1. ホーム
  2. 自己破産
  3. 免責決定書はどんな時に使う?失くしてしまった場合は?
2020.02.06
9,061 views

免責決定書はどんな時に使う?失くしてしまった場合は?

裁判所で自己破産手続きがすべて終了すると、裁判所から免責決定書(正式には免責許可決定正本)と呼ばれる書面が送付されます。

免責決定書はどんな時に使う?失くしてしまった場合は?

免責決定書は、弁護士に手続きを代理してもらっていた場合、弁護士のもとへ届けられ、弁護士から依頼者に、原本またはその写しが手渡されます。

では、この免責決定書はどんな時に使う書面なのでしょう?また、失くしてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

免責決定書の用途について

免責決定書は、破産者に対して免責許可が出たことを裁判所が証する書面です。普通に生活していれば使うようなことはほとんどありません。

強いて使用する場面を挙げるならば、

  • 生活保護費を申請する際、過去に免責決定を得ていることを証する場合
  • 自己破産手続きにおいて債権者の抜けが生じていた際、その債権者に対して免責決定の事実を示す場合

などがあります。どちらにしても、そこまで重要となる書面ではありませんが、何かあったときのために手元に取っておくと良いでしょう。

また、免責決定書の他にも、免責決定の確定を証する「免責許可決定確定証明書」という書面もあります。こちらは自動的に交付される免責決定書とは違い、免責決定から1ヶ月以上経過した後に申請することが可能な書面です。

こちらの書面は、免責の確定を証明する際に利用します。単なる決定とは違い、確定を証するため、免責決定書よりも証明力が強い書面になります。

免責決定書を失くしてしまった場合は?

それでは、免責決定書が必要になる場面に遭遇したのに、免責決定書を失くしてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?この場合は、自己破産を申し立てた裁判所に対して再発行の申請をすれば、再度取得することが可能となっています。

また、この場合は「正本」ではなく、「謄本」の交付請求で事足りることがほとんどです。正本を再取得するには正当な理由が必要となりますが、謄本であれば当事者は特に理由もなく請求可能となっています。

正本と謄本の違いは、謄本は正本のコピーであるというだけです。たとえ謄本であっても裁判所の証明印が押されるため、違いはほとんどありません。

なお、手数料として1枚につき150円の収入印紙が必要です。免責決定書はほとんどが1枚で構成されていますので、手数料は150円か多くても300円です。

弁護士に預けていた場合は?

では、免責決定書自体を弁護士に預けていた場合はどうでしょうか?この場合、弁護士が記録を処分していなければ、弁護士から送ってもらうことも可能です。

ただし、弁護士の記録保管義務は最低3年とされているため、すでに免責決定から3年以上が経過している場合、書類自体が破棄されている可能性が高いです。

こういった場合は、上記の再取得の手続きが必要になりますので、自身で行うか、弁護士に手伝ってもらうのが良いでしょう。

弁護士に依頼すると何が良いの?

  • 借金解決方法を個別に提案してもらえる
  • 相談は何度でも無料
  • 24時間、土日も含め対応可能

関連する人気の記事

  • 2度目の個人再生はできる?
    2度目の個人再生はできる?
    過去に1度、個人再生を申し立てたことがあったとしても、再度の個人再生を申し立てることは可能です。 また、個人再生による返済中であっても同様に、再度の個人再生を申し立てることが可能となってい…
  • 報酬相場
    報酬相場
    専門家へ債務整理の依頼をするのであれば、どうしても気になってしまうのが専門家へ支払う費用です。ただでさえお金に困っているのが債務整理問題ですので、費用の内訳と相場をしっかり確認してから依頼…
  • クレジットカードのリボ払いとキャッシングの違いは?どっちがお得?
    クレジットカードのリボ払いとキャッシングの違いは?どっちがお得?
    「クレジットカードのリボ払いとキャッシングの違いを知りたい」「買い物をするとき、リボ払いかキャッシングのどちらを利用したほうがお得?」 クレジットカードには、ショッピング(買い物)ができる…