リボ払いはデメリットしかない?メリットから上手な活用法まで解説

更新日アイコン

クレジットカードのリボ払いのデメリットって?
リボ払いのデメリットを回避して、賢く使いこなす方法を知りたい

クレジットカードのリボ払いは、毎月の返済額を抑えられる点で便利ですが、支払総額が増える可能性があるというデメリットがあります。

たとえば、利用残高(元金)50万円で、リボ払いと分割払いを利用した場合を比較してみると、分割払いよりリボ払いのほうは支払総額は約8万円も多くなってしまう場合もあります。(「リボ払いは「手数料(利息)」がかかり、支払い総額が増える」参照)

また、利用残高を把握しづらかったり、返済期間が長くなりやすいといった問題もあります。

では、このようなリボ払いのデメリットを回避するにはどのような方法があるのでしょうか?

この記事では、リボ払いのメリットやデメリットからデメリットを回避して活用する方法、借金の救済制度までを紹介します。

借金減額診断とは?

ご自身の借入金額や返済状況をもとに、借金を減額できるか診断できます。

【借金減額診断の特徴】

  • 問合せ・相談実績43万件以上の弁護士事務所が運営
  • 匿名の回答OK!
  • 3つの質問に答えるだけ

目次


弁護士に相談するのは迷う…という方は、まずは「借金減額診断」を使って借金を減額できるか診断してみましょう。

たった3問の質問に答えるだけですし、診断は無料でできます。

借金、減らせる?
30秒で借金減額診断する

リボ払いとは?仕組みや支払い方法、よくある特典を解説

リボ払いとは、「リボルビング(=反復)払い」の略で、クレジットカードの 利用金額・件数にかかわらず、事前に設定した一定の金額だけを毎月返済していく支払方法のことを指します。

では、リボ払いの仕組みを細かく見ていきましょう。

リボ払いの仕組みと3種類の返済方式

リボ払いとは、ショッピングやキャッシングで利用した金額に対して、各クレジットカード会社が定めた 手数料(利息)や元金について一定額を返済していく仕組みです。

以下の図では、リボ払いでの買い物の総額が40万円になっています。毎月1万円を返済する場合には、この返済額に手数料(利息)を追加して支払い続けることになります。

リボ払いの使い方

また、リボ払いにはおもに以下の3種類の返済方式があり、それぞれ少しずつ返済額の計算方法が異なります。

  • 元利定額方式
  • 元金定額方式
  • 残高スライド方式

※会社によっては名称や、同じ名称でも支払方式が異なる場合があります。

では、それぞれの返済方式を見ていきましょう。

元利定額方式

定額方式にはおもに「元利定額方式」と「元金定額方式」の2種類があります。

用語集 元利定額方式とは? 元金と利息を足した金額を毎月一定の金額で返済する方式です。 毎月の返済額は変動しないため、返済額は把握しやすいといえます。

たとえば、利用額を50万円として、毎月1万円返済した場合には、支払い方法は以下の図のようになります。

〈元利定額方式(利用残高50万円 毎月1万円返済 年利15%)の支払い例〉

元利定額方式の支払い例

元金定額方式

では次に、「元金定額方式」を見てみましょう。

用語集 元金定額方式とは? 毎月一定の元金の返済額に利息を追加した金額を返済する方式元金部分のみが定額で、そこに利息を上乗せするため、毎月の返済額は変動し、返済が進むごとに毎月の返済額は減っていきます

以下は、利用額を50万円として、毎月1万円+利息を返済した場合の例です。

〈元金定額方式(利用残高50万円 毎月元金1万円と年利15%の利息の返済)の支払い例〉

元金定額方式の支払い例

残高スライド方式

残高スライド方式」は、 利用残高によって毎月の返済額が増減します。

利用残高に対する毎月の返済額は、それぞれのクレジットカード会社によって独自に設定されています。

〈残高スライド方式の支払い例〉

リボ払いの支払い方法03

返済を重ねると利用残高が減り、それにともない返済額が変動するため、利用残高や返済額が把握しにくい点に気をつける必要があります。

リボ払いと分割払いの違いは?

リボ払いも分割払いも、何度かに分けて利用額を返済する点では似たような支払い方法ですが、 手数料(利息)の計算方法が大きく異なります

リボ払いはクレジットカードの利用残高に対して利息が発生するのに対し、分割払いは買い物ごとに支払回数を選べ、その回数に応じた手数料(利息)が発生します。

そのため、リボ払いでは毎月の返済額が一定となり月々の負担が少ない一方で、支払い回数の決まっている分割払いよりも返済期間が延びる可能性があります。

クレジットカードのリボ払いのよくある特典

クレジットカードによって内容は異なりますが「リボ払いにするともらえるポイントが増える」などのさまざまな優遇・特典があります。

実際にどんな優遇・特典があるのか、具体的に紹介していきましょう。

〈主なクレジットカードのリボ払いにおける特典〉
カードの種類 特典の内容
dカード ●ショッピング利用代金100円(税込)につき1ポイント
●「こえたらリボ」を選んでいる場合は通常ポイントとは別に利用代金1,000円(税込)ごとに5ポイント
楽天カード ●楽天カードに新規入会して「自動リボ」を申し込むと楽天スーパーポイント最大2,000ポイント
●楽天カード15,000円以上の利用で楽天スーパーポイント3,000ポイント
JCBカード ●「スマリボ」を登録・利用すると
・カード年会費の全額または一部金額をキャッシュバック
・支払日にショッピングリボ払いの手数料の支払いがあるとOki Dokiポイントが2倍

例えば、dカードは、リボ払いの手数料が発生した月のショッピングの利用代金100円(税込)につき、1ポイントが貯まります。

また、JCBカードは、毎月10日の支払日にショッピングリボ払いの手数料の支払いがあると、Oki Dokiポイントが2倍になります。

リボ払いはなぜ危ない?4つのデメリット

リボ払いは使い方次第で便利な面もありますが、その一方でデメリットもあります。

おもなデメリットは以下の4つです。

デメリット
  • 1.リボ払いは「手数料(利息)がかかり、支払総額が増える」
  • 2.リボ払いは「利用残高が把握しづらい」
  • 3.リボ払いは「返済期間が延びがち」

具体的にどのようなデメリットなのか見ていきましょう。

1.リボ払いは「手数料(利息)がかかり、支払総額が増える」

1回・2回払いでは手数料(利息)がかからないのに対し、クレジットカードでリボ払いを選択・利用した場合には、 利用残高に応じて各クレジットカード会社が定める「手数料(利息)」を毎月支払わなければなりません

毎月の返済額には利用残高に加えて、手数料も加算されます。

リボ払いの手数料(利息)は、 実質年率15.0%で設定しているクレジットカードが多いです。

分割払いと比較すると、利率が高い傾向にあります。

また、リボ払いの方が支払期間が長くなることが多いため、支払うトータルの金額も高くなる傾向にあります。

月々の支払いを抑えようと返済額を少なく設定すると、それだけ返済期間が長引いてしまい、その期間分手数料(利息)がかかることになるのです。

リボ払いと分割払いの場合で手数料(利息)がどう違うのか、主なクレジットカード会社について下の表で確認してみましょう。

リボ払い実質年率 分割払い実質年率 1回払い・2回払い
楽天カード 15.00% 12.25%~15.00% 0.00%
エポスカード 15.00% 15.00% 0.00%
三井住友カード 15.00% 12.00%~14.75% 0.00%
セゾンカード 15.00% 10.80%~13.20%※1 0.00%
JCBカード 8.04%~18.00% 7.92%~18.00% 0.00%

※1:マツダm'zPLUSカードセゾンの場合。一部のカードのみ特定の店舗にて分割払いを利用できます。
※カードの種類により実質年率が異なります。
※クレジットカードで1回払い・2回払いを選んだ場合、手数料(利息)はかかりません。
※2022年4月現在

上の表に示されている手数料(利息)の実質年率をもとに、具体的にいくらかかるかを計算してみると、以下のように、リボ払いの方が手数料が多くなることがわかります

リボ払いの場合

利用残高50万円、手数料(利息)の実質年率15.0%、元金定額方式、毎月の返済額1万円+手数料

  • 返済回数:50回
  • 手数料(利息)総額:15万8,428円
  • 支払総額:65万8,428円

分割払いの場合

利用残高50万円、手数料(利息)の実質年率14.75%(三井住友カードの場合)、24回払い

  • 返済回数:24回
  • 手数料(利息)総額:8万400円
  • 支払総額:58万400円

返済回数だけでなく、利用残高が同じ50万円であっても、実質年率や支払い方法が違うため、リボ払いのほうが分割払いよりも手数料(利息)の総額は 約7万8,028円も多い結果となりました*。
*15万8,428円(リボ払い)-8万400円(分割払い)

2.リボ払いは「利用残高が把握しづらい」

リボ払いの場合、「月々1万円ずつ」といったように、毎月一定の金額のみを返済し続けます。

毎月の返済額が変わらない状況で、クレジットカードで複数回買い物をしたり、高額の買い物をしていくと、気づかないうちに利用残高がふくれ上がっていくことになります。

クレジットカードを追加で利用したとき、リボ払いと分割払いで利用残高がどのように変わっていくのか、下の図で確認してみましょう。

〈クレジットカードの追加利用で利用残高はどう変わる?〉
-リボ払い(元利定額方式)・年利15%の場合の支払い例-
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
12万円利用 6万円追加利用 3万円追加利用
返済額 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円
利用残高 11万838円 10万2250円 9万3510円 14万4582円 13万6423円 15万7585円 14万9592円 14万1436円
支払い継続

-分割払い・年利15%の場合の支払い例-
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
12万円利用(3回払い) 6万円追加利用(3回払い) 3万円追加利用(3回払い)
返済額 4万1012円 4万1000円 4万1000円 2万506円 2万500円 3万853円 1万200円 1万200円
利用残高 8万2000円 4万1000円 0円 4万1000円 2万500円 2万400円 1万200円 0円
完済! 完済!

上の図のリボ払いでは毎月1万円ずつしか返済していないので、利用残高も減りづらい状況にあります。

さらに、返済途中にもかかわらず、追加でクレジットカードのリボ払いをすることで、利用残高がさらにふくらんでいきます。

正確な利用残高が把握しづらくなるため、管理が難しい支払い方法といえます。

一方分割払いの場合は、返済回数があらかじめ決められているため毎月の返済額はリボ払いよりも高めになりやすいですが、クレジットカードを追加利用しても、返済期間は変わらず、利用残高も把握しやすいといえます。

3.リボ払いは「返済期間が延びがち」

リボ払いでは、 月々の返済額が少ないと、利用残高がなかなか減っていきません

そのため、返済期間が延びていくことになります。

返済が長期化すると、毎月手数料(利息)が上乗せされるため、 支払総額も増えていきます

さらに、クレジットカードを追加利用することで、利用残高が増えるごとに返済期間も延びていくため、いつまでも支払いが終わらないという状況に陥ってしまうこともあります。

リボ払いにはデメリットしかない?3つのメリットとは

ここまでリボ払いのデメリットをご紹介してきましたが、一方でメリットもあります。

おもなメリットは以下の3点です。

メリット
  • 1.毎月の返済額が一定である
  • 2.いつでも繰り上げ返済ができる
  • 3.ポイントが貯まりやすい

これらのメリットをきちんと理解しておくことで、必要なときに適切にリボ払いを使いこなせるようになります。

ここからは、リボ払いのメリットについて詳しく見ていきましょう。

1.毎月の返済額が一定である

リボ払いのメリットの一つは、 毎月の返済額を一定にできることです。

返済額が毎月変わらなければ、それだけ毎月の返済負担も軽くなり、家計の管理もしやすくなるといえます。

もちろん、毎月の返済額が多くなると家計を圧迫するので、無理のない返済額に抑えることが大切です。

2.いつでも繰り上げ返済ができる

リボ払いや分割払いなどには、「繰り上げ返済」という返済方法があります。

繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別に、臨時的に返済する方法です。

この繰り上げ返済を活用することで、 支払総額や支払期間を抑えられます

「ふだんはあらかじめ設定しておいた毎月の返済額だけを支払い、ボーナスなどの臨時収入が入ったら、繰り上げ返済をする」といったように、毎月の返済と繰り上げ返済を上手に使い分けることもできます。

ただし、クレジットカードによっては、毎月繰り上げ返済できる期間が決まっている場合もありますので、公式のWebサイトなどで事前によく確認しましょう。

3.ポイントが貯まりやすい

クレジットカードでリボ払いを選択・利用したとき、 還元されるポイントが増えたり、プレゼントがもらえるなどの優遇・特典がある場合が多いです。

各クレジットカード会社のポイントは、支払いや品物との交換に利用することができるため、ポイントを意識して貯めている人にはうれしいサービスといえるでしょう。

ただし、リボ払いによってポイントやプレゼントなどの優遇や特典を得たとしても、そもそもリボ払いでは手数料(利息)がかかるため、本当に得なのかはよく考えましょう。

リボ払いは、返済期間が長期になるほど手数料(利息)が多くかかる仕組みです。ポイントやプレゼントを目当てに、リボ払いを利用し続けるのは避けた方が無難です。

リボ払いのメリット・デメリットを踏まえて上手に利用する「4つの方法」

さまざまなメリットやデメリットがあるリボ払い。

ここからは、メリットやデメリットを理解したうえで、リボ払いを上手に利用する以下の4つの方法について解説していきます。

  • 「残高スライド方式」はリスクも理解して利用する
  • 返済が終わらないうちにリボ払いを新たに利用しない
  • 利用残高を確認する習慣をつける
  • 「繰り上げ返済」や「一括返済」をして利用残高を減らす

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1.「残高スライド方式」はリスクも理解して利用する

リボ払いには、いくつかの「返済方式」があり、どの方式を選ぶかが重要なポイントになります。

中でも、返済額が増減する「残高スライド方式」は、元金が減りにくい、返済額が変動しわかりづらいといったリスクがあるため、注意が必要です。

残高スライド方式は、利用残高に応じて毎月の返済額が増減する方式です。利用残高に応じた毎月の返済額はクレジットカード会社ごとに独自に決められています。

特に返済当初は、毎月の返済額のうち、手数料(利息)が占める割合が多いので元金が減りづらく、返済期間が長期化する傾向があります。

早期にリボ払いの返済を終えたい人は、元金が減りやすく、 手数料(利息)の総額が少ない元金定額方式を選ぶ方がよいといえます。

ただし、利用できる返済方法は、クレジットカード会社によって異なりますので、事前にWebサイトなどで確認しておきましょう。

2.返済が終わらないうちにリボ払いを新たに利用しない

一度リボ払いをしたら、完済するまでは新たにリボ払いで買い物をしないように心がけましょう

先述のとおり、リボ払いは利用残高に対して手数料(利息)がかかるもの。

一度リボ払いを利用して、その返済が終わらないうちに新しくリボ払いでの買い物をしてしまうと、 増えた利用残高に対して手数料(利息)が加算されることになります。

無闇に利用残高を増やしてしまうと、支払総額が増える原因になります。

繰り上げ返済などをうまく利用して、リボ払いはその都度きちんと完済することを意識しておきましょう。

3.利用残高を確認する習慣をつける

リボ払いを利用するうえで、 自分が現在いくら利用しており、あとどれくらいで完済できるかは常に確認しておくことが重要です。

リボ払いを選択した後、利用残高を確認せずそのまま支払い続けているという人も少なくないでしょう。

しかし、リボ払いは利用残高によってかかる手数料(利息)が増減するものです。リボ払いを利用し続けていると、気づいたときにはリボ払いの利用残高が増え、支払総額が返済できないほどにふくれ上がっていることも。

利用残高をこまめに確認をして、 元金や手数料額、利用残高が着実に減っているかどうかを知ることが、上手にリボ払いを利用するコツといえます。

利用残高は、クレジットカード会社のWebサイト、もしくは電話にて確認が可能です。

4.「繰り上げ返済」や「一括返済」をして利用残高を減らす

利用残高が減れば、支払うべき手数料(利息)を抑えることができます。

月々の支払い以外でリボ払いの利用残高を減らす方法として、「繰り上げ返済」と「一括返済」があります。

それぞれの方法やメリットは以下です。

利用残高の一部を返済する「繰り上げ返済」

月々の返済とは別に、利用残高の一部を返済する方法です。

  • 決められた毎月の返済額とは別に、まとまった金額を、引き落とし日よりも前に支払うことで、利用残高の一部を減らすことができる
  • 利用残高が減るため、その分支払う手数料(利息)が少なくなる
  • 自らの意思で返済するため、使いすぎの意識づけにつながる

資金を貯めて、定期的に繰り上げ返済を行うことも検討してみましょう。

利用残高を全額返済する「一括返済」

クレジットカードの利用残高を全額、一度に返す方法です。

  • 一括返済をすると元金がなくなるため、それ以降の手数料(利息)を支払わなくて済む。本来、支払わなければならなかった手数料(利息)を少なくできる

利用残高の全額が支払えるまとまった資金が手元にできた場合は、一括返済を検討してみるとよいでしょう。

また、月々の返済額を上げることで、早期に完済を目指すのも一つの手です。

リボ払いは返済期間が延びるほど手数料がかかりますので、まとまったお金がなくとも、毎月の返済に余裕がある場合には、返済額を増額できないかクレジットカード会社に確認してみるとよいでしょう。

リボ払いを返済できなくなった場合の対応方法とデメリット

もし、リボ払いの返済ができなくなってしまった場合には、以下の方法も検討してみましょう。

  • カードローンへ借り換えをする
  • 救済制度(債務整理)を利用して借金を減額する
  • 過払い金返還請求をする

ただし、いずれの方法にもメリットやデメリットがありますので、どれが自分に合う対処法なのかをよく考えて、実行するようにしましょう。

ここからは、それぞれの具体的な方法とデメリットについて解説していきます。

カードローンへ借り換えをする

銀行や貸金業者が提供する「カードローン」へ借り換えて、クレジットカードのリボ払いを終わらせるという方法があります。

カードローンで借りたお金で、クレジットカードのリボ払いの利用残高を一括返済するというものです。

カードローンの金利がリボ払いの手数料(利息)の金利より低ければ、その金利の差の分だけ支払総額を抑えられる可能性があります

クレジットカードのリボ払いの手数料は、実質年率15.00%が一般的です。一方で、カードローンの中には、これより金利が低いものも存在します。

下の表は、おもなカードローンと実質年率をまとめたものになります。

カードローンの名称 金利 (実質年率) 利用限度額200万円の場合の金利(実質年率)
楽天銀行スーパーローン 1.90%~14.50% 5.90%~14.50%
三井住友カード ゴールドローン 3.50%~15.00% 0.098
マネーカードゴールド(クレディセゾン) 6.47%(300万円コース) 8.47%(200万円コース) 0.0847
アコムのカードローン 3.00%~18.00% 7.70%~15.00%

※2022年4月現在

ただしカードローンでは、利用限度額が大きいほど金利が低く、利用限度額が小さいと金利が高くなりますので注意が必要です。

また、リボ払いからカードローンに借り換える場合にはデメリットもあります。

以下で説明します。

リボ払いからカードローンへ借り換えをするデメリット

カードローンは、クレジットカードのリボ払いと同じである、「キャッシングリボ払い」という仕組みであることが多いです。

キャッシングリボ払いにはクレジットカードのリボ払いと同様に、以下のようなデメリットがあります。

デメリット
  • 利用残高が把握しづらい
  • 返済期間が延びがち

また、クレジットカードのリボ払いの手数料(利息)の金利より、カードローンの金利が低くなる場合もありますが、この差があまり変わらないケースもあります。

そもそも、カードローンを使ってクレジットカードのリボ払いの利用残高を完済しても、 結局は新たに借金をすることになるわけですから、根本的な解決にはなりません

そのため、クレジットカードの返済を別のローンで賄うのは、慎重な検討をするべきであるといえます。

救済制度(債務整理)を利用して借金を減額する

どうしても返済できないときには、救済制度(債務整理)を利用することも、一つの手です。

債務整理にはおもに「任意整理」「個人再生」「自己破産」があり、それぞれの特徴は以下です。

  • 任意整理…借入先と交渉し、おもに将来利息を減らしてもらう
  • 個人再生…裁判所に申立てをして、借金を1/5~1/10に減額してもらい3~5年程度で返済する
  • 自己破産…裁判所に破産申立てをして、借金を全額免除してもらう

中でも、リボ払いでの借金を解決する場合には、「任意整理」が多く利用されています。

任意整理は、借入先と交渉して借金に対して発生する「将来利息のカット」や、「原則3〜5年程度での完済」を目指す方法です。

任意整理を行うことで、 リボ払いの手数料もカットできる可能性があります。

将来利息をカットすることができれば、 毎月の返済負担が軽減され、毎月の返済できちんと元金を減らすことが可能でしょう

また、無理のない返済期間を設定することで、月々の返済額はさらに抑えられるかもしれません。

任意整理は、個人再生や自己破産と異なり、裁判所を通さず借入先と直接交渉をする方法のため、費用や期間も比較的少なく済みます。

任意整理について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

任意整理とは?デメリットと対処法から費用、期間まで弁護士が解説

リボ払いで救済制度(債務整理)を利用するデメリット

任意整理では、無理のない借金の返済が目指せますが、以下のデメリットには注意する必要があります。

デメリット
  • 信用情報に事故情報が載る(いわゆる「ブラックリストに載る」状態)
  • 元金を減額することはできない

債務整理を行うと、信用情報機関が扱う信用情報に事故情報が登録されます。これをいわゆる「ブラックリストに載る」状態といい、この 事故情報が残っている間(5〜10年程度)は、クレジットカードやローンの新規契約できなくなります

また、任意整理では利息のカットは可能ですが、元本自体の減額はできないため、元本の返済も見込めないようであれば、「個人再生」「自己破産」のようなほかの手段を検討する必要があります。

リボ払いの借金で、債務整理を考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。

払えないリボ払いは債務整理で減額できる|知っておくべきデメリット

過払い金返還請求をする

もし、 2010年以前に「キャッシングリボ」を利用していた人であれば、「過払い金返還請求」をすることで、払いすぎた利息が返還される可能性があります

過払い金が発生する条件は以下の3点です。

  • 2010年以前に借り入れている
  • キャッシングリボを利用している
  • 最後の取引から10年以内である

このすべての条件に当てはまる場合、キャッシングリボの返済において、過払い金が発生している可能性があります。

過払い金とは、2010年6月まで存在していた「グレーゾーン金利」で設定された支払う必要のない利息を払いすぎていた場合に請求できるものです。

ただし過払い金は、消費者金融などからの借り入れにおいて発生するもので、カード会社にお金を立て替えてもらう仕組みのショッピングリボでは発生しません

また、過払い金を返還請求できる期間は最後の取引から10年間であるため、それ以降の請求では時効が完成してしまい、返還ができなくなることとなります。

もし、キャッシングリボ利用による過払い金に心当たりがある場合には、早めの返還請求を検討しましょう。

リボ払いでの過払い金請求をするデメリット

キャッシングリボの過払い金返還請求においては、以下のようなデメリットが考えられます。

デメリット
  • 過払い金返還請求をしたカード会社は利用できなくなる
  • 過払い金よりも残高が多いと事故情報が登録される

クレジットカード会社にリボ払いの過払い金を請求すると、その会社との契約は解消されることがほとんどです。

また、その後もその会社のクレジットカードの利用ができなくなる点に注意が必要です。

また、過払い金が生じる場合でも、契約上の利用残高が残っている場合に過払金請求を行うと、信用情報機関の運用的に「任意整理を行った」ものと扱われてしまい、信用情報機関に事故情報として登録されます。

この場合でも過払い金を考慮すれば利用残高がなくなる場合には、数か月間で事故情報が抹消されることが多いですが、それまでの間は事故情報が残ります。

その間はクレジットカードの新規契約ができなかったり、利用しているカードの更新ができなくなることもあるため、注意した方がよいでしょう。

キャッシングリボの過払い金返還請求については、以下の記事でも詳しく解説しています。

リボ払いにも過払い金はある!請求できる条件と外せない注意点とは?

まとめ
  • クレジットカードのリボ払いは便利な面もありますが、一方で「手数料がかかる」「利用残高が把握しづらい」「返済期間が延びがち」といったデメリットもあります。

  • そのデメリットを理解して、リボ払いを利用する・しないを判断することが大切です。

  • リボ払いを利用する場合には、デメリットを回避するために、以下の点を押さえておくことが大切です。

    ・「残高スライド方式」はリスクを理解して利用する
    ・返済が終わらないうちにリボ払いを新たに利用しない
    ・利用残高を確認する習慣をつける
    ・「繰り上げ返済」や「一括返済」をして利用残高を減らす

  • リボ払いには、家計の管理をしやすい、毎月の返済を一定額に抑えられる、といったメリットもありますので、利用残高や返済状況をしっかり管理して賢く利用しましょう。

※本メディアは弁護士法人・響が運営しています
※本記事の内容は2022年8月17日時点の情報です。

借金減額診断とは?

ご自身の借入金額や返済状況をもとに、借金を減額できるか診断できます。

【借金減額診断の特徴】

  • 問合せ・相談実績43万件以上の弁護士事務所が運営
  • 匿名の回答OK!
  • 3つの質問に答えるだけ
監修者情報
澁谷 望
監修者:弁護士法人・響 弁護士
澁谷 望
弁護士会所属
第二東京弁護士会 第54634号
出身地
熊本県
出身大学
大学院:関西大学法学部 同志社大学法科大学院
保有資格
弁護士・行政書士
コメント
理想の弁護士像は、「弱い人、困った人の味方」と思ってもらえるような弁護士です。 そのためには、ご依頼者様と同じ目線に立たなければならないと思います。そのために日々謙虚に、精進していきたいと考えています。
[実績]
43万件の問合せ・相談実績あり
[弁護士数]
34人(2022年6月時点)
[設立]
2014年(平成26年)4月1日
関連記事