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任意整理してもクレジットカードを使うには?生活への影響を減らすには

2021.11.11 2021.12.08

任意整理によって借金の負担が少なくなるからといって、クレジットカードが使えなくなるのは不安…

そんな風に考えるのは当然でしょう。

そこでこの記事では、

  • 任意整理するといつまでクレジットカードが使えない?
  • クレジットカードが使えなくなる前にやるべきことは?
  • クレジットカードの代わりになるものは?

について弁護士が解説。

任意整理後の生活への不安を少しでも減らせるよう、詳しくお伝えしていきます。

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任意整理をすると約5年間クレジットカードは使えない

任意整理をすると、支払終了時(完済時)から約5年間クレジットカードが使えなくなる可能性が高いです。

なぜなら、任意整理は借入先には契約時に約束した義務を果たさないと判断され、信用情報機関に事故情報(いわゆる「ブラックリスト」)として記録が残るとして記録が残るからです。

信用情報機関とは、クレジットカードやローンなど、お金に関する個人の信用情報を取り扱う機関のこと。

カード会社やローン会社は借り入れやカード契約の際、この信用情報機関に問い合わせをし、契約申込者がお金を返済できるかなどの信用情報見てチェックします。

日本では3つの信用情報機関があり、どの機関にも任意整理の記録は支払終了時(完済時)から約5年間残ります(自己破産や個人再生は5〜10年)。

こうしてクレジットカードの審査が通らなくなってしまうのです。

いつからクレジットカードは使えなくなる?

任意整理の手続きの対象となったカードは、手続きと同時に強制解約されてしまいます。

また、任意整理の対象としていないカードは、当面は使用できる場合があります。

ただ、「途上与信」の段階で利用できなくなる(解約される)可能性があります。

用語集 途上与信とは?

別名、中間審査とも呼ばれ、カードを利用中の会員の信用を審査すること。

審査のときには、契約時と同じように他社の利用状況や延滞の有無や使いすぎ等をチェックします。

他社のカードで返済が困難なことが判明すると、自社の支払いも滞ることを懸念し、カードも解約する可能性があります。

いずれにせよ、クレジットカードが利用できなくなる可能性があるため、以下のような対策が必要です。

公共料金などの引き落としをしている場合は支払い方法を変更する

毎月の支払い、各種引き落としでクレジットカードを利用している人は注意が必要です。

具体的な引き落とし先としては、例えば

  • 家賃・月極駐車場代金
  • 公共料金
  • サブスク
  • ETCカード
  • Amazon会員
  • スマホ料金
  • ネット代
  • 各種会員料金

が挙げられます。

これらの料金をクレジットカードで支払っているなら、支払い方法を変えておく必要があります。

支払い先によって利用できる支払い方法は異なってきますが、コンビニ払い、直接振り込みなどが利用できるのが一般的です。

また、家賃や駐車場は、自動送金での支払いが可能なケースもあります。振り込む手間が省けますので、不動産会社に問い合わせてみましょう。

貯めたポイントも失効になる

使用中のクレジットカードが解約されてしまうため、それまで貯めていたポイントはすべて失効になります。

ただ、せっかく貯めたポイントです。

解約されて使えなくなってしまう前に、

  • 景品に交換
  • ポイント移行サービスを利用

など対策を立てましょう。

任意整理をしてもクレジットカードを使うには?

任意整理は、借り入れ先にとっては個人の信用を損ねる手続きのため、クレジットカードは使えなくなってしまいます。

よく「審査が甘いカード」の紹介がありますが、いずれの金融機関でも与信調査は必ず行います。鵜呑みにするのは危険です。

ただし、全くカード決済が使えないわけではありません。クレジットカードに代わる方法で、これまでどおり、カードでショッピングや引き落としできます。

代替手段にはデビットカード、家族カード、プリペイドカード、その他の方法があります。それぞれどのようなものなのか、解説します。

デビットカード

デビットカードとはどのようなカードなのでしょうか?

デビットカードとは、その場で銀行口座から引き落としできるカードのことです。

決済すると、すぐ口座から引き落としされますので、原則として審査はありません

VISAやJCBに加入しているため、使用場所もほぼクレジットカードと同じです。

他の人から見ても、クレジットカードなのかデビットカードなのか見分けがつかないことがほとんどです。

デビットカードのなかには公共料金の引き落としやETC付帯が可能なカードもありますので、自分の用途に合わせて選ぶことができるので便利です。

デビットカードの注意点としては、即時決済ですので、リボ払いや分割払いは利用できません

また銀行口座に残高がなければ利用できない点は注意しましょう。

家族カード

家族カードとは、カード会社の本人会員の家族が利用できるカードで、契約している本人会員と同様に付帯サービスが受けられるというものです。

年会費も本人会員よりも割安であったり、無料であったりするので、お得なカードでもあります。

気になる審査ですが、信用情報はあくまでも主所有者である本人会員の信用で判断されるため、家族カードを申し込んだ本人の審査はありません。

カードの機能としては、クレジットカードと同じですし、本人会員に比べて受けられる付帯サービスは少なくなることもありますが、ほぼ同じサービスが受けられます。

ただし、家族カードは、あくまでも本人会員のオマケのような位置づけのカードです。

そのため、クレジットカードの引き落とし口座は本人会員の口座に設定されています。(※引き落とし口座を家族それぞれの口座に設定できるカードもあります)

もちろん、利用明細は主所有者に知られることになるため、プライバシーが保たれないプライバシーが保たれないのは難点といえます。

プリペイドカード

プリペイドカードとは、利用者があらかじめ専用のカードに現金をチャージして、その範囲内で使用できるというものです。

クレジットカードと同じようにカード会社の加盟店で利用できます。

また、最初に入金してから使い、使用範囲も決まっているため審査がありません

プリペイドカードがVISAやJCBに加入しているものなら、ショッピングをするときにはクレジットカードと同じように使えます。

ただし、原則として公共料金の支払い等には利用できません

デビットカードと似ていますが、プリペイドカードは入金する手間がかかります。

こまめに残高の管理が必要です。

その他の代替手段

その他の代替手段として、LINE PAYやPayPayなどスマホ決済も活用できます。

スマホを持ち歩いている人が多いですし、近年は利用できる店舗も増えています

利用するときには、銀行口座に接続できることが条件です。アプリと口座が連携できているのか、しっかりと確認しておきましょう。

ただし、アプリによって使用できない店舗などがあります。

いざというときにあわてなくてすむように、複数のアプリや決済方法を準備しておき、組み合わせて使うと良いでしょう。

また、スマホに多くのデータが入っており、スマホそのものがお財布でもあります。

  • スマホはしっかりとロックしておく
  • 紛失したときしてしまったときには、スムーズに利用停止の依頼ができるよう準備しておく

ことが大切です。

任意整理後にクレジットカードを作るときの注意点

基本的に任意整理の支払終了時(完済時)から5年経つと、再びクレジットカードの利用が可能になります。

とはいえ、すぐに申し込むのは避けた方が良いでしょう。

その理由は、約5年間、信用情報機関に記録が残っていないから。

信用情報機関には、任意整理や滞納のような事故記録だけでなく、毎月のクレジットカードやカードローンの利用状況も記録されています。

しかし、任意整理後に「事故」の記録が消えたとしても、クレジットカードがないため、どのようにカードを使っていたのか、いるのかといった記録がまったくないことになります。

この記録のことをクレヒスといい、記録のない人のことを「ホワイト」といいます。

クレジットカードを申し込むときには、必ず信用情報をチェックします。そのとき、まったく記録がない「ホワイト」では、不審に思われる可能性があるのです。

また、あわてて申し込んで審査に落ちてしまうと、約半年間記録が事故情報として残ってしまいます。これでは5年待った意味が無くなりますよね。

クレジットカードを新たに申し込むときには、以下のポイントに注意しましょう。

信用情報機関に問い合わせる

クレジットカードが必要ならいきなり申し込むのではなく、まずは自分の信用情報がどのようになっているのか、確認すると良いでしょう。

信用情報機関には、CIC、JICC、KSCの3つの機関があります。

3つの信用情報機関では、それぞれ、自分の信用情報を開示してくれます。それぞれの開示方法について紹介します。

信用情報機関開示方法
CIC 申し込みは、インターネット(パソコン・スマホ)、郵送、窓口
手数料は郵送では1,000円、店頭では500円
JICC 申し込みは、スマホ、郵送、窓口。
手数料は郵送では1,000円、店頭では500円
KSC:郵送のみ、手数料は1,000円
KSC 郵送のみ、手数料は1,000円

いずれの請求方法でも結果が届くまでは1週間から10日ほどかかります。

利用限度額を大きくしない

信用情報に履歴がない「ホワイト」の状態で多額の利用限度額を設定すると、審査落ちの対象になってしまいます。

できるだけ利用限度額を低くして、申し込みましょう。また、キャッシング枠をつけないことも審査落ちを避けるのに役立ちますよ。

クレジットカードは便利ですが、利用限度額が多額になると、再び債務整理をするような状況に陥らないとも限りません。

そのような状況を迎えないためにも、返済できない状況をうまないようにしておくと良いでしょう。

複数のクレジットカード会社に同時に申し込まない

短期間に複数のクレジットカードに申し込む(いわゆる多重申込)のも避けるべきでしょう。

クレジットカード会社が以下のようなリスクを恐れ、審査に通過しない可能性があります。

  • 支払いを滞納する(貸し倒れになる)可能性がある
  • カードを持っていても利用されない

信用情報機関には、クレジットカードの申し込みをした事実も約6ヶ月間残ります。

一度に申し込むのは多くても2枚程度とし、さらに他のカードに申し込む時は6ヶ月以上空けるようにしましょう。

任意整理でクレジットカードが使えなくなるのが不安な方へ

私たちの生活のなかで、今やクレジットカードは必需品ともいえるため、クレジットカードが使えなってしまったら…、不安に感じる人も多いようです。

とはいえ、借金の返済が苦しい状況をそのまま放置することだけは、避けなければなりません。

また、たとえ任意整理をしない場合であっても、借金を一定期間以上滞納してしまうと、信用情報機関に事故情報として記載される可能性もあります。

万が一、任意整理をしてクレジットカードが使えなくなったとしても、デビットカードや家族カードやプリペイドカード等の代替手段もあります。

任意整理後一定期間が経過をすれば、いずれクレジットカードは利用できるようになります。

クレジットカードを使う・使わないで悩むよりも、まずは借金の悩みを解決することの方が先なのではないでしょうか?

借金の悩みをどうやって解決したらいいのか分からない方もおられると思います。そのようなときは、弁護士に相談してみましょう。

弁護士は生活を立て直したいという人たちに対して、無料で相談を受け付けています。

どのように解決すれば良いのか、自分にあった債務整理方法についても知ることができますので、ぜひ活用してみましょう。

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2014年(平成26年)4月1日
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