リボ払いではなく「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」を選ぶとよいでしょう。

2.毎月の返済額の設定を、利用限度額いっぱいまで引き上げる

もし、1回払いや2回払いではなく、リボ払いで支払いたい場合には、毎月の返済額の設定を利用限度額いっぱいまで引き上げるという方法もひとつの手です。

それが難しければ、返済額を利用残高の全額までに引き上げてもいいでしょう。

たとえば、クレジットカードの限度額が30万円だったとき、毎月の返済額の設定を30万円に引き上げれば、29万円を利用した場合でも、支払いは1回で済みます。

あるいは、利用残高が29万円だったとき、毎月の返済額も29万円に引き上げてしまえば、こちらも1回の支払いで返済は終わります。

1回だけの支払いなら、リボ払いでも手数料は無料です。以降、手数料は発生しません。

ただし、「リボ払いの初回引き落とし手数料のみ無料」、あるいは「カード利用日から最初に到来する締切日までの期間は手数料計算の対象外」などの場合にかぎります。

1回目の返済から手数料がかかる場合もあるので注意してください。

手数料を安く抑える方法は3つ

次に、リボ払いの手数料を安く抑える方法を見ていきましょう。
手数料を安くするポイントは「早期」「前倒し」で返済していくことです。

そのために、以下の3つの方法が挙げられます。

  • 毎月の返済額を増やす
  • 低金利のローンに乗り換える
  • 「繰り上げ返済」「一括返済」を利用する

それぞれ、具体的に見ていきましょう。

1.毎月の返済額を増やす

リボ払いの毎月の返済額を増やすことで、元金を返済するスピードを上げ、かかる手数料を減らすという方法があります。

  • 毎月の返済で元金を早期に減らすことができ、支払期間が短くなる
  • 支払期間が短縮され、元金も少なくなるため、手数料が減る

クレジットカード会社が設定している、毎月の返済額の下限を「最低弁済額」と言いますが、この金額で支払いを続けてしまうと、なかなか元金が返せず、返済の長期化に陥ってしまいます。

返済が長期化するにつれて手数料や支払総額が増えてしまいますので、月々の返済が難しいとき以外は、返済額を高く設定して、早期の完済を目指しましょう。

毎月の返済額の変更は、それぞれのクレジットカード会社のWEBサイトなどから可能です。

2.低金利のローンに乗り換える

リボ払いより金利の低いカードローンなどに乗り換えて、かかる手数料を減らす方法もあります。

  • 10%未満の金利のカードローンもあるため、借入額によっては5%以上の金利分の手数料が安くなる可能性がある

先述のとおり、クレジットカードのリボ払いの金利は年率15%程度の場合が多いですが、カードローンは年率2%〜18%程度と、金利の幅が広いです。

カードローンの種類 手数料(実質年率)
イオン銀行カードローン 3.80%〜13.80%
三井住友銀行 カードローン 1.50%~14.50%
楽天銀行スーパーローン 1.90%~14.50%
PayPay銀行カードローン 1.59%〜18.00%
アコムカードローン 3.00%~18.00%
ファーストプレミアム・カードローン(アイフル) 3.00%~9.50%
フリーキャッシング(プロミス) 4.50%~17.80%

借入額によっては、15%以下の金利で借り入れることができます。

リボ払いより低金利のカードローンでお金を借り、そのお金でリボ払いの利用残高をまず一括返済してしまえば、毎月かかる手数料を金利の差分だけ減らせます。

その後は、カードローンの返済を行っていきます。

では実際に、リボ払いから低金利のカードローンに乗り換えた場合のシミュレーションをしてみましょう。

利用残高50万円に対し、金利15%のリボ払いで返済をした場合と、金利10%のカードローンに借り換えた場合を見てみましょう。

リボ払い※ カードローン※
金利(年率) 15% 10%
毎月の支払額(初回) 3万円 3万円
支払回数 19回 19回
支払総額 56万4,195円 54万547円

※元利定額方式の場合

毎月の支払額や支払回数は同じですが、リボ払いよりもカードローンの方が2万3,648円支払総額を抑えられます。

このように、金利の低いカードローンに乗り換えることで、支払総額を減らせる可能性があります。

とはいえ、これはあくまで低金利のローンに借換えを行っただけであり、実際に借金問題の根本的な解決には至らない点を理解しておきましょう。

3.「繰り上げ返済」「一括返済」を利用する

繰り上げ返済」とは、毎月の返済とは別に、利用残高の一部を返済する方法です。

ボーナスや臨時収入があったときなど、ご自身の好きなタイミングで行うことで、利用残高を早期に減らすことができます。

  • 決められた毎月の返済額よりも多い金額を、引き落とし日よりも前に支払うことで、利用残高の一部を減らすことができる
  • 繰り上げ返済をすることで元金(利用残高)が減るので、支払う手数料が少なくなる

返済の長期化を避け、できるだけ少ない返済額で完済したいのであれば、定期的に資金をためて、繰り上げ返済を行うことも検討してみましょう。

対して、「一括返済」とは、クレジットカードの利用残高を全額、一度に返す方法です。

  • 一括返済をすると元金がなくなるので、それ以降手数料は支払わなくて済む
  • 元金がなくなることによって手数料が減るので、支払総額を少なくすることができる

利用残高の全額が支払えるまとまった資金が手元にできた場合は、一括返済を検討してみるとよいでしょう。

ただし、いずれも手元のお金が一気に減ってしまう可能性がありますので、ボーナスや臨時収入があったときなど、家計の負担にならないタイミングで行うべきでしょう。

リボ払いの手数料が増え、返済できない場合は債務整理も検討を

ここまで、リボ払いの手数料をかからなくする、あるいは抑える手段をご紹介してきました。

これらの手段でもリボ払いの手数料が解決できず、返済が難しい場合には、債務整理も視野に入れることをおすすめします。

ここからは、リボ払いを返済できない場合に起こりうるリスクや、債務整理での解決方法をご紹介します。

リボ払いを返済できない場合のリスク

リボ払いを返済できない場合のおもなリスクとして、以下が挙げられます。

  • カードの利用停止(滞納後1日~)
  • 遅延損害金の発生(滞納後1日~)
  • 信用情報機関に事故情報が登録される(いわゆる「ブラックリストに載る」状態)(滞納後2ヶ月~)
  • カードの強制解約がなされる(滞納後2ヶ月~)
  • 残額の一括請求がなされる(滞納後2ヶ月~)
  • 裁判所からの督促や差押え請求が起こる(滞納後3ヶ月~)

リボ払いの返済ができず、滞納してしまった場合には、段階的に状況が悪化していきます。

滞納後、まずはカードの利用停止や遅延損害金の発生が起こります。遅延損害金とは、借金の返済などを滞納した場合に発生する損害賠償金のことです。

その後、債権者(貸した側)から電話や郵送などで支払いの督促がなされます。

こうした督促も無視したまま延滞していると、信用情報機関に事故情報が登録されます。これをいわゆる「ブラックリストに載る」状態と表現することもあります。

用語集 信用情報機関とは?

銀行、消費者金融、おもに割賦販売や消費者ローンなどのクレジット事業を営む企業を会員とする情報機関です。

過剰な貸付けなどを未然に防ぐため、クレジットカードやローン利用者の利用状況を管理しています。

各種金融機関は、クレジットカードやローンの審査の際にこの信用情報を参照して、貸付の可否や限度額などを設定します。

日本には、CIC、JICC、KSCの3つの信用情報機関があり、これら3つの機関はお互いに信用情報を共有しています。

信用情報機関に事故情報が登録されると、審査に通りづらくなるため、新しい借入れができなくなったり、保証人になれなくなったりといったデメリットがあります。

その後、カードの強制解約がなされ、債権者から一括請求を迫る書面が届くようになります。

それでも支払わないでいると、金融機関が裁判所へ申し立てることにより、裁判所から「訴状」または「支払督促」などの通知が届きます。

この通知に対応しないまま一定期間が過ぎると、債権者が債務者の財産を差し押さえられる(強制執行できる)状態になります

リボ払いの返済を滞納したままでいると、最終的に、預貯金や給与、不動産などの財産が差し押さえられてしまうリスクがあるのです。

リボ払いの滞納のリスクについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
クレカのリボ払いが払えないと一括請求される?滞納時の対処法5選

債務整理なら将来利息のカットや減額も可能

リボ払いの返済の滞納によるリスクを回避するためには、合法的に借金を減額・免責できる可能性のある債務整理を検討してみるとよいでしょう。

債務整理には、おもに以下の3種類があります。

任意整理…裁判所を介さずに、債権者と直接交渉をし、原則将来利息などをカットする方法。残金は3~5年で分割払いで返済。

個人再生…裁判所を介して、借金を5分の1~10分の1程度に減額できる可能性がある方法。減額した金額を原則3年(最長5年)で分割払いを行う。

自己破産…裁判所を介して借金を全額免除してもらう方法。

なかでも「任意整理」は、リボ払いでの借金を解決する手段としておすすめです。

リボ払いは、返済の長期化などによって手数料が増えやすい支払い方法です。

任意整理であれば、この将来発生する手数料をカットできる可能性があるため、支払総額を大幅に減額できる可能性があります。

任意整理のイメージ

将来利息をカットして、残金の返済の見込みが立つのであれば、他の債務整理方法に比べても手間が少ない「任意整理」を行うのが一般的です。

では、リボ払いの返済を続けた場合と、任意整理をした場合の支払いをシミュレーションしてみましょう。

リボ払いの利用残高が100万円残っているとき、それぞれの返済期間、月の返済額、返済総額は以下のようになります。

〈現在の利用残高が100万円の場合の支払いシミュレーション〉
リボ払いの返済を続けた場合* 任意整理をした場合
返済期間 44回払い(3年8ヶ月) 36回払い(3年)
毎月の返済額 3万円 約2万7,777円
総返済額 130万1,674円 100万円

*リボ払いの年率は15%とする。

任意整理で将来利息をすべてカットできた場合、元金100万円のみの返済で済みます。

返済を続けた場合と比べ、毎月の返済額を減らすことができ、最終的な支払総額は30万円以上減額できる可能性があるのです。

また、任意整理は裁判所を介さず、債権者と直接交渉を行う債務整理方法のため、家族などに借金の存在がバレにくいというメリットもあります。

弁護士に任意整理を依頼するメリット

もし、任意整理をはじめとした債務整理を検討しているのであれば、弁護士など法律の専門家に相談することをおすすめします。

債務整理は個人で行うことも可能ですが、書類の準備や借入先との交渉が必要なため、一般の方が個人で行うのは難しいといえるでしょう。

弁護士に任意整理を依頼することで、上記のような手続きをすべて任せることができますし、借金額や収入状況によっては、任意整理だけでなく、個人再生や自己破産など、ほかの最適な債務整理方法も提案してもらえます。

また、返済を滞納しており、債権者から督促の連絡が来ている場合には、弁護士に依頼し、債権者に受任通知を送付することで、この取り立てをストップさせられる点もメリットです。

リボ払いを滞納してしまい、任意整理や債務整理を検討されている方は、一度弁護士法人・響にお問い合わせください。相談料は何度でも無料で承っています。

リボ払いで払いすぎた手数料は戻ってくる?過払い金返還請求とは

なお、クレジットカードなどでお金を借りられる「キャッシング」のサービスをリボ払いで支払う「キャッシングリボ」を過去に利用したことがある場合には、過払い金が発生している可能性があります

過払い金とは、クレジットカード会社などの金融機関に、利息制限法という法律で定められた上限金利を超えて支払った利息のことです。

貸付けの上限金利を決める法律は「利息制限法」と「出資法」の2つがあり、利息制限法では15〜20%、出資法では29.2%までと、かつてこの2法の上限金利は異なっていました。

この上限金利の差の金利帯を「グレーゾーン金利」といいます。

グレーゾーン金利とは

しかしその後、2010年に出資法が改正され、上限金利は20%までに統一されたため、グレーゾーン金利は撤廃されました。

同時に、過去にグレーゾーン金利で支払った利息分である「過払い金」は返還請求が認められることとなりました。

これを取り戻す手続きのことを「過払い金返還請求」といいます。

なお、「ショッピングリボ」の場合、「キャッシングリボ」と適用される法律が異なるため、過払い金は発生しません。

リボ払いで発生した過払い金については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
リボ払いの過払い金は請求できる!発生条件・対象クレジットカードとデメリットも

正確な過払い金の計算は弁護士や司法書士に依頼しよう

もし、過払い金の有無や金額を確認したい場合には、弁護士や司法書士などに相談することをおすすめします。

こうした法律の専門家に依頼することで、複雑な過払い金の計算や、貸金業者との交渉、過払い金請求の時効期間の判断まで任せることが可能です。

弁護士法人・響では、過払い金請求の相談・着手金はいずれも無料です。キャッシングリボなどによる過払い金請求をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。

まとめ
  • リボ払いを利用する前に、リボ払いの手数料の仕組みを理解して、具体的にいくらかかるのかあらかじめ計算しておくとよい。

  • リボ払いにかかる手数料は、1回分の返済だとさほど大きな額ではないものの、返済が長期化するにつれ、無視できない金額に増えてしまう

  • 手数料の返済負担を軽減するためにも、以下の方法を検討して、クレジットカードのリボ払いを賢く活用しよう。

    ・「1回払い」「2回払い」「ボーナス払い」など、リボ払い以外の支払い方法にする
    ・返済額の設定を引き上げて、リボ払いの手数料が発生しないようにする
    ・毎月の返済額を増やす
    ・「繰り上げ返済」や「一括返済」を活用する
    ・金利の低いローンに乗り換える

  • もしリボ払いを返済しきれなくなってしまったら、将来利息をカットできる可能性がある任意整理の検討を。

  • 任意整理を行う場合には、弁護士などの法律の専門家に依頼することで、書類の準備や交渉などを任せられる。

  • なお、過去にキャッシングリボを利用し、返済をしていた場合には、過払い金が発生している可能性もある。

  • 引き直し計算や返還請求の手続きは複雑なため、過払い金返還請求の際にも、弁護士や司法書士に相談するのがおすすめ。

※本メディアは弁護士法人・響が運営しています
※本記事の内容は2022年8月19日時点の情報です。

弁護士法人・響に相談するメリット
  • 月々の返済額を5万→2万へ減額できた事例あり
  • 今お金がなくても依頼可能!
  • 相談は何度でも無料
  • 最短即日!返済ストップ
監修者情報
澁谷 望
監修者:弁護士法人・響 弁護士
澁谷 望
弁護士会所属
第二東京弁護士会 第54634号
出身地
熊本県
出身大学
大学院:関西大学法学部 同志社大学法科大学院
保有資格
弁護士・行政書士
コメント
理想の弁護士像は、「弱い人、困った人の味方」と思ってもらえるような弁護士です。 そのためには、ご依頼者様と同じ目線に立たなければならないと思います。そのために日々謙虚に、精進していきたいと考えています。
[実績]
43万件の問合せ・相談実績あり
[弁護士数]
34人(2022年6月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
関連記事